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家畜糞尿のエネルギー化

2008-01-12 | 参考資料
家畜のふんをガスにする触媒、コスト100分の1で生産する技術を開発した。
群馬大学は、家畜のふんを可燃性ガスにする際に使う触媒を従来比10分の1~100分の1のコストで生産する技術を開発したと発表した。既に特許出願している。

 発明者は同大工学部長の宝田恭之教授と森下佳代子助教。単独ではいずれも利用価値の低い褐炭(低品位炭)とニッケルめっき廃液を原料に、効率性が高い触媒を作り出すことに成功した。

 家畜のふんをガス化すると、アンモニアやシアンなどの有害ガスが発生するため無害化操作が必要になる。宝田教授らは、この触媒を使い、有害物質を含まない水素、一酸化炭素、メタンなどの可燃性ガスを取り出す処理方法も開発した。ガスはエネルギー資源として活用できるという。同大はこの技術も合わせて特許出願した。