寝るのが趣味☆気持ちよく眠るための快眠ブログ

 
 
神奈川県座間市・快眠具まるとみ☆店長のブログ

木綿わた+ビラベックで軽い敷きふとん

2017-05-14 16:29:44 | 敷きふとん
ドイツ製 ビラベック羊毛敷きふとん

こんにちは 座間市さがみ野駅北口 快眠具まるとみです。

木綿わたの打ち直しの時に『敷きふとんが重いので軽くしてほしい』という要望をお客様からよく聞きます。
綿の敷きを軽くする場合は、中わたの量を減らすことでしか軽くできません。
中わたの量を減らすと、その分は薄くなるので、敷きを2枚使って頂くことが必要になります。
2枚敷き前提にすれば、中わたの量は5㎏くらいで十分なので、通常より1キロ以上軽くできます。
打ち直しで中わたの量を減らして薄めに作った敷きふとんには、ビラベックの羊毛敷きを重ねて使うのがお薦めです。
ビラベックは軽くて、上げ下ろしや干したりなどの扱いがとても楽になることと、冬暖かく夏爽やかなので、使い心地も良くなります。
木綿わた+ビラベックの組み合わせは贅沢ですが、四季を通して気持ちよく眠れる理想の組み合わせです。

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綿ふとんの打ち直し『前切り』と『カード打ち』の違い

2017-05-12 12:22:33 | シーツ


こんにちは 座間市さがみ野駅北口 快眠具まるとみです。

綿ふとんの打ち直しは『前切り』と『カード打ち』の2種類があり、それぞれに機械が違います。
ふとん綿は、枚という単位で呼ばれ、シングルの敷きふとんなら20枚、掛けふとんなら10枚が目安となります。
ここで問題なのは前切りとカード打ちの違いですが、前切りは1枚が400g、カード打ちは300gとなります。
敷きふとんに20枚の綿入れをすると、枚切りでは8㎏、カード打ちでは6㎏となり、カード打ちの敷きふとんのほうが軽くなります。
前切りと比較すると、カード打ちのほうが軽くてふっくら、使用後のヘタリも少なく、仕上がりも良くなります。
もう1点、カード打ちのメリットで以外に知られていないのが清潔という点で、ダニの死骸や塵などが加工途中で振り落とされます。
200度の熱風乾燥の工程もあるので、出来上がった綿は、清潔になって帰ってくるということになります。
座布団やコタツ敷きの場合は前切りで、掛けふとんや敷きふとんはカード打ちでと、当店では使い分けています。
価格の安い打ち直しの場合は前切りが多いようです。
カード打ちと前切りでは、出来上がりが全く違うので注意してください。


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夏の眠りは冷感シーツより通気性

2017-05-10 16:30:01 | シーツ

【空気の上で眠る】エアーリブライト ¥30,240

こんにちは 座間市さがみ野駅北口 快眠具まるとみです。

「涼しいと思って使ったら、ぜんぜん涼しくない…」というお客様の声をよく聞きますが、
これは『冷感シーツ』と呼ばれる接触冷感のあるシーツを使った方からよく聞く話です。
寝苦しい夜に冷感シーツを使いたくなる気持ちはわかるのですが、冷感よりも先に必要な条件があります。
それは『通気性』です。
冷感素材と呼ばれる繊維は、期待するほどの効果は得られません。
最初は冷たくても、体温で暖まれば、やはり暑く感じてしまいます。
寝返りで場所を変えればまた冷えるといいますが、無駄な寝返りが多いと睡眠の質が下がります。
『冷やす』ことよりも、まず通気性を確保することが先であると考えています。
エアーリブライトは空気層が格段に多いために、汗をかいても乾きやすく、背中が蒸れにくくなります。
背中の蒸れ感が少ないので、冷えなくても爽やかに眠ることができます。
夏の眠りは、冷感よりも通気性を先に考えることで、気持ちよく眠れると思います。

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夏のふとんは軽いほうがいい

2017-05-08 15:54:55 | 掛けふとん

カナダ産グースダウン93%(0.4㎏)ダウンケット ¥29,800


こんにちは 座間市さがみ野駅北口 快眠具まるとみです。

羽毛ふとんの中羽毛の量は、冬掛けですと1.2㎏以上、夏掛けですと300g以上となりますが、
側生地の重さは1㎏以上あります。
60サテン側生地 1.09㎏
80サテン 〃  1.05㎏
この側生地を軽量化すると、同じ羽毛ふとんでも更に軽くできるのですが、
綿素材で軽いものはエジプト綿などの高級素材になり、価格が跳ね上がります。
ポリエステルの合繊素材は軽いけど、通気性や風合いに難ありです。
以前から軽い羽毛ふとんを作りたいと思い試行錯誤してきましたが、昨年に良い素材が見つかりました。
綿と合繊を交織した80/50Dと呼ばれる素材で、綿65%ポリエステル35%という品質になる新素材です。
この側生地を計量したところ800gでした。
画像は400gのダウン+800gの側生地を使用したダウンケット(肌掛け)を計量したものです。
羽毛の掛けは薄くなるほど、側生地の重さを感じてしまいます。
たった200gでも、体感としてはかなり軽く感じると思います。
夏のふとんは軽いほうがいい…と思いませんか?

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羽毛ふとん打ち直し(リフォーム)で必ず注意すること

2017-05-06 16:07:24 | 掛けふとん
プレミアムダウンウォッシュ 水洗い後のファイバーや塵

プレミアムダウンウォッシュ 乾燥後のファイバーや塵

日本羽毛製品協同組合 認定ラベル


こんにちは 座間市さがみ野駅北口 快眠具まるとみです。

気温も上がり、そろそろ羽毛ふとんの打ち直し(リフォーム)を考えている方もいらっしゃると思います。
そこで注意が必要なのが、羽毛リフォームでも作業の内容によって3種類あるという点です。
ポイントは、ふとんの側生地が付いた状態で洗う作業と、解体して中身の羽毛のみで洗う作業の違いです。
日本羽毛製品協同組合では、3種類の認定ラベルを発行して内容を区別しています。
この中で、ふとんを解体して洗いと乾燥を行うのはプレミアムダウンウォッシュのみで、洗いと乾燥の2工程でファイバーや塵を分別できます。
乾燥後には粒のしっかりしたダウンのみが残り、不足分は新しいダウンを加えて作るので、新品に近い状態でふっくらと出来上がります。
プレミアムダウンウォッシュ以外の作業内容では解体後の洗いではないので、塵やファイバーはそのまま残ってしまいます。
羽毛リフォームの価格の違い=作業内容の違い→出来上がりの違い…ということになります。
羽毛ふとんの打ち直し(リフォーム)の際は、必ず作業内容を確認してください。

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