隣りの吉田日記

レーサーが周りの景色気にしたらぶつかって死ぬよ

1人暮らしの勧め

2005-08-10 | いろいろ
うほほーい♪今日から息子は大阪遠征。
おかげさまで引退は秋まで延びて、相変わらずサッカ-に明け暮れる日々だ。

でもヨカッター、夏で引退したらその後卒業まで、あのでかいのが夕方早く
帰ってきて、冷蔵庫開けてさくらと遊び、勉強せずにリビングでプレステして
しょっちゅう「今日のご飯何?」と聞かれるのかと思うとひんやりする。

私が高校の頃は早く家を出たくて仕方なかったけど、息子はできたら時間が
かかっても通いたいと言う。なぜなら、1人暮らしは「めんどい」からだと。
そんなワケ聞いた日にゃ、どうしてん家ば出さなくてはと改めて思った。

そりゃ1人暮らしさせるにはお金いるし、私もしばらくは泣いて暮らすやろう
けど(ウソウソ)、1人っきりの時間を過ごす経験はとても貴重だと思う。

私は高校を出て福岡に出てきて、1人暮らしではなく3ヶ月くらいは下宿生活
をした。引越しの日、一人娘を荷物と一緒に乗せてきた両親は、迷路みたいな
昔の下宿屋に心配し、ベットに縄をくくりつけ火事になったらこれで降りるように
言い残して帰っていった。

両親が帰った後、1人っきりの開放感と寂しさと入り混じった気持ちがした。
下宿屋の主はものすごく高齢なじいさんとばあさんだったので、あまり話は
はずまなかった、と言うより2人とも耳が遠くて会話にならなかった。
それに、他の下宿人はみんな働いてる男性だったので会うこともなかった。

すぐに学校の友達はできてそれなりの学生生活を過ごしたけど、今でも一番
鮮明に思い出すのは、出てきてすぐに1人っきりで過ごした時間だ。

しばらく、寂しいけど誰にも会わずに1人っきりで行動した。1人で市内電車に
乗り天神行って、照和入って、銭湯行って、コ-ラとコイケ屋のオニオンリング
買って1人で全部食べたりした。自由でそして少し寂しかった。

今、あの頃にいけるなら、私に駆け寄りぎゅっと抱きしめて
「これからずっと楽しいことが待ってるから頑張れよ」って言ってあげたい。

本当に1人だって思ったのはあの時が最初で最後だったかもしれない。
ためになるのかわからんけど、息子もそういう時を持ってもらいたいと思った。
コメント (5)
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