
子供の頃、母のような生活は送りたくないと思っていた。
サラリーマン家庭の専業主婦。安月給で汲々してただろうに、家にいた。
勿論、あの時代、今ほど家庭の妻が外で働く、というのも少なかったけれど。
父はしょっちゅう転勤もしたし、出張で家を空けることも多かった。
覚えているわ。 月末の給料前になるとお金がないんだろうね。
父が出張なのを幸い、おにぎりと味噌汁と、卵焼き、なんていう夕飯があったことも。
兄と私と母の三人で食事するのに、なんだかおかずの量が少なくて。
母は『これ食べなさい』って、自分のお皿から私たちに分けてくれた事を。
特別貧乏でもなかったけれど、勿論、裕福な家庭ではなかった。
私はドンくさい落ちこぼれの女の子で、これと言って人様に誇れることもないまま
大人になった。
ただ、子供の頃からなんとなく母のような生き方はしたくないと思っていた。
自分に何が出来て、何が出来ないかもわからないくせに、専業主婦でいることがとても『可哀想な事』くらいに感じていた。
母さんみたいになりたくない、と思っていたのに、全く同じ道を歩いている。
私はなんて不遜な女の子だったんだろう。
専業主婦でいるってことは、これはこれで結構大変なことなんだ、と今の私は
理解できる。 手を抜こうと思えば際限なく出来るかもしれないけれど、そうでないように頑張っても、これまたキリがない。
決められた給料の中で、いろんな工夫をしてプロの料理人であったり、プロの掃除人であったり、プロの保健婦さんであったり・・・プロの経済人であったりするのだ。
けど・・・当たり前すぎて報われない。そんな虚しさを感じつつ、己を律するのって
大変なんだ、と思い知る。
そして知った上で、晩年の母のような人・物・金に執着した生き方だけはしたくないと思う。
家庭には結婚して子供が生まれて、成長していく『拡大期』と、やがて子供が家を出て夫婦二人っきりに戻ったり、どちらかが欠けたりする『縮小期』があるという。
私はぼちぼちその縮小期に入っているのだから、身の回りを整理して、いろんな思いも捨て去っていければいいな、と感じている。
という私の今週の課題曲
未来予想図Ⅱ ドリカム吉田美和 & LOVE ジョン・レノン
サラリーマン家庭の専業主婦。安月給で汲々してただろうに、家にいた。
勿論、あの時代、今ほど家庭の妻が外で働く、というのも少なかったけれど。
父はしょっちゅう転勤もしたし、出張で家を空けることも多かった。
覚えているわ。 月末の給料前になるとお金がないんだろうね。
父が出張なのを幸い、おにぎりと味噌汁と、卵焼き、なんていう夕飯があったことも。
兄と私と母の三人で食事するのに、なんだかおかずの量が少なくて。
母は『これ食べなさい』って、自分のお皿から私たちに分けてくれた事を。
特別貧乏でもなかったけれど、勿論、裕福な家庭ではなかった。
私はドンくさい落ちこぼれの女の子で、これと言って人様に誇れることもないまま
大人になった。
ただ、子供の頃からなんとなく母のような生き方はしたくないと思っていた。
自分に何が出来て、何が出来ないかもわからないくせに、専業主婦でいることがとても『可哀想な事』くらいに感じていた。
母さんみたいになりたくない、と思っていたのに、全く同じ道を歩いている。
私はなんて不遜な女の子だったんだろう。
専業主婦でいるってことは、これはこれで結構大変なことなんだ、と今の私は
理解できる。 手を抜こうと思えば際限なく出来るかもしれないけれど、そうでないように頑張っても、これまたキリがない。
決められた給料の中で、いろんな工夫をしてプロの料理人であったり、プロの掃除人であったり、プロの保健婦さんであったり・・・プロの経済人であったりするのだ。
けど・・・当たり前すぎて報われない。そんな虚しさを感じつつ、己を律するのって
大変なんだ、と思い知る。
そして知った上で、晩年の母のような人・物・金に執着した生き方だけはしたくないと思う。
家庭には結婚して子供が生まれて、成長していく『拡大期』と、やがて子供が家を出て夫婦二人っきりに戻ったり、どちらかが欠けたりする『縮小期』があるという。
私はぼちぼちその縮小期に入っているのだから、身の回りを整理して、いろんな思いも捨て去っていければいいな、と感じている。

未来予想図Ⅱ ドリカム吉田美和 & LOVE ジョン・レノン
≪母は『これ食べなさい』って、自分のお皿から私たちに分けてくれた≫
やはり楽母さんの時代はいい時代ですよね。
私の子供の頃は、日本中が米にも不自由し、卵などは最高のぜいたく品でした。
あの頃の母親は自分の分を減らして子供に与えていましたね。
≪手を抜こうと思えば際限なく出来るかもしれないけれど、そうでないように頑張っても、これまたキリがない≫
そんなこと男は充に分解っているのですよ。感謝の気持を口に出さないだけです。
≪私はぼちぼちその縮小期に入っているのだから≫
楽母さんはまだぼちぼちだからいいですよ。私など・・・。
↓
充分に
ウチは主婦業が苦手…嫌いやしできない…
その代わりデパガという大好きな仕事に巡り合えた…と、思っている
主婦業をやりこなすちゅうのも大事な天職やと思うし~♪
家庭をしっかり守ってる主婦は尊敬♪
昨日、ippuさまのところで、あやふやな日本語、乱れてるのを書いてしまってごめんなさい。
ずい分以前のAERAで、女優の高峰秀子さんが、豪華な衣装も飾り物も処分して、夫婦ふたりきりの生活のために、食器も椅子なんかの家具もみんなふたつだけにして規模を小さくして暮らし始めていると書いていたのを読みました。ああいうの理想です。実家は使いもしないものに囲まれて広い家を無駄に物置にしています。母が亡くなったら、誰が処分するというのでしょう。いろいろ溜め込んでも本人が何もわからなくなってしまって。
そんな未来になりたくないな、と。
でも、ほんとは家事も出来る人だと睨んでる(笑)能ある鷹はなんとやら、で隠してるだけなんじゃないかと。
デパガ、私も好きでしたよ。なんのかんの言いつつ流行の最先端にいられる訳だし、綺麗な夢のある職場ですもん。でも、楽母も仕事内容より対人関係に振り回されたものでした。
母は家事に向かない人でよく私と弟を放って遊びに行くような人でした。
羽振りの良かった時代、父も遊んでいましたからその腹いせだったのでしょう・・。
子供心に絶対あんな親にはなりたくないと思っていましたっけ・・。ところが・・あはは~(汗)同じ道をたどっているかもしれないです・・
っと言うことは・・我が娘もそんな風に思っているのかしら(爆)
自分が同じ年齢になって初めて見えてくることって多いです。ふと思うんですよ。台所に立って涙ぐんでた母はあの時なにを思っていたんだろうなんてね。
このような話題にまでお邪魔します
私の場合は予想というより、ああなってこうなって・・・っと未来希望、ひどいときは未来妄想になってしまう段階です。
ただ余分なものを削り取った生活にはあこがれます(体の脂肪を含めて・・・)
世の中にはいろんな母親像や女性像があって、それぞれの視点で物事を捉えて考えているからおもしろいんだと思います。
あれ?なんか変な文になっちゃてすいません・・・。
つまり、、みんな違ってみんないい!ってことです。
んんんんん、なんか私ずれててすいません。
仕事行きます。。。
ちょっと遊び疲れ???
今日は、主婦業に戻って、洗濯物の山と格闘していま~す!
知り合いの知り合いのお姑さんが、亡くなるとき「財産目録」(?)みたいなものを残してくれていて、とっても有難かったそうです。
そんな話を聞いて、知り合いは早速、目録づくりを・・・。
生命保険や定期貯金、名義人や受取人のこと・・。
どこに何が収められているのか等など・・・。
私たちも、そういう年令になってきているんですよねぇ~~!
ある日、突然に何が起きるか分からない。。。
信頼して経理を任せてた人に使い込みされ、
以来、それまで働いた事のない母親が、税理士に教わりながら、事務所に行き、経理をするようになりました。母はずっと専業主婦だったけど、負けん気の強い性格なので、呑み込みも早かったみたいですが、女学校を出て、和裁の学校に行き、そのまま結婚して、働いた事無かった人なので、家と仕事で大変だったと思う。
それを見てたので、私は何の迷いも無く専業主婦を選んだし、それで満足してました。
・・が、同窓会に行き、仕事を頑張った人を見たらぬるま湯人生が、ちょっと悔やまれる・・