さみしんぼ 3

楽母、ナンパされました（爆）
ええ、お若い方からみれば充分なおばちゃんですけど・・・75歳くらいのかたからすれば、かなりお若い女性（汗）

ちょっと長い間、ウォーキングを続けていて、疲れちゃったんですよ。
ちょうど携帯にメールも届いてまして。　私、歩き電話や歩きメールは好きじゃないので、大〇の通りに面したところに誰でも自由に座れる・・一休み席があるのですが、そこで座ってメールの返信をしていました。　ついでにブログも覗いていたら・・・。

真隣に、75歳くらいのおじさま。
「携帯代はずいぶん高くかかりますか？」って。
私、携帯持ってからずい分経つので基本料は安くなってますし、インターネットは一定料金払えばいくら使ってもゼロ、という契約。前にもお話したとおり、電話ってほとんどないですし、これだけじゃんじゃん使う割には安いと思ってます。なので
「そんなに思うほど高くもありません」と答えたの。

そうしたら・・・
延々喋りかけてくるんです。　自分も以前は携帯を持っていたがあまりにも高くつくので契約を解除した、とか、解約料金があほほど高かったとか。　息子が東京にいるだの、自民党本部や政府？に電話するけど「ちょっとお待ち下さい」と延々待たせるからけしからん。。。とか。
去年、腰の手術をしてから体が思うようにならない。　道路が通ったり学校が建つからと土地をずい分ぶんどられた。。。で、また携帯の話に戻って、公衆電話が減ってきたので不便だからもう一度持ちたいけど、気に入った番号がない。家では2つ電話を引いていてプライベートのものと区別してる。。。
次はまた政治（笑）　今の政治家は国民の為を思ってない！って講釈しだす。
で、今度はまた土地。

ああ、この人さみしくて、誰かとお喋りしたいんだろうなと思って、20分ほどお付き合いしました。　そしたら・・・最後に言うのよ。
「歳をとるといい事がなくなってね、楽しみもないんだよ。誰も付き合ってくれないし」と。「年金も大した額ももらえないからね」と。

まぁ、見た目はそうでした。大金持ちのおじさまという風にはみえませんでしたけれど、優しい顔立ちの方でした。
「そういう方に限って、ダンボールに60億ぐらい持ってはるんと違います？　どうぞ、お元気にしてらしたら何か楽しいことがあるかもしれませんよ」って、これ、無責任すぎました？
適当なことを言って「待ち合わせの時間ですので失礼します。お話楽しかったですよ」と、腕時計を見ながら、ベタな演技をして席を立ちました。
「ああ、どうもお時間をとらせましたね」
話の繰り返しのうちに、ちょっとずつ内容が大きくなってきたり、嘘っぽいなと思った部分はあったんですけど、「貴女のようなお若い方」という言葉に免じて聞き流そう（笑）　　ディズニー映画あたりだと、この後、おじさまはどこかのコンツェルンの大代表で、優しく話に付き合ってくれた親切な女性を部下が探し回る・・・なんて展開がありそうですけど・・・まぁ、それもなく。。。楽母の淡々とした日は続く。。。