El Cielo Azul de YOKOHAMA

青い空 白い雲 どこまでどこまで続く
僕の夢は高く 雲を越えてゆくよ

世界で一番 BONNIE YOKOHAMA

笹舟流し

2007-06-18 | 9.WEBLOG
少し前、笛吹の温泉街へ行った。
日帰り、戦闘(笑)が目的だったので慌ただしかったが、
帰りの特急を遅らせて田舎町を歩いた。

自分が子供の頃には、大きな川でよく遊んだ。
生き物や植物や、様々なものに直に触れ
音を聴き、風を感じ、太陽の陽射しを浴びた記憶は今もしっかりと身体中に残っている。

書院造りの保存旧家や公園
大きな温泉ホテルの庭
ワイン工場を回って
小さな水晶屋でアメジストの結晶体を買った。

その町の用水路には大きな錦鯉がいた。
立派な鯉だが、大きく育っているのは
用水路に流れる温泉、温水のせいだろうか?

小学生の子供と二人で歩いた。
子供と歩くことなど殆ど無い。

川の土手に生えた笹の枝を折り
笹舟を作った。
笹舟の作り方を教えた。
それから流れの速い用水路に浮かべて
町の中を追いかけた。

大きな鯉に邪魔され、つつかれ
二艘の笹舟は競争を続けて行く。

自分も親父に教えて貰ったんだっけ
そして
自分の子供には何も教えていないことに気付く。
いいのか? それで・・・。

のどかな温泉町で笹舟を作ったことを
この子供も憶えているのだろうか
これからずっと。

駅前の小さな土産物屋で海苔巻きを買い
駅のホームの中程にある
小さな待合の中で食べた。

ゆっくりと時間を使うこと

何にも邪魔されることなく
自由な、そして贅沢な時間の使い方だ。

数百円の海苔巻きを二人で頬張る

贅沢というのは
お金ではない
贅沢というのは
時間なんだと
改めて思った石和の温泉でした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Google Adsense

<script async src="//pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js"></script> <script> (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); </script>

Google Adsense 20150916

<script async src="//pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js"></script> <script> (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); </script>