菜の花畑を一緒につくりませんか?

群馬県内の菜の花畑づくり、廃食油回収、バイオディーゼル燃料など菜の花プロジェクトにかかわる情報を発信していきます。

上尾のヤマキ食品に行ってきました。

2009-10-28 | 搾油、搾油機
上尾のヤマキ食品に行ってきました。

高崎から高速で2時間です。

板鼻グリーンネットの菜種60キログラムを渡し、菜種油と油粕に交換してもらうのに便乗させていただきました。

なんと車は納品されたばかりのプリウスでした。
燃費が大変よいこと、ハイブリットシステム、エコ運転のインジケーターなど説明してもらいながら乗車させていただきました。

ヤマキ食品では工場見学をさせてもらいました。
群馬県で収穫された菜種油の多くはヤマキ食品で搾油されているようです。

納入される菜種の状態は様々なようです。
成熟した菜種


未成熟の菜種


輸入物の菜種は鞘などが混入しています。


2層のふるいで異物を取り除く


種を炒る


搾る


水で洗浄し、水分を加熱して飛ばす


1斗缶に充填









バイオディーゼル燃料を作りながら世界一周!!

2009-10-26 | バイオディーゼル燃料
高崎の地球市民の日に参加しました。
市役所前の広場に後部で燃料が製造できる、高崎ナンバーのバイオディーゼル車の展示がありました。


現在よく行われているバイオディーゼル燃料製造では多量の水で洗浄したり、グリセリンが出てしまいますが、この車の製造ではイオン交換樹脂を用いることで水の洗浄は行いません。またグリセリンはバクテリアを土とともに積み込んで分解する機能まで備えつけられていました。移動が多いときは現地のBDF製造者の買い取りとの併用だったそうです。
わたしも廃食用油を入れてみました。(山田さんとともに)


夕方はドライバーの山田さんから世界一周のお話を聞きました。

2007年12月に東京を出発し、アメリカ、ヨーロッパ、アフリカの一部、ヨーロッパ、モスクワ、カザフスタン、をとおりシベリア鉄道沿いの道が続くかどうかわからないところを走り、ウラジオストクから日本の富山に2008.12戻ってきたお話はあっという間の2時間でした。

バイオディーゼル燃料の実験、世界のバイオディーゼル利用状況、廃食用油をもらいながらの人との交流が旅の目的です。

あえて事前に油の寄付を手配することなく、人との出会いを大切に、交流しながら油をもらって旅をつづけるスタイルにはびっくりしました。
綿密な計画をたて、スケジュール通りに行動するものだと思っていた私にはカルチャーショックでした。

世界のバイオディーゼル燃料、自然エネルギー活用の実態は日本のレベルをはるかに超えていることが大変よくわかりました。

なぜ高崎ナンバーなんですか?と聞いてみました。
東京、埼玉、神奈川ではディーゼル車登録ができないこと。
東吾妻町でドラゴンファームをしている知人がいたことから
高崎ナンバーになったそうです。