(これからしばらくは、今年5月に開講する通学講座、甲種ガス主任受験対策講座「プレミアム塾」で使用する問題をアップします。講座に参加されない方も、活用してください。
ガ甲乙18 漏えいの原因・予防
漏えいの原因・予防についての記述について、誤っているものはいくつあるか。
a 漏えいの主な原因には、材料の不備・劣化、腐食、地盤の変動、地震、温度変化、車両・他工事等の諸荷重、施工不良などが上げられる。
b 漏えいの予防対策は、圧力・管種・故障形態等を考慮して、対象設備の絞り込みと対策の優先順位付けを行う。対策を効果的・効率的に実施するためには、リスクマネジメント手法が有効である。
c リスクマネジメント手法は、故障の発生頻度の大小から対策を考える手法である。
d ネズミ鋳鉄管と白管を新規に埋設することは禁止されているが、黒管については禁止されていない。
e 導管の故障の形態には、亀裂・折損、腐食及び継手ゆるみがあり、これらに対応して更生修理を3種類の平常時漏えい予防工法と地震時の導管の故障に対応する1種類の漏えい予防工法に分類されている。
① 0 ② 1 ③ 2 ④ 3 ⑤ 4
解答解説 解答③
c リスクマネジメント手法は、故障の発生頻度と影響度の大小から対策を考える手法である。
d ネズミ鋳鉄管と白管、黒管を新規に埋設することは禁止されている。
白管:亜鉛メッキによる防食を施した鋼管、 黒管:メッキによる防食を施していない鋼管
テキストP235~237 を参照