目指せ!甲種~ガス主任技術者試験

ガス主任技術者試験合格を目指す方への支援ブログ

2020年度合格者発表とプレミアム塾の成績

2020-12-20 06:04:12 | 2020プレミアム塾

 金曜日に、今年のガス主任技術者試験の合格者発表があった。この発表は、私が主催している「プレミアム塾」の運営にも大きく影響するため、注目している。

 今年の甲種の合格率は、10.5%。昨年は確か6.6%だったから、だいぶ平年に近い線まで戻ってきた。それでも平年は10~15%ほどだから、それよりは低い結果であった。乙種・丙種はほぼ例年通りだ。

(ガス機器検査協会ホームページより 2020.12.20)

 さて、我がプレミアム塾はどうだったか。発表前日に合格者は連絡を入れて、とお願いしておいた。当日2名の方から連絡があった。プレミアム塾は、甲種のみ、最初は20名の受講生に入学して頂いたが、8月末の有楽町での集合模試の受験生は関東地方8名。遠隔地の方は通信で受験していただき、合わせて10名が受験した。従って最後まで学習された方の合格率は20%。まずまず、全国平均の2倍だ。正直、ホッとした。

 模試の内訳をみると、受験生10名のうち、70点以上が3名、2名の合格者は74%以上である。模試上位者が合格したいる。やっぱり学習量は嘘をつかないな。

 この結果、Zoomプレミアム塾は、次年度も開催することを決めた。来年になったら、ランディングページを更新して、受講生を募集しよう。


卒論で資格試験の学習法を書く

2020-12-01 07:05:48 | 学習法
 産業能率大学に編入して2年、この大学に入ったのは、資格試験と動機付け等を学習したかったためだ。そして相当文献を読んだ。10月に入って卒論を書き始めた。私のテーマは(仮)「資格試験の効果的効率的学習法」だ。9月までの準備講座で、骨格ははできてるから、まずは、論文の中心となる部分、仮説とその検証から。
 
 仮説1は、資格試験の学習の際、どのくらいの時間学習すれば合格するか知りたい。おそらく、合格率と学習時間には相関関係があるはず。この関係がわかれば、累計の学習時間、ひいては、学習期間が求められる。計画的に学習できるというものだ。
 
 そして、さっそく、人気のある試験の合格率と学習時間を調べる。合格率は試験機関から発表されているが、学習時間は公的なものはない、難渋するかと思っていたら、今はネットでいくらでも拾える。受験予備校が出しているのだ。むろん1個1個のデータは信頼性は怪しいが、数多く集まればいいだろうと思い収集。そしてグラフにしてみた。
 
 
 結果、見事な反比例の関係ができた。関係式は指数関数でなじみがないがね。学習時間が3千時間台の試験は、弁理士、司法書士、不動産鑑定士、1千5百時間台は中小企業診断士、1千時間台は、社会保険労務士、電験3種、気象予報士、7百時間台は行政書士、自分の経験と感覚が合うね。
 
 このグラフの新たな発見は、試験の合格率が10%を下回ると必要な学習時間は急激に上昇することだ。これから、私が指導しているガス主任技術者甲種は、合格率が10%前後だから8百時間となる。もちろん個人差はあるが。
 
 そして中間報告として産能大の先生にこれを報告。時々報告して、内容をチェックして頂く仕組みだ。