このブログによくコメントをいただいています和田さんがすごいレポートを書かれていますのでご紹介します。
ディーゼルエンジン搭載のワーゲンゴルフ(VW)に燃料として植物油そのまま(以下SVOと表記)を直接使用する試みを2004年1月からほぼ1年かけて取り組まれた概要が報告されています。
和田さんのレポートの一部引用
SVOが燃料として粘度が高いためそのまま使用するわけにはいかず、燃料を加熱して粘度を下げる装置が必要となります。
このSVO仕様にするためにはエンジン始動時に燃料の切り替えを行なう2タンクシステムが一般的なシステムとして知られています。始動用の燃料として軽油を使い、エンジンがあたたまってからSVOに手動で切り替え、エンジンを切る前にSVOから軽油にもどす煩雑さがありました。2種類の燃料を使用するため重要保安部品である燃料タンクを追加しなければなりません。
これに対してElsbettの1 Tank Systemですとエンジン始動から停止にいたるまで、全てSVOだけの燃料で走らせることができ、非常にシンプルです。この1 Tank systemは世界中でElsbettのみ市販されています。
和田さんのバイオディーゼル燃料によるディーゼル乗用車NOx・PM規制適合へのチャレンジ
「静岡県トラック協会」は、大手運送業者に顧客を奪われて経営が苦しい中で、菜の花で得られた燃料を使って地球に優しいサービスを提供していると直接住民に訴えることにより住民の共感を呼び、環境に敏感となった住民から配送サービスの受注を獲得しようとしています。
そこにあるのは、配送サービスを選ぶのは住民であり、多少コストが高くても環境にやさしいサービスを提供してくれるところを選択するという住民主導のマーケットの形成です。
転載元
そこにあるのは、配送サービスを選ぶのは住民であり、多少コストが高くても環境にやさしいサービスを提供してくれるところを選択するという住民主導のマーケットの形成です。
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ヤマトの取組みすごいですね。バイオディーゼル燃料実用例をどんどん集めていこうと思います。TBさせていただきます。
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宅配便大手の「ヤマト運輸」はこのほど、彦根河瀬宅急便センター(滋賀県愛知川町市)の配達用トラックに、廃食油を再利用したバイオディーゼル燃料を使い始めた。県内の運送業者で同燃料を使用するのは初めて。軽油に比べ、二酸化炭素(CO2)を約16%削減できるという。
同社は、県内でハイブリッドトラックやLPG(液化石油ガス)トラックを計16台所有し、省燃費運転に取り組んできた。バイオディーゼル燃料を自社精製している油藤商事(豊郷町)の勧めで、同燃料を使用することにした。
このバイオディーゼル燃料は、廃食油を精製したものと軽油を2対8の割合で混合した油で、1月中旬、同センターの2台で使用を開始した。走行中に黒煙がほとんど出ず、エンジン音も小さくなるなどの効果があり、今月中旬から同センターの6台すべてに拡大した。現在、配達先の飲食店などから廃食油を回収することも検討している。
矢野貴司センター長は「バイオディーゼル燃料はエンジンの改造が不要で、燃費も軽油と変わらない。少しでも環境保護に役立てば」と話している。
(京都新聞)
TB元
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宅配便大手の「ヤマト運輸」はこのほど、彦根河瀬宅急便センター(滋賀県愛知川町市)の配達用トラックに、廃食油を再利用したバイオディーゼル燃料を使い始めた。県内の運送業者で同燃料を使用するのは初めて。軽油に比べ、二酸化炭素(CO2)を約16%削減できるという。
同社は、県内でハイブリッドトラックやLPG(液化石油ガス)トラックを計16台所有し、省燃費運転に取り組んできた。バイオディーゼル燃料を自社精製している油藤商事(豊郷町)の勧めで、同燃料を使用することにした。
このバイオディーゼル燃料は、廃食油を精製したものと軽油を2対8の割合で混合した油で、1月中旬、同センターの2台で使用を開始した。走行中に黒煙がほとんど出ず、エンジン音も小さくなるなどの効果があり、今月中旬から同センターの6台すべてに拡大した。現在、配達先の飲食店などから廃食油を回収することも検討している。
矢野貴司センター長は「バイオディーゼル燃料はエンジンの改造が不要で、燃費も軽油と変わらない。少しでも環境保護に役立てば」と話している。
(京都新聞)
TB元
今駒ヶ根手前にいます。安曇野のシャロムヒュッテとわさび田に行ってきました。シャロムで勇気を出し、SVO仕様車(てんぷら油をそのまま燃料として利用)の情報を和田さんから聞いてきましたと話してみました。オーナーさんから油濾過装置と改造した車をみせていただきました
。エンジンをかけると、テンプラの臭いがしました。シャロムのレストランでいただいた玄米ランチと釜焼きピザはおいしかったです。前面にひろがる一面の畑では紋黄蝶が群れていました。オーナーさんありがとうございました。
シャロムヒュッテ
。エンジンをかけると、テンプラの臭いがしました。シャロムのレストランでいただいた玄米ランチと釜焼きピザはおいしかったです。前面にひろがる一面の畑では紋黄蝶が群れていました。オーナーさんありがとうございました。
シャロムヒュッテ
2年前ぐらいからバイオマス研究会に参加し色々資料を集めていました。
家畜糞尿をメタン発酵させ、メタン(、CH4)の水素を利用し燃料電池へという取組みに当初はワクワクしました。
しかし豚小屋の糞尿処理とメタン発酵槽、発電装置をみてがっかりしてしまいました。
豚を生産することと、糞尿処理、エネルギー事業は経済的に折り合いがつきそうもなく、現実的には思えなかったからです。
それ以来、バイオマス勉強会から遠ざかっていましたが、
菜の花プロジェクトだけはなんとなく、情報収集を続けていました。
春になり、黄色い菜の花をみて、なんか気持ちが明るくなりました。
エネルギー循環、バイオマス活用、とは関係なく菜の花畑を作りたくなりました。
以前集めたバイオマス資料は紙媒体で埋もれています。見直すのも嫌です。
集めた情報をブログ上で分類し、ストックすれば、欲しいときに活用できるかもしれないと思い、ブログをはじめました。
◇ 燃料電池の原理
改質器でメタンガスを分解して水素ガスを発生させる
触媒と750℃の温度下でメタンガスと水蒸気を反応させる
☆ CH4 +2H2O → 4H2 + CO2
改質器で出来た水素ガスを燃料電池に送り以下の反応をさせる
☆ 2H2 + O2 → 2H2O + 熱 + 電気エネルギー
バイオエタノールとバイオメタノール
家畜糞尿をメタン発酵させ、メタン(、CH4)の水素を利用し燃料電池へという取組みに当初はワクワクしました。
しかし豚小屋の糞尿処理とメタン発酵槽、発電装置をみてがっかりしてしまいました。
豚を生産することと、糞尿処理、エネルギー事業は経済的に折り合いがつきそうもなく、現実的には思えなかったからです。
それ以来、バイオマス勉強会から遠ざかっていましたが、
菜の花プロジェクトだけはなんとなく、情報収集を続けていました。
春になり、黄色い菜の花をみて、なんか気持ちが明るくなりました。
エネルギー循環、バイオマス活用、とは関係なく菜の花畑を作りたくなりました。
以前集めたバイオマス資料は紙媒体で埋もれています。見直すのも嫌です。
集めた情報をブログ上で分類し、ストックすれば、欲しいときに活用できるかもしれないと思い、ブログをはじめました。
◇ 燃料電池の原理
改質器でメタンガスを分解して水素ガスを発生させる
触媒と750℃の温度下でメタンガスと水蒸気を反応させる
☆ CH4 +2H2O → 4H2 + CO2
改質器で出来た水素ガスを燃料電池に送り以下の反応をさせる
☆ 2H2 + O2 → 2H2O + 熱 + 電気エネルギー
バイオエタノールとバイオメタノール
本日の朝日新聞にサトウキビからつくったエタノールをガソリンに混ぜて、次世代燃料にしていく動きが始まったとありました。
以下朝日新聞より
三井物産は、ブラジル石油公社・ペトロブラス社が中心となって生産する、石油燃料に代わる自動車用次世代燃料のバイオエタノールの輸送事業に、世界最大の鉄鉱石会社のリオドセ社とともに乗り出す。27日に東京都内で、来日中のルラ大統領も出席して合意書を締結する予定だ。
ブラジル産のバイオエタノールはサトウキビを原料にしたバイオマス(生物資源)燃料で、地球温暖化ガスの削減に役立つ。水素と酸素を反応させて電気を取り出す燃料電池とともに注目を集めており、日本でもガソリンに混ぜて使うことが検討されている。
世界的に需要拡大が見込まれており、三井物産は世界最大のエタノール輸出国ブラジルとの協力でノウハウを取得する一方、同国内でパイプラインや鉄道網などを整備し燃料の安定供給や経済性の向上を支援する。
また、同国のインフラ整備支援の一環として、三井物産は伊藤忠商事、三井住友銀行、国際協力銀行とともに計約1000億円を出・融資してペトロブラス社の製油所の重質油精製能力の拡充設備や環境対策設備の導入プロジェクトを手がける。
以下朝日新聞より
三井物産は、ブラジル石油公社・ペトロブラス社が中心となって生産する、石油燃料に代わる自動車用次世代燃料のバイオエタノールの輸送事業に、世界最大の鉄鉱石会社のリオドセ社とともに乗り出す。27日に東京都内で、来日中のルラ大統領も出席して合意書を締結する予定だ。
ブラジル産のバイオエタノールはサトウキビを原料にしたバイオマス(生物資源)燃料で、地球温暖化ガスの削減に役立つ。水素と酸素を反応させて電気を取り出す燃料電池とともに注目を集めており、日本でもガソリンに混ぜて使うことが検討されている。
世界的に需要拡大が見込まれており、三井物産は世界最大のエタノール輸出国ブラジルとの協力でノウハウを取得する一方、同国内でパイプラインや鉄道網などを整備し燃料の安定供給や経済性の向上を支援する。
また、同国のインフラ整備支援の一環として、三井物産は伊藤忠商事、三井住友銀行、国際協力銀行とともに計約1000億円を出・融資してペトロブラス社の製油所の重質油精製能力の拡充設備や環境対策設備の導入プロジェクトを手がける。
バイオディーゼル燃料の精製過程
植物油(廃食油)に、メチルアルコール(メタノール=CH3OH)と、水酸化カリウム(KOH)を規定量投入します。約65度で3時間程度、攪拌反応させた後、20時間以上静置沈殿します。そうするとメチルエステル(バイオディーゼル燃料)とグリセリンに分離します。
植物性食用油は、脂肪酸とグリセリンの化合物ですが、そこに水酸化カリウムを触媒として、メタノール+脂肪酸とグリセリンに分離反応を起こさせるのです。
分離が終わったら、グリセリンとメチルエステルを水で洗浄します。冬場は約45度のお湯を使用し2回の洗浄を行います。水と燃料は比重が違うため水の方が重く下にたまります。燃料中の脂肪酸や不純物が水によって洗浄され、不純物の少ない燃料ができあがります。
バイオディーゼル燃料製造体験を画像入りで紹介しているgemi日記というブログを見つけ
感動しました!! gemi日記
植物油(廃食油)に、メチルアルコール(メタノール=CH3OH)と、水酸化カリウム(KOH)を規定量投入します。約65度で3時間程度、攪拌反応させた後、20時間以上静置沈殿します。そうするとメチルエステル(バイオディーゼル燃料)とグリセリンに分離します。
植物性食用油は、脂肪酸とグリセリンの化合物ですが、そこに水酸化カリウムを触媒として、メタノール+脂肪酸とグリセリンに分離反応を起こさせるのです。
分離が終わったら、グリセリンとメチルエステルを水で洗浄します。冬場は約45度のお湯を使用し2回の洗浄を行います。水と燃料は比重が違うため水の方が重く下にたまります。燃料中の脂肪酸や不純物が水によって洗浄され、不純物の少ない燃料ができあがります。
バイオディーゼル燃料製造体験を画像入りで紹介しているgemi日記というブログを見つけ
感動しました!! gemi日記
天ぷら油で車を動かす3つの方法
1.油をそのまま使う(SVO: straight vegetable oilと呼ばれる)
2.灯油や軽油と混ぜて使う(バイオディーゼル燃料と混ぜることも)
3.油をバイオディーゼル燃料に作り替えてから使う
1.天ぷら油そのままでエンジンを稼働するためには、まず軽油かバイオディーゼル燃料でエンジンを始動し、暖まったところで植物油に切り替えて走り、それからエンジンを止める直前にまた軽油かバイオディーゼル燃料に切り替える。そうしないと冷たく粘っこい植物油はエンジンやインジェクターを詰まらせてしまう。
つまり植物油そのままで使うためには、燃料系統と燃料タンクを並列して2セット設置するという大改造が必要。しかもディーゼルエンジンの燃料系統に空気が入ると困るから、密閉型の燃料切り替え装置が必要になる。植物油はねばっこいため、冷たいままエンジンに流すと大変なことになる。
車の大改造が必要だけれど、それでも植物油そのままで車を稼働させることの意義は大きい。始めと終わりだけバイオディーゼル燃料を使い、走行中は植物油を使うことは、クリーンかつ効率的で、経済的な選択肢だ。
2・植物油をただ混ぜて使っていると、まずコールドスタートが悪化するだろう。それからフィルターが詰まり始める。じきにインジェクターが詰まって、燃料の噴射パターンが乱れてくる。やがてリングがくっついたり、シリンダー壁にグリースが付いたり、潤滑油の消費量が増えたりとあちこちに問題が出て、しまいにエンジンが止まるだろう。軽油に2割以上の植物油を混ぜるのは一時的な「実験」以外にはお勧めしない。
3.バイオディーゼル燃料は、石油から作られるディーゼル燃料(軽油)より、環境と健康への害がずっと少ないバイオ原料の再生可能な燃料。どんな車でも船でも発電機でも、ディーゼルエンジンで動く機械なら改造する必要なく、そのままバイオディーゼル燃料をタンクに注ぎ込んで使うことができる。むしろバイオディーゼル燃料の方が、エンジンは滑らかに稼働し長持ちする。作り方は比較的簡単だから、自分で作ったり、小さな工房や協同組合で作ったりすることができる。そのまま捨てると環境汚染になる廃食用油をリサイクルして作ることもできるため、環境負荷を二重に減らすことができる燃料だ。
・バイオディーゼル燃料は不燃炭化水素、一酸化炭素、浮遊粒子状物質の排出を効果的に減少する
・二酸化硫黄は排出されない(バイオディーゼル燃料は硫黄分を含んでいないから)
・窒素酸化物の排出はそのままでは増える場合も減る場合もあるが、エンジンタイミングを調整することにより軽油から排出されるレベルよりずっと少なくすることができる
・バイオディーゼル燃料からの排ガスは気分を悪くしたり目を痛くしたりしない(排ガスは天ぷらの匂い!)
ジャーニー・トゥ・フォーエバー
1.油をそのまま使う(SVO: straight vegetable oilと呼ばれる)
2.灯油や軽油と混ぜて使う(バイオディーゼル燃料と混ぜることも)
3.油をバイオディーゼル燃料に作り替えてから使う
1.天ぷら油そのままでエンジンを稼働するためには、まず軽油かバイオディーゼル燃料でエンジンを始動し、暖まったところで植物油に切り替えて走り、それからエンジンを止める直前にまた軽油かバイオディーゼル燃料に切り替える。そうしないと冷たく粘っこい植物油はエンジンやインジェクターを詰まらせてしまう。
つまり植物油そのままで使うためには、燃料系統と燃料タンクを並列して2セット設置するという大改造が必要。しかもディーゼルエンジンの燃料系統に空気が入ると困るから、密閉型の燃料切り替え装置が必要になる。植物油はねばっこいため、冷たいままエンジンに流すと大変なことになる。
車の大改造が必要だけれど、それでも植物油そのままで車を稼働させることの意義は大きい。始めと終わりだけバイオディーゼル燃料を使い、走行中は植物油を使うことは、クリーンかつ効率的で、経済的な選択肢だ。
2・植物油をただ混ぜて使っていると、まずコールドスタートが悪化するだろう。それからフィルターが詰まり始める。じきにインジェクターが詰まって、燃料の噴射パターンが乱れてくる。やがてリングがくっついたり、シリンダー壁にグリースが付いたり、潤滑油の消費量が増えたりとあちこちに問題が出て、しまいにエンジンが止まるだろう。軽油に2割以上の植物油を混ぜるのは一時的な「実験」以外にはお勧めしない。
3.バイオディーゼル燃料は、石油から作られるディーゼル燃料(軽油)より、環境と健康への害がずっと少ないバイオ原料の再生可能な燃料。どんな車でも船でも発電機でも、ディーゼルエンジンで動く機械なら改造する必要なく、そのままバイオディーゼル燃料をタンクに注ぎ込んで使うことができる。むしろバイオディーゼル燃料の方が、エンジンは滑らかに稼働し長持ちする。作り方は比較的簡単だから、自分で作ったり、小さな工房や協同組合で作ったりすることができる。そのまま捨てると環境汚染になる廃食用油をリサイクルして作ることもできるため、環境負荷を二重に減らすことができる燃料だ。
・バイオディーゼル燃料は不燃炭化水素、一酸化炭素、浮遊粒子状物質の排出を効果的に減少する
・二酸化硫黄は排出されない(バイオディーゼル燃料は硫黄分を含んでいないから)
・窒素酸化物の排出はそのままでは増える場合も減る場合もあるが、エンジンタイミングを調整することにより軽油から排出されるレベルよりずっと少なくすることができる
・バイオディーゼル燃料からの排ガスは気分を悪くしたり目を痛くしたりしない(排ガスは天ぷらの匂い!)
ジャーニー・トゥ・フォーエバー