目指せ!甲種~ガス主任技術者試験

ガス主任技術者試験合格を目指す方への支援ブログ

ガス主任直前対策シリーズ5~付臭剤

2019-09-22 05:50:26 | 2019直前対策

 都市ガス工業製造編が昨年10月改訂になり、今回が初回の試験です。今回はその一部を紹介します。付臭剤は従来、TBM、THT、DMSの3種類がありましたが、これにシクロヘキサンが追加になりました。シクロヘキサンの特徴は、硫黄を全く含まないこと。閾値が非常に大きいことです。また、下蘭の特徴も覚えておきましょう。

 それに、TBMとDMSの特徴も変更になっています。TBMは温泉のようなにおい、DMSは青海苔のようなにおい、となっています。

 


ガス主任直前対策シリーズ4~燃焼反応式

2019-09-19 05:38:45 | 2019直前対策

 <<燃焼計算の基礎>>

 試験に必要な燃焼計算の式は以下の通りです。ただし、反応前後の係数は数字を覚えるのではなく、算出方法を覚えておきます。

 メタンなどの炭化水素の燃焼反応は、炭化水素+酸素→二酸化炭素+水蒸気 です。これを覚えて、あとは、出題があったら、自分で係数を計算していきます。コツは、右辺、左辺とも原子の数を等しくすることです。二、三度練習しておけば、反応前後の係数を覚えておく必要はなくなります。 

 なお、一酸化炭素と水素の燃焼反応は、簡単ですから、個別に覚えておきます。


ガス主任直前対策シリーズ3~物質の三態と潜熱・顕熱

2019-09-16 05:49:12 | 2019プレミアムセミナー

 基礎理論から物質の三態変化。氷(固体)から水(液体)、水蒸気(体)へと変化する物質は、熱を加えていくと、温度が上昇するときと、温度一定で物質が変化するときがあります。

 前者は顕熱(けんねつ)、後者は潜熱(せんねつ)と言います。顕熱は温度計で変化が見れますね。潜熱は氷から水、または水から水蒸気へと変化するときです。吸収式やGHPなどの中ではこの物質の変化が頻繁に行われています。それだけ潜熱は顕熱に比べて大きいということです。