柏井壽 著 PHP文芸文庫 2023年 9月21日 第一刷
この著者の京都を舞台にした小説、とても好き。
京都の言葉も自然だし、料亭だけあって出てくるお料理も美味しそう。
同じ著者の『鴨川食堂』でも言えること。
事件が起こっても血なまぐさい事にはならないし、綺麗におさまる。
味くらべというだけあって、老舗料亭『糺ノ森山荘』では、腕のたつ料理人二人を板長の座をかけて折り折に料理対決させる。
2人の個性の違いもなかなかに面白い。
文章で想像するだけでも、おいしそうな物が並ぶ(笑)
この料亭の女将の明美は、三本鳥居で有名な蚕ノ社、正式名『木嶋神社』を信奉していて何かにつけてお詣りに行く。
私も行こう、行こうと思いながらなかなか行けない蚕ノ社。 行かねばな―。
そして、明美(朱堂明美)の夫である朱堂旬の出番がやけに少ないなーと思っていたら、なんのことはない、同じ著者の別シリーズ『京都下鴨なぞとき写真帖』のほうが、旬さんメインだった。
同じところを舞台に、妻と夫で別シリーズの話を紡いでいるから、ちょっと間が開くと混乱してしまうお年頃(苦笑)
この著者の京都を舞台にした小説、とても好き。
京都の言葉も自然だし、料亭だけあって出てくるお料理も美味しそう。
同じ著者の『鴨川食堂』でも言えること。
事件が起こっても血なまぐさい事にはならないし、綺麗におさまる。
味くらべというだけあって、老舗料亭『糺ノ森山荘』では、腕のたつ料理人二人を板長の座をかけて折り折に料理対決させる。
2人の個性の違いもなかなかに面白い。
文章で想像するだけでも、おいしそうな物が並ぶ(笑)
この料亭の女将の明美は、三本鳥居で有名な蚕ノ社、正式名『木嶋神社』を信奉していて何かにつけてお詣りに行く。
私も行こう、行こうと思いながらなかなか行けない蚕ノ社。 行かねばな―。
そして、明美(朱堂明美)の夫である朱堂旬の出番がやけに少ないなーと思っていたら、なんのことはない、同じ著者の別シリーズ『京都下鴨なぞとき写真帖』のほうが、旬さんメインだった。
同じところを舞台に、妻と夫で別シリーズの話を紡いでいるから、ちょっと間が開くと混乱してしまうお年頃(苦笑)
三本鳥居、昔は水があったし、土用には足を水につけに行ったものです。
地下鉄天神川御池からもさほど遠くはないはずです。
嵐電の駅もありますが。
いいなぁ。 いかにも京都人っぽくて(笑)
今は三本鳥居の周りはぐるっと囲みができていて近づけないと聞きますが。
嵐電に乗ってて、これは乗るまでもなく歩いてもすぐだな、と思いながら全然実現していません。
京都の三大珍?鳥居のひとつらしいので、ぜひ実物を観に行かねば。