相棒たち

smash・桜子・ポロ・カフェラテ・knee・「あゆ」は天寿を全うし、独りになった相棒「カプチーノ」。

「王将戦」挑戦者決定リーグ プレーオフ

2020年11月30日 | 将棋
挑戦者決定戦5勝1敗の相星となった、永瀬王座と豊島竜王によるプレーオフ。
永瀬王座の128手目「8七角打」にて豊島竜王投了となりました。


永瀬王座は、来年1月10日から、渡辺王将との7番勝負に初挑戦する。


轍(わだち)・・・昔こんな「詩」があった:その78

2020年11月30日 | 詩・唄・歌・曲
♪ 小さな家とキャンバス 他には何もない
♪ 貧しい絵かきが 女優に恋をした
♪ 大好きなあの人に バラの花をあげたい
♪ ある日街中の バラを買いました
♪ 百万本のバラの花を
♪ あなたに あなたに あなたにあげる
♪ 窓から 窓から 見える広場を
♪ 真っ赤なバラで うめつくして

♪ ある朝彼女は 真っ赤なバラの海をみて
♪ どこかのお金持ちが ふざけたのだと思った
♪ 小さな家とキャンバス すべてを売ってバラの花
♪ 買った貧しい絵かきは 窓の下で彼女を見てた
♪ 百万本のバラの花を
♪ あなたは あなたは あなたは見てる
♪ 窓から窓から見える広場は
♪ 真っ赤な真っ赤な バラの海

♪ 出会いはそれで終わり 女優は別の街へ
♪ 真っ赤なバラの海は 華やかな彼女の人生
♪ 貧しい絵かきは 孤独な日々を送った
♪ けれどバラの想い出は 心にきえなかった
♪ 百万本のバラの花を
♪ あなたに あなたに あなたにあげる
♪ 窓から 窓から 見える広場を
♪ 真っ赤なバラで うめつくして

曲:ライモンズ・パウルス、詩・唄:加藤登紀子「百万本のバラ」

YuoTubeへのリンク
https://www.youtube.com/watch?v=e8ajiUO6FS4

松山善三の詩による仲代圭吾の歌唱
https://www.youtube.com/watch?v=7_LCURPpwAw


原曲は、ラトビアのレオンス・ブリアディスが作詞したもので、
大国ロシアに翻弄されたラトビアの苦難を綴ったもの。
後にロシアで、画家が女優に恋をした逸話に基づいた作詞がされ、日本に伝わり
最初に訳詩、日本語版を作詞し唄ったのは「兵頭ニーナ」と言う歌手。
その後、詩に松山善三氏が手を加え、仲代圭吾と言う男性歌手が唄っている。
加藤が唄うのは、加藤自身が手を加えた詞である。


轍(わだち)・・・昔こんな「詩」があった:その77

2020年11月29日 | 詩・唄・歌・曲
♪ 知床の岬に はまなすの咲く頃
♪ 思い出しておくれ 俺たちのことを
♪ 飲んで騒いで 丘にのぼれば
♪ はるかクナシリに 白夜は明ける

♪ 旅の情か 酔うほどにさまよい
♪ 浜に出てみれば 月は照る波の上
♪ 今宵こそ君を 抱きしめんと
♪ 岩影に寄れば ピカリが笑う

♪ 別れの日は来た ラウスの村にも
♪ 君は出てゆく 峠をこえて
♪ 忘れちゃいやだよ 気まぐれカラスさん
♪ 私を泣かすな 白いかもめを
♪ 白いかもめを

詩・曲:森繁久彌、唄:加藤登紀子「知床旅情」

YuoTubeへのリンク
https://www.youtube.com/watch?v=OGXCachBfYY


この詩も、間違いなく未来永劫歌い継がれる詩だろう。

知床には2度行く事が出来た。
1度目は1991年の夏、長女の高校入学祝いと言う名目だったと思う。
仙台からフェリーに乗って「マイ・カリーナ」で10泊11日の北海道半周ドライブを敢行。
知床五湖をめぐり、北キツネと戯れた。

仕事で使い始めていたワープロで作った「旅行計画」が残って居た。
1泊目:7月26日(金)熊谷発10:00、仙台港発20:00、苫小牧着7月27日10:40
2泊目:7月27日(土)日高ケンタッキーファーム、二風谷アイヌ民族資料館、
    日勝峠を経て、池田町ペンションおおくま泊
3泊目:7月28日(日)オンネトー、弟子屈、霧多布湿原を経て尾岱沼まきばの宿泊
    おやつで食べたペンションおおくまで買った花咲ガニが旨かった。
4泊目:7月29日(月)牧場の宿で乗馬、野付半島、羅臼ヒカリゴケ、相泊せせき温泉、
    知床横断道を経てウトロのヤングイン知床村泊
5泊目:7月30日(火)知床五湖、知床峠、オシンコシンの滝、小清水原生花園、
    流氷館を経て網走わにの家泊
6泊目:7月31日(水)能取岬、摩周湖、砂場、屈斜路湖、美幌峠、北見北キツネ牧場、
    石北峠大雪湖、大函小函、黒岳を経て層雲峡いちりき泊
7泊目:8月1日(木)旭川、富良野ゼルブの丘、黒岳ロープウエイで7合目へ、
    芦別カナディアンワールド、滝川を経て札幌ススキノグリーンホテル泊
8泊目:8月2日(金)札幌大通り公園、北大、円山布アレックスアトリエ、
    昭和新山有珠山ロープウエイ、熊牧場、ガラス館を経て洞爺湖ペンションおおの
9泊目:8月3日(土)登別地獄谷、大沼小沼、トラピスト修道院、七重浜、
    トラピスチヌ修道院、五稜郭経て函館ペンションスカディ泊(函館山夜景)
10泊目:8月4日(日)立待岬、朝市、元町カトリック教会、人形館、倉庫街、
    明治館を経て函館港フェリー20:15発、青森着8月5日(月)00:05、
    東北縦貫で一路熊谷へ
走行距離:3210km、家族4人で総経費66万円

2度目は2003年3月5~7日、まだ冬の知床。
流氷を見たくて知床だけに絞って女満別空港からレンタカーを走らせた。
滞在した3日間の前後、4日と8日は飛行機が飛べない荒天だった。
新雪が降り積もった流氷の上を歩き、なんと流氷のオホーツクにダイブした。
忘れられない旅となった。

また行きたいが・・・予算が・・・車中泊するには、夏しかないか。




轍(わだち)・・・昔こんな「詩」があった:その76

2020年11月28日 | 詩・唄・歌・曲
♪ 我は湖の子 放浪の 旅にしあれば しみじみと
♪ 昇るさ霧や さざなみの 滋賀の都よ いざさらば

♪ 松は緑に 砂白き 雄松が里の 乙女子は
♪ 赤い椿の 森蔭に はかない恋に 泣くとかや

♪ 波のまにまに 漂えば 赤い泊火 懐しみ
♪ 行方定めぬ 浪枕 今日は今津か 長浜か

♪ 瑠璃の花園 珊瑚の宮 古い伝えの 竹生島
♪ 仏のみ手に 抱かれて 眠れ乙女子 安らけく

♪ 矢の根は深く 埋もれて 夏草しげき 堀のあと
♪ 古城にひとり 佇めば 比良も伊吹も 夢のごと

♪ 西国十番 長命寺 汚れの現世 遠く去りて
♪ 黄金の波に いざ漕がん 語れ我が友 熱き心

詩:小口太郎、原曲:吉田千秋、唄:加藤登紀子

YuoTubeへのリンク
https://www.youtube.com/watch?v=tPxP9W2M2eY

6番までの歌唱
https://www.youtube.com/watch?v=8fCJRjOiSlY


1917年(大正6年)6月28日、第三高等学校のクルー仲間が合唱したのが初。
「琵琶湖周航の歌」は平成29年(2017)に100周年を迎えたそうです。

※ 誕生秘話:滋賀県高島市のサイトより抜粋

当時2年生(19)だった小口が『今日ボートを漕ぎながらこんな詩を作った』と、
琵琶湖周航2日目の今津の宿でクルー仲間に披露すると、彼らは
学生の間で流行っていた「ひつじぐさ」の曲に合せて歌った。
それが誕生の瞬間である。

月日まで特定できるのは当時のクルー仲間が「今津の宿で歌った」と証言している事と、
小口が今津から京都の学友に出した、現存する葉書の消印から。
詞は翌年夏までに補完され6番まで完成した。

三高(現京都大学)同窓会が寮歌として歌い継いだ。
ボニージャックス・ペギー葉山・フランク永井など、多くの歌手がレコード化したが、
1971年(昭和46年)加藤登紀子が唄って一躍知名度が上がった。
原曲:ひつじぐさの作曲は、後に吉田千秋だと判明。

未来永劫、歌い継がれる詩だろう。


第33期「竜王戦」7番勝負の第4局

2020年11月27日 | 将棋
羽生永世七冠の入院で延期されていた第4局が、鹿児島県指宿市「指宿白水館」で行われました。
1日目の指し手は、羽生永世七冠が54手目「2五歩打」と飛車取りに当て、豊島竜王が55手目を封じました。



2日目は、明日9時から再開。
封じ手は「1六飛」が有力とされていますが・・・


PS:27日(金)予想通りの封じ手「1六飛」から再開された2日目でしたが、
18時22分、豊島竜王の113手目「9三角打」を見て。羽生永世七冠投了。


勝った豊島竜王は3勝1敗とし、タイトル防衛まであと1勝。
第5局は12月5日(土)から12月6日(日)にかけて、神奈川県足柄下郡箱根町「ホテル花月園」で行われる。
羽生永世七冠の挽回を期待。


轍(わだち)・・・昔こんな「詩」があった:その75

2020年11月27日 | 詩・唄・歌・曲
♪ たかが恋なんて 忘れればいい
♪ 泣きたいだけ 泣いたら
♪ 目の前に違う愛が みえてくるかもしれないと
♪ そんな強がりを言ってみせるのは
♪ あなたを忘れるため
♪ 寂しすぎて 壊れそうなの
♪ 私は愛の難破船

♪ 折れた翼 広げたまま
♪ あなたの上に 落ちて行きたい
♪ 海の底へ 沈んだなら
♪ 泣きたいだけ 抱いてほしい

♪ ほかの誰かを 愛したのなら
♪ 追いかけては 行けない
♪ みじめな恋続けるより 別れの苦しさ選ぶわ
♪ そんな一言で ふりむきもせず
♪ 別れた あの朝には
♪ この淋しさ 知りもしない
♪ 私は愛の難破船

♪ おろかだよと 笑われても
♪ あなたを追いかけ 抱きしめたい
♪ つむじ風に身をまかせて
♪ あなたを海に沈めたい

♪ あなたに逢えない この街を
♪ 今夜ひとり歩いた 誰も彼も知らんぷりで
♪ 無口なまま 通りすぎる
♪ たかが恋人を なくしただけで
♪ 何もかもが消えたわ
♪ ひとりぼっち 誰もいない
♪ 私は愛の難破船

詩・曲・唄:加藤登紀子

YuoTubeへのリンク
加藤登紀子
https://www.youtube.com/watch?v=PCxI6LJaXbg
中森明菜
https://www.youtube.com/watch?v=srBusfN4C3c


1984年12月に加藤自身の歌唱で発表され、後(1987年9月)に
加藤が、中森明菜に唄わせたいと切望し提供した楽曲だそうだ。



轍(わだち)・・・昔こんな「詩」があった:その74

2020年11月25日 | 詩・唄・歌・曲
♪ 空を飛ぼうなんて 悲しい話を
♪ いつまで考えているのさ
♪ あの人が突然 戻ったらなんて
♪ いつまで考えているのさ

♪ 暗い土の上に 叩きつけられても
♪ こりもせずに 空を見ている
♪ 凍るような声で 別れを言われても
♪ こりもせずに信じてる 信じてる

♪ ああ 人は昔々 鳥だったのかもしれないね
♪ こんなにも こんなにも 空が恋しい

♪ 飛べる筈のない空 みんなわかっていて
♪ 今日も走ってゆく 走ってく
♪ 戻らないあの人 私わかっていて
♪ 今日も待っている 待っている

♪ この空を飛べたら 冷たいあの人も
♪ 優しくなるような 気がして
♪ この空を飛べたら 消えた何もかもが
♪ 帰ってくるようで 走るよ

♪ ああ 人は昔々 鳥だったのかもしれないね
♪ こんなにも こんなにも 空が恋しい

詩・曲:中島みゆき、唄:加藤登紀子「この空を飛べたら」

YuoTubeへのリンク
https://www.youtube.com/watch?v=kx5rsAgfTIs


中島みゆきが加藤登紀子の為に書いた詩。
「時代」を唄っている中島をたまたま見た加藤が、
ひと目惚れして電話をした事が二人の交友の始まりだと言う。

今朝は朝霧が広がっていたが、やがて青い空が広がるだろう。
飛べるものなら飛んでみたいが・・・
飛べる筈のない空・・・なのだ。

轍(わだち)・・・昔こんな「詩」があった:その73

2020年11月25日 | 詩・唄・歌・曲
♪ きみが悲しみに 心を閉ざしたとき
♪ 思い出してほしい歌がある
♪ 人を信じれず 眠れない夜にも
♪ きっと忘れないでほしい

♪ 生きてりゃいいさ 生きてりゃいいさ
♪ そうさ 生きてりゃいいのさ
♪ 喜びも悲しみも 立ちどまりはしない
♪ めぐり めぐって行くのさ

♪ 手の掌を合わせよう ほら温りが
♪ 君の胸に届くだろう

♪ 一文なしで 町をうろついた
♪ 野良犬と呼ばれた若い日にも
♪ 心の中は夢で埋まってた
♪ 火傷するくらい 熱い想いと

♪ 生きてりゃいいさ 生きてりゃいいさ
♪ そうさ 生きてりゃいいのさ
♪ 喜びも悲しみも 立ちどまりはしない
♪ めぐり めぐって行くのさ

♪ 恋を無くした 一人ぼっちのきみを
♪ そっと見つめる 人がいるよ

♪ きみにありがとう とてもありがとう
♪ もう会えない あの人にありがとう
♪ まだ見ぬ人に ありがとう
♪ 今日まで僕を 支えた情熱にありがとう

♪ 生きてりゃいいさ 生きてりゃいいさ
♪ そうさ 生きてりゃいいのさ
♪ 喜びも悲しみも 立ちどまりはしない
♪ めぐり めぐって行くのさ

♪ 手の掌を合わせよう ほら温りが
♪ 君の胸にとどくだろう

詩・曲:河島英五、唄:加藤登紀子「生きてりゃいいさ」

YuoTubeへのリンク
https://www.youtube.com/watch?v=XYnnP9zPIMQ


加藤登紀子・・・いいなぁ。
心地よい聲だ。

心を閉ざした人に・・・届け!



轍(わだち)・・・昔こんな「詩」があった:その72

2020年11月24日 | 詩・唄・歌・曲
♪ この街には不似合な 時代おくれのこの酒場に
♪ 今夜もやって来るのは ちょっと疲れた男たち
♪ 風の寒さをしのばせた 背広姿の男たち

♪ 酔いがまわればそれぞれに 唄の一つも飛び出して
♪ 詩を唄えば血がさわぐ せつなさに酔いどれて
♪ 気がつけば窓のすきまに 朝の気配がしのびこむ

♪ あああ どこかに何かありそうな そんな気がして
♪ 俺はこんな所に何時までも いるんじゃないと

♪ この街には住みあきて 俺の女もどこかへ行った
♪ あいつ今頃どこでどうして どんな男といるんだろう
♪ 夢のにがさを知りもせず 夢をさがしているんだろう

♪ あああ どこかに何かありそうな そんな気がして
♪ 俺はこんな所に何時までも いるんじゃないと

♪ この街には不似合な 時代おくれのこの酒場に
♪ 今夜も やって来るのは 違う明日を待つ男
♪ 今夜も やって来るのは 昨日を捨てた男たち

♪ ラララ・・・

詩・曲・唄:加藤登紀子・高倉健「時代おくれの酒場」

YuoTubeへのリンク
加藤登紀子
https://www.youtube.com/watch?v=sEeRhhBAK2Y
高倉健
https://www.youtube.com/watch?v=pVKPvAZ7Mzs


昨晩(23:月)BSで放映された「居酒屋兆治」を観た。
エンディングでこの詩を唄ったのは、加藤登紀子ではなく主演の高倉健だった。

加藤登紀子が高倉健の女房役で、大原麗子は幼馴染の元恋人役。
他に、ちあきなおみ、石野真子も・・・みな若くてかわいい。
大滝秀治、田中邦衛、池部良、左とん平・・懐かしい顔たちだ。

「時代遅れの酒場」は1977年にリリースされた詩。
映画の公開は1983年。
仙台出向中で、2年前に次女が生まれ、充実した日々を送っていた時代だ。
懐かしい街が、そこにも在る。