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明石歩道橋事故副署長判決 警察と検察の馴れ合い感ずる

2013-02-20 20:07:35 | 日記
2013/02/20

歩道橋事故強制起訴裁判 実質無罪
2月20日 17時3分
12年前、兵庫県明石市の歩道橋で花火大会の見物客11人が死亡した事故を巡り、警察署の元副署長が検察審査会の議決によって強制的に起訴された裁判で、神戸地方裁判所は「元副署長に警備上の過失責任はない」として、実質的に無罪と判断する判決を言い渡しました。

平成13年、花火大会の見物客で混雑した兵庫県明石市の歩道橋で、大勢の人が折り重なって転倒し、子ども9人を含む11人が死亡、200人余りが重軽傷を負いました。
明石警察署の警備副本部長だった榊和晄元副署長(66)は、検察の捜査では不起訴になりましたが、3年前、検察審査会の議決によって業務上過失致死傷の罪で強制的に起訴されました。
20日の判決で、神戸地方裁判所の奥田哲也裁判長は「歩道橋の混雑が激しくなった段階で機動隊を出動させていれば、事故を防げたが、当時、警察署の中にいた元副署長は、現場の警察官からの無線交信などで歩道橋の規制が必要であることをうかがわせる報告を聞いておらず、事故の危険を予測できなかった」と述べ、元副署長に警備上の過失責任は認められないとして、実質的に無罪と判断しました。
さらに強制的に起訴された時点で、業務上過失致死傷罪の当時の5年の時効が過ぎていたと判断して結論に当たる主文は「無罪」とせず、時効成立を理由に裁判を打ち切る「免訴」を言い渡しました。



警察と市役所の連携の悪さによる警備計画の不備

不備な警備計画に基づく杜撰な警備

警備の現場責任者とバック管理者の意思疎通の悪さ指示系統の欠落・無責任体制

おそらくリスクの認識のない警備計画ではなかったか、もしあったなら、入場者が増えて

きた時点で当然入場制限をかけるはず。

警察と市役所の漫然とした仕事振りがこれほどの大事を引き起こしてしまった。

少なくとも杜撰な警備計画であるなら行政法上の不作為があったことにならないのか。

当時警察署内のバック担当であった副署長にも大きな管理責任がある。お飾りで管理職が

いるわけではなかろう。

事あるときの責任者ではないのか。

検察と警察の二つの役所の馴れ合いが極めて強く印象付けられる事の成り行き。

勝手に引っ張っておいて時間切れ免訴とは何事か?

プロレスの場外乱闘で両者リングアウトの時間切れドロー試合のような後味の悪さが残

る。

裁判官が沖識名かジョー樋口のような役者に見えてきた。

官製試合に気分が悪くなる。