長野県諏訪二葉高等学校校長日記 2014・2015

諏訪二葉高校の校長です。校長の視点から学校の様子をお伝えしたいと思います。登校日毎日更新を目指します。ご愛読願います。

8月8日(土)長野県高等学校歴史教育研究会夏季研究会 2015-114

2015-08-08 08:14:54 | 日記

 本日午後、標記の会を松本県ヶ丘高校を会場に行いますので、会員の野澤先生、武田先生と共に出かけてきます。

 「縣陵」は、たくさんのことを学び、多くの友を得た、わが母校でもあります。こちらもまた、FBのおかげで、旧交を温めることもできた友人もいます。

校歌碑 「若き我等」

 「♪ 風が十字に 荒らぶれ狂う……」との校歌冒頭の歌詞は、高校入学時、衝撃を受けたものでした。あの「ふるさと」の作詞者高野辰之氏作詞、前任校の軽井沢高校の校歌の作曲者でもある信時潔氏作曲の、この校歌「若き我等」は、今でも歌えますよ。入学当時は、「校歌・応援歌をまず全部覚えなければ……」と、授業どころではなかったことを思い出しました。

 初代校長「小松先生頌徳碑」は、哲学者西田幾多郎先生の揮毫です。

 小松武平校長先生は、かつて教頭として勤務した上田高校の前身の旧制上田中学校の第2代校長先生、旧制諏訪中学校(現諏訪清陵高校)の校長先生も務められています。旧制諏訪中学校校長から新設の松本第二中学校(現松本県ヶ丘高校)の初代校長として赴任され、文字通り、新しい学校をつくり、現職のまま亡くなられています。「縣陵の三大精神」を遺されています。この「三大精神」、縣陵出身者であれば、誰でも唱えることのできるものなのです。応援練習で叩き込まれましたから。もちろん、私も言えますよ。

 だからこそ、本校の教育目標である、「自主・努力・感謝」は、「二葉生ならば、誰でも言えるようにしたい」と、密かに思っているのです。さらに、この底流に流れる考え方を、実際の行動規範にしてほしいと願っています。今度の始業式でも、少しそのことについてふれるつもりで、原稿を準備しています。

 おっと、話がそれました。

 この会、事務局の上田染谷丘高校の市川先生には、大変お世話になっています。

 今回の総会で、会長職が、松沢総合教育センター教職教育部長さんから、野沢北高校の西沢校長先生に代わります。西沢校長先生よろしくお願いします。私も、かつて会長職を務めましたが、いまは、一会員として、会の発展のために及ばずながら、協力していくつもりです。

 総会後、講演会、会員による研究発表が行われます。

 講演会は、今話題の「アクティブラーニング型授業~やってみってわかったこと~」との演目で、話を伺います。

 研究発表は、「歴史と現代を繋げ、本質を考えよう」、「反転授業について」の二本です。

 今回も、非常に楽しみにしています。

 校内では、本日と明日、3年生の模擬試験が行われています。監督の先生方、よろしくお願いします。3年生諸君は、現時点での自分の実力がどのへんにあるのか、みきわめるとともに、模試の問題を、終了後、解説を見ながら、もう一度じっくりと解き直してほしいものです。


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