本日は諏訪大社上社本宮と前宮及び諏訪湖の巡検を行いました。
地元の方に諏訪大社の案内をしていただきました。「スワニミズム」の会員の皆様です。石城諏訪清陵高校校長先生も、巡検に参加してくださり、私どもに、「諏訪信仰」など、様々なことを教えていただきました。みなさん、暑い中、ありがとうございました。
若いころは、この夏の暑さをものともせずに、日中歩いたんですが、さすがに皆、いい年になってきまして、あまり長い時間、日中動くことはしないように計画を立てています。
話は変わり、昭和32年(1957年)の二葉について少し記しましょう。
この年、創立50周年記念事業が行われていました。
一番は、「独立図書館建設」であったことが、昭和33年(1958年)3月8日発行の『天つ野』第18号に記載がありました。
この『天つ野』に、群馬県立館林女子高校生徒会(6月22日)、酒田西高校生徒会来校(10月)という記載もあります。
7月25日、第1回臨時総会がおこなわれ、「この日は来たるべき二葉祭に関して、名称を正式に「二葉祭」とする旨、決議した」とあります。昭和32年(1957年)7月に、「二葉祭」という名称が正式に決まったということです。
以下の「小品」。非常に楽しく読ませてもらいました。文才があります。
兄ちゃんへの手紙
兄ちゃん。おらも元気だよ。すばらしいカッパありがとう。カッパじゃねえ。レインコートっていうんだね。おらも高校1年生になっただ。おら達の学校はいい学校だよ。景色はいいし、建物はきれいだし寄宿舎だってぜんぜん自由だしさ。初めのうちは家さ帰りたくて、ごはん食べるのもいやな時があっただが、だんだん慣れて来た。でも夏休みになって、家へ帰った時はとてもうれしかっただ。寄宿の裏には小高い丘がある。そこに登ると町中が見えるよ。先生は皆やさしいし、友達もすぐ出来た。でもどうしても困る事があるだ。おら組中で一番、いや学校中で一番かもしれねえ位、言草が悪いだ。一生懸命いい言葉を使おうとするだが、どうしても「おら」って出てしまうと、皆に笑われるだ。おら話すのも嫌でたまらなかったけど、だんだんだんだん直しているよ。(後略)
これ、素晴らしい小説なのです。私小説なんだろうなぁと思いながら読みました。