安倍オバマ会談 センチメンタルジャーニー

２０１３／０２／２４

この度の首脳会談、日本は日米関係強化を印象付けることで中国を牽制したかったところ

だが、オバマ民主党政権の腰の引けた対応が目立ち、結果は中国を勢いづかせることにな

るだろう。

望むらくは、実質的に自衛隊と米軍との軍事的な連携強化を図ることで、尖閣での中国の

動きを封じ込めるしかない。

残念ながら、オバマの東アジアの軍事的安定への関心は薄く、米国内の経済的な中国との

繋がりを維持・強化することだけに関心があるようにみえる。

米国がこのていたらくでは今後の日中・米中の突発的な軍事的な衝突リスクはむしろ高ま

ったとみるべき。

翻り、日露関係の改善が進むにつれ、米国は日本への関心を再び強め次期共和党政権の下

で、日米関係は修復されていくだろう。

共和党政権の新大統領の下で晩餐会を開いていただけるのでは。楽しみに待つとしよう

か。

安倍首相は冷淡な米国の対応は織込み済であろうし、米国を利用しつつ、属国から脱却

し、真の日本の独立を目指してほしい。

そのためには、憲法改正、経済力強化、為すべきことは多い。

やっぱり、自国の安全を他人任せ・他人頼みの国は尊敬もされず、軽蔑されるだけであ

る。

安倍首相にとり、センチメンタルジャニーであるべき旅　よもや凱旋将軍は気取らないと

思うが。