菜の花畑を一緒につくりませんか?

群馬県内の菜の花畑づくり、廃食油回収、バイオディーゼル燃料など菜の花プロジェクトにかかわる情報を発信していきます。

おまつりの発電器にバイオディーゼルを

2005-06-22 | バイオディーゼル燃料
京都大学の西部講堂で開かれた「太陽と月のまつり」というイベントの野外ステージと屋台村で使う電力を発電する発電器を回すために、手づくりバイオディーゼル200リットルが「ジャーニー・トゥ・フォーエバー」より提供されました。

バイオディーゼルの副産物から作ったせっけんも会場で使われました。

展示では植物油そのまま利用して1ヶ月経過した、エルスベット装着のタウンエースが出展されました。出展にあたり丹波から京都市まで3往復し、高速も含めて快適に走ったそうです。
立て看板を見て「すごっ」「マジ~!」と立ち止まった人に、てんぷら油の排ガスを吸ってもらいました。
関心の高い人が多かく、反応は上々のようでした。(biofueljpメーリングリストより)

BDFは車だけではなく、畑を耕すトラクターや発電機でも利用しながら、PRしていくといいんですね。
群馬でもpapyさんのパジェロやspicaさんのハイラックスが展示できる日が来たり、また発電機にBDFをつかって屋台ができたら面白いですね。




フェト・ド・ラ・ミュージック

2005-06-19 | 参考資料

フェト・ド・ラ・ミュージック「音楽の祭日」とは“音楽はすべての人のもの”をモットーに毎年6月21日夏至の日に開催される音楽だけを純粋に楽しむ1日です。この日だけはすべてのイベント・演奏会を無料で開放し、ジャンル・場所を問わず、誰もが演奏家で観客になるというスタンスです。このムーブメントは24年前フランスから発祥し、現在ではその趣旨に賛同し170カ国が実施するようになりました。

高崎市では6月21日16:30から市街地の各地で演奏がはじまり、19時からはシティギャラリーコアホールに様々な音楽が終結します。

本日19日 12:00そのプレイベントとして街中でデモ演奏が行われました。スズラン百貨店の前では金管バンド、スカイビル近くのエルフリオではジャズ、さやもーる入り口ではクラリネット2重奏、さやもーる中央の飲茶店の前ではバイオリンとビオラの二重奏、まちづくりサポーターズまえではギターとボーカルの演奏があり、聴いてきました。やっぱり生演奏はいいです。

演奏場所と演奏者


100万人のキャンドルナイト

2005-06-16 | 参考資料
papyさんから情報をいただきました。
2005年の夏至の日、6月18日から21日(夏至)まで、キャンドルナイトが行われます。
8時から10時までの2時間電気を消して過ごそうというCO2削減の啓発イベントです。
ローソクのあかりでスローなひとときをすごしませんか。

皆さんはどんな過ごし方を予定していますか?
私はテレビを消して、楽器を弾こうかな?
100万人のキャンドルナイト


地方自治体が関っているバイオディーゼル燃料利用の取り組み

2005-06-15 | バイオディーゼル燃料
長野県 長野市、松本市、上田市などで廃食用油の回収及び菜種植物の栽培などを開始。給食センター車、農業用機械、観光施設などで活用。
新潟県上越市 廃食油からつくられたバイオディーゼルが、市の公用車と上越市環境衛生公社のゴミ収集車で使用されている。
千葉県 菜の花の栽培、菜種油の食用としての利用、廃食用油を回収し、せっけんやバイオディーゼルとして加工、利用をめざす「菜の花エコプロジェクト」を開始し、2004年は4.3haで収穫。
静岡県トラック協会 静岡県大東町他で栽培された菜種を原料にしたディーゼルトラック用バイオディーゼル燃料利用実験を進めている。2004年の浜名湖花博でもデモストレーションバスが稼動。
滋賀県 近江鉄道(彦根市)と江若交通(大津市)が2004年10月から、共同でBDFを使った「びわこ横断エコバス」を運行。
滋賀県新旭町 住民主体の「菜の花エコライフネットワーク」が「菜の花→菜種油→廃食油→燃料化」という循環型リサイクルシステム構築を目指し、活動中。
滋賀県愛東町 BDF精製施設ともみ殻や木くずからくん炭を作る炭化施設などを備えた循環型拠点施設「愛東エコプラザ・菜の花館」を2005年1月に開館。
京都市 廃食用油を回収しバイオディーゼル燃料を製造。ゴミ収集車や、市営バスの燃料として活用中。
広島県大朝町 NPO法人INE OASA(いーね おおあさ)を中心に空き農地を活用した菜の花の栽培、廃食油の回収等によってバイオディーゼル燃料を製造し、スクールバス、町営バスなどに利用している。
香川県善通寺市 学校給食に使用する食用油から出てくる廃食油を燃料化プラントで燃料に精製し、ゴミ収集車を稼働させている。
鹿児島県曽於郡 曽於郡にある8つの町から委託を受けてゴミの回収をしている「そおリサイクルセンター」が廃食油回収も実施している。廃食油燃料をゴミの回収車などに使用。

Elsbettの1 Tank System

2005-06-08 | バイオディーゼル燃料

 このブログによくコメントをいただいています和田さんがすごいレポートを書かれていますのでご紹介します。
ディーゼルエンジン搭載のワーゲンゴルフ(VW)に燃料として植物油そのまま(以下SVOと表記)を直接使用する試みを2004年1月からほぼ1年かけて取り組まれた概要が報告されています。

和田さんのレポートの一部引用
SVOが燃料として粘度が高いためそのまま使用するわけにはいかず、燃料を加熱して粘度を下げる装置が必要となります。
 このSVO仕様にするためにはエンジン始動時に燃料の切り替えを行なう2タンクシステムが一般的なシステムとして知られています。始動用の燃料として軽油を使い、エンジンがあたたまってからSVOに手動で切り替え、エンジンを切る前にSVOから軽油にもどす煩雑さがありました。2種類の燃料を使用するため重要保安部品である燃料タンクを追加しなければなりません。
 これに対してElsbettの1 Tank Systemですとエンジン始動から停止にいたるまで、全てSVOだけの燃料で走らせることができ、非常にシンプルです。この1 Tank systemは世界中でElsbettのみ市販されています。

和田さんのバイオディーゼル燃料によるディーゼル乗用車NOx・PM規制適合へのチャレンジ


静岡県トラック協会の試み

2005-06-06 | バイオディーゼル燃料
「静岡県トラック協会」は、大手運送業者に顧客を奪われて経営が苦しい中で、菜の花で得られた燃料を使って地球に優しいサービスを提供していると直接住民に訴えることにより住民の共感を呼び、環境に敏感となった住民から配送サービスの受注を獲得しようとしています。
 そこにあるのは、配送サービスを選ぶのは住民であり、多少コストが高くても環境にやさしいサービスを提供してくれるところを選択するという住民主導のマーケットの形成です。

転載元

滋賀県 ヤマト運輸、トラックにバイオディーゼル燃料 

2005-06-06 | バイオディーゼル燃料
ヤマトの取組みすごいですね。バイオディーゼル燃料実用例をどんどん集めていこうと思います。TBさせていただきます。
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宅配便大手の「ヤマト運輸」はこのほど、彦根河瀬宅急便センター(滋賀県愛知川町市)の配達用トラックに、廃食油を再利用したバイオディーゼル燃料を使い始めた。県内の運送業者で同燃料を使用するのは初めて。軽油に比べ、二酸化炭素(CO2)を約16%削減できるという。
 同社は、県内でハイブリッドトラックやLPG(液化石油ガス)トラックを計16台所有し、省燃費運転に取り組んできた。バイオディーゼル燃料を自社精製している油藤商事(豊郷町)の勧めで、同燃料を使用することにした。
 このバイオディーゼル燃料は、廃食油を精製したものと軽油を2対8の割合で混合した油で、1月中旬、同センターの2台で使用を開始した。走行中に黒煙がほとんど出ず、エンジン音も小さくなるなどの効果があり、今月中旬から同センターの6台すべてに拡大した。現在、配達先の飲食店などから廃食油を回収することも検討している。
 矢野貴司センター長は「バイオディーゼル燃料はエンジンの改造が不要で、燃費も軽油と変わらない。少しでも環境保護に役立てば」と話している。
(京都新聞)
TB元

エコノザウルスの環境マンガ展

2005-06-06 | 菜の花イベント情報
 6月2日~6月7日 群馬県県庁1階北ロビーにて、環境月間の取組みとしてエコノザウルスの環境マンガ展が開催されています。それに併せて、環境保全等の活動を行う市民団体の活動展示が行われています。私達の活動はこれからですが、菜の花プロジェクトの紹介をさせていただくことは意味あることだと思い、展示に参加しました。
 マンガの作者は「ぴかぴかの1年生」などのヒットCMを多数手がけている電通のCMプランナー本田亮さんです。CMプランナーの傍ら環境問題に関心を持ち、地球環境をマンガ(イラスト)という手法を使って、子どもから大人までが楽しみながら理解できる作品に取り組んでいます。
 ユーモラスな絵で風刺が効き、楽しめると同時に考えさせられるマンガ展です。

環境マンガって何?