安倍政権 竹島の日で韓国朴政権にシグナル

２０１３／０２／１７

政府は、22日に開催される島根県主催の「竹島の日」式典に、島尻安伊子内閣府政務官を派遣する方針を固めた。政府関係者が16日、明らかにした。同式典に政府関係者が出席するのは初めて。領土問題に対する安倍政権の毅然（きぜん）とした姿勢を示す狙いがあるが、韓国側の反発も予想される。(時事通信)

　安倍晋三首相は日韓関係に配慮し、自民党が昨年の衆院選公約に盛り込んだ政府主催式典の開催を今年は見送っている。一方で、「領土・領海・領空を断固守る」という内閣の姿勢を内外に示す必要もあり、島根県主催式典への政務官派遣でバランスをとりたい考えだ。
　一方で首相は、韓国で２５日に行われる朴槿恵次期大統領の就任式に麻生太郎副総理兼財務相を特使として派遣する方針も固めた。ただ、島根県主催式典への政務官出席に韓国が反発する可能性もあり、政府高官は１６日、「特使派遣は竹島の日の韓国の反応次第だ」と語った。【朝日弘行、飼手勇介】



まことに見事な安倍政権のバランス感覚、既に政府は、公約である政府主催の政府主催式

典を今年は見送って、韓国新政権に配慮をしている。外交は相手と自分の主張をどう調整

するかに尽きる。今度は日本側の国内事情に韓国朴政権がどう反応するか。

北朝鮮情勢の緊迫化する中、日韓に大人の関係が築けるかどうか、韓国マスコミや国内の

強硬派を押さえる知恵があるか、朴大統領の手腕を見極める機会と捉えたい。

日本の反日マスコミもやたら騒ぎ立てることをせず、じっと事の成り行きを見極める時で

ある。