ネット通販で頼んでた、
KANZLERAMTの最新コンピレーション[KANZLERAMT VOL.6]。
昨日届いたのだけれど、あまりに良くって、
ずっと延々リピートで聴きまくってる始末。
#01.JOEL MULL - Reminder/Original
#02.SOLID GOLD PLAYAZ - Alone/Life Underground Mix
#03.OFFSHORE FUNK - Mega bit me
/Spirit Catcher Way Of Life Mix
#04.JOEL MULL - Reminder/
Medley from hix-,osf-&rayconstructed Mix
#05.RAY KAJIOKA - Heat
#06.ALEXANDER KOWALSKI&JORIS VOORN - She's Worth It
#07&08.OFFSHORE FUNK - Offshoot
/Medley from discoabstechermix von Peter Kruder
&Diego's Corporal Flashback Mix
#09.OFFSHORE FUNK - Mega bit me/Ian O'Brien Mix
#10.RAY KAJIOKA - Steam
#11.PAUL MAC - Jump Rope
#12.RAY KAJIOKA - Fresh
#13.DIEGO - /Pillow Rocker
以上全13トラック収録。
今回も、前作のコンピレーション同様、
HEIKO総帥直々によるミックス仕立て。
JOEL MULLの壮大な雰囲気のトラックでスタートして、
序盤はSOLID GOLD PLAYAZやOFFSHORE FUNKなんかの
ここ最近このレーベルお得意の
渋めデトロイティッシュな選曲でじっくり聴かせる。
中盤、ALEXANDER KOWALSKI・JORIS VOORN共作の
[She's Worth It]でグッと盛り上げておいて、
そこにOFFSHORE FUNK[Offshoot]リミックスなんて
ちょっとジャジーな変わり目トラックを
2曲続けてメドレーにして変化をつけてみたり。
終盤になるとBPMもかなりあがって、
流麗で硬質なドイツテクノ全開でラストまで突っ走る!!
と言った感じ。
遅めのBPMからスタートしたのが
中盤から徐々に盛り上げて最後はアゲアゲなフロアトラックで
盛り上げて終わる、と言った構成は前作を踏まえたものだけど、
でも今回は収録トラックが前作にも増して
バラエティに富んでいるなぁ、と。
それらを何の違和感も無く、
一枚のミックスに纏め上げてしまうHEIKO総帥の
構成力には本当にただただ感心。
だって、[Offshoot]のDIEGOリミックスみたいな
ジャズ風味で大人っぽいトラックと、
PAUL MACのブチ壊れたキ○ガイミニマルとが
一枚のミックスに入ってるなんて、普通はあり得ないよ。
曲の混ぜ方も、音を入れる部分・切る部分など
よく考えてあって、
それぞれの曲の良さを充分以上に引き出している。
さすがにレーベルオーナーだけあって、
自分のレーベルのトラックを研究尽くしてるなぁ、と。
個人的には、途中までの緩い展開も好きだけれど、
10曲目からの最終盤の流れが本当に秀逸かと。
ハイテンションで走り抜ける、この疾走感がホントたまらない。
RAY KAJIOKAの綺麗目ミニマルも、
PAUL MACの壊れミニマルも凄くハマってて格好いい。
何より、ラストのDIEGOの[Pillow Rocker]。
DIEGOらしい、テンション高い綺麗系ハードトラック。
彼自身の数年前の名曲[Hi Jacker]を思い出させる、
ベースラインが印象的なテクノで、
そこに絡むシンセのメロディも、SEの入り方も、
ハイハットの鳴りも、リズムも、
その全てが文句無しにカッコイイ。
ブレイクからの意外な展開には正直、度肝を抜かれた。
これは稀に見る神トラックだと思うよ。ホントに。