クハ481-103の駅巡り旅のページ

鉄道の旅を楽しみながらJR線全駅踏破を目指しています。

山陰本線全駅下車への道・第7回(その5)

2018-09-11 12:27:42 | 陰陽連絡線

9時43分に木次駅に到着。駅舎撮影を終えて駅に戻って見取り図を描いていると、とあるおっさんに声を掛けられました。スピード違反で免停処分となり、これから出雲横田に行くとか。彼と共に9445D(キハ120 208)に復帰。日登駅を出ると、JR西日本お得意の「制限25」が数kmも続く区間に入ります。木次線は矢張り強烈なローカル線です。



10時32分に下久野駅に到着。一見する限り島式ホームですが、交換設備が撤去されて棒線化されています!



その交換設備跡は「駅ナカ農園」となってました



まずは神話駅名から。「動動」(あよあよ)です。



では駅舎の中へと思ったら、木製のラッチ跡があったではないですか



駅舎に入ると、窓口の跡(?!)が。一応委託駅ですが、記念乗車券のみの販売です。



で、駅舎の上部には、藤原謙の絵画が。地元の風景が描かれています。



それでは駅舎撮影。昭和7年12月18日築の木造駅舎ですが、近年リメイクされたものと思われます。



駅舎ののき下には、ちょっとしたミニ庭園が。



駅舎の木次方にはトイレ。近年に再建されたものと思われます。



トイレの前にも日本庭園風のミニ庭園が。木次線の木造駅舎は演出たっぷりです。



では時刻表を。下り7本、上り10本(臨時列車を含む)です。滞在時間は36分。



それでは周辺散策。駅前には理容店がありましたが、店主逝去のため廃業(廃屋)となっています。



駅前の道路を下っていくと、件の絵画に描かれている山が



県道45号と同じ高さまで下ると、久野川を渡ります。



下久野駅前バス停へ。平日は、久野・日向集会所行きが3本(夏休み期間は2本)、福祉センター行きが4本(夏休み期間は3本)です。第1、3、5土曜は2本ずつです(その他の日は運休)。



で、バス待合室には、地元の中学生の自画像の彫刻が。確か平成8年度の卒業生だったと思われるので、今頃は彼らの多くが都会などに出ていてこの町にはいないでしょう。


つづく

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山陰本線全駅下車への道・第7回(その4)

2018-09-09 07:57:23 | 陰陽連絡線

前回はこちら 


8時54分発の山陰本線128K(キハ47 1016+キハ47 30)で荘原駅を出発。



8時58分に宍道駅1番乗り場に到着。2面3線の構内です。3番乗り場にはタラコのキハ120がいますが…。



12分の乗り継ぎ時間を利用して駅舎撮影。駅舎そのものは開業当時からのものですが、「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」の運転開始に合わせて、2017年5月18日にリニューアルされています。



トイレは松江方に。和風にリニューアルされています。



では駅舎の中へ。ガラス張りになり、18ん分のベンチが設えられています。2台の自動券売機の隣には「みどりの窓口」も。



9時10分発の木次線1445D(キハ120 208)で7年半ぶりに木次線駅巡りを再開。緑色のセミクロスシートです。



9時43分に木次駅に到着。駅裏に木次鉄道部があり、2面3線+側線数本の構内です。



構内踏切を渡ると駅名標が。龍が描かれていて、18の駅名も記されています。



では駅舎の中へ。右手には「みどりの窓口」があり、営業時間は6:35~18:50です。左手には雲南市観光協会があり、営業時間は8:30~17:15(平日のみ)です。



備後落合方にはテーブル付きの待合スペースがあり、ファンの方々の写真が飾られてました



それでは駅舎撮影。何度かリニューアルされていますが、昭和9年8月の開業時の木造駅舎が健在です。私と一緒に駅舎を撮影していた女性は、東京から高速バスで米子に行き、備後落合から塩町に出て福塩線などで岡山に行くとか。



備後落合方にあるトイレの横にはミニ庭園が。平成8年に木次線開業80周年でつくられたとか。



バカ停を利用して駅前へ。正面にはしまね信用金庫が。



で、右手にはマルマンが。地方で付近にショッピングセンターがある駅はそうないでしょう。


話が変わりますが、今日の未明、北海道と本州を結ぶ貨物列車が運転を再開しました。JR貨物は、西日本豪雨で3割以上もの減収になってるだけに、せめてもの一筋の光になればなと思います。


つづく


参考サイト   さいきの駅舎訪問

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山陰本線全駅下車への道・第7回(その3)

2018-09-07 19:38:20 | 山陰線

昨日の午前3時頃、「平成30年 北海道胆振東部地震」が発生し、厚真町では震度7を記録しました。苫東厚真発電所が緊急停止した影響で、北海道電力管内ではブラックアウトに陥りました。札幌市内の路面電車は10時50分頃、北海道新幹線や快速エアポート、地下鉄は今日の午後、はこだてライナーは17時、宗谷本線(旭川ー名寄間のみ)は19時になってそれぞれやっと運転再開出来たという状況です。来月に函館本線の駅巡りを予定していまっしたが、来年に延期せざるを得ません。巷では猛暑の後には大地震ありとよく言われますが、どうやら今年も例外ではなかったようです。




さて、本題に。7時36分に来待駅に到着。南口の探索を終えて北口へ。2003年12月築のログハウスの駅舎です。



では駅舎の中へ。トイレの入口に自動券売機が設けられています。



来待駅の最大の見物はコレ。来待石の原産地のモニュメントです。7年前にも通りかかりましたが、ずっと気になってました。



で、駅舎の前には「来待石たぬきくん」。交通安全の護り神です。



駅前のバス停。宍道町営路線バスが、ベル行きと和名佐行きがそれぞれ4往復ずつです。



残り20分で宍道湖を体感。朝日に輝いていました



民家の軒先の梅が早春の季節感を醸し出してました



時間が近付きホームへ。上りホーム上にも来待石モニュメントが来待駅は誠に見所の多い駅でした。



8時7分発の125K(キハ47 1016+キハ47 36+キハ47 28+キハ47 1026)で出雲市方面へ。



8時18分に荘原駅に到着。交換可能駅で、対面式ホーム2面2線の構内ですが、下り副本線が撤去されています。



では駅舎の中へ。無人化されて窓口が閉鎖され、自動券売機に置き換えられています。



それでは駅舎撮影。昭和9年6月30日築の木造駅舎が健在です。トイレは出雲市方に。



で、駅舎の前には大きな樫の木が。尚、荒神谷遺跡へは3.5kmです。



36分の滞在時間を利用して周辺散策。駅から6分ほどで道の駅・湯の川に到着。この時間帯は勿論、売店類は営業開始前でしたが。



国道9号を渡って。川の向こうにはプラントが。



道の駅の入口にはモニュメントが。湯の川温泉は、川中温泉、龍神温泉と並ぶ「日本三大美人の湯」とされています。


話が変わりますが、台風21号により連絡橋にタンカーが激突して運転を見合わせている関西空港線は、指令所の復旧の目処が立ったため、明日からは「関空快速」はりんくうタウン駅まで、「はるか」は日根野駅まで運転できる運びとなりました。尚、関西国際空港に行かれる方は、りんくうタウン駅にてシャトルバスに乗り換えとなります(「はるか」のお客さんも例外ではない)。


続きはこちら


参考サイト   さいきの駅舎訪問

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山陰本線全駅下車への道・第7回(その2)

2018-09-05 17:39:35 | 山陰線

6時34分発の123K(キハ47 141+キハ47 3010)で東松江駅を出発。松江まで就活中とおぼしき女子学生と相席に。



6時46分に乃木駅に到着。280Mと被ってますが、対面式ホーム2面2線の構内です。



では駅舎の中へ。委託ながら窓口(「みどりの窓口」ではない!)があり、営業時間は7:15~17:45です。国鉄初の女性駅長が誕生した(昭和55年3月)駅ですが、時間になると眼鏡女子がやってきました。尚、ベンチは15人分。



それでは駅舎撮影。昭和12年3月30日築の木造駅舎です。朝日に輝いてました



トイレは手前側にある三角屋根の建物。



38分の滞在時間を利用して周辺散策と思ったら、きぬむすめラッピングバスがやってきました



駅前通を進んでくと、JAに突き当たりました。



右折して5分ほど進んで行くと、Max JUMBO(パチンコスロット)やファミリーマートが。その向かいにあるローソンでTully's cafeを入手。



7時24分発の3451D(キハ126-13+キハ126-1013)で宍道方面へ。右手には宍道湖が



7時36分に来待駅に到着。対面式ホーム2面2線の構内です。何かと交換するため、3451Dはしばし停車。



何かと思ったら、「やくも8号」でした

 


階段を上がると、簡易ICOCA改札が。



南口に出ました。跨線橋の入り口といった趣です。



駅前道路を挟んで向かいは、何と墓地!ということで、北口へ。


話が変わりますが、JR東日本の深澤社長は、昨日の会見で、総武快速・横須賀線(成田空港発着を含む)にE235系を投入すると表明しました。製造が予定されているのは、11両編成が51本、4両編成が46本で、いずれも2020年度以降に竣工するそうです。アコモデーションについては、グリーン車がACアダプタ付き、普通車がオールロングシートになります。E217系は機器更新したとはいえ、いよいよ終末期に入ったことか。


つづく

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山陰本線全駅下車への道・第7回(その1)

2018-09-03 20:07:08 | 山陰線

 記録的猛暑はようやく出口に近づき、台風や秋雨の季節となりました。西日本豪雨で被災した路線は、あちこちで復旧が進んでいます。今日になって、井原鉄道が全線で運転再開しました。また、29日には、「SLやまぐち」がD51 200牽引にて復活します。
 さて、これからお伝えするのは、2018年3月16日(金)~18日(日)の「山陰本線全駅下車への道・第7回」です。木次線の駅巡りをも兼ねようと画策してましたが、この冬の大雪では、例によって出雲横田~備後落合間が「設備点検のため」運休となりました。しかし、出発が近くなって、3月16日に運転再開するとの一報が入りました。木次線9445Dの運転日が「奥出雲おろち号」非運転日(保守運休日を除く)に拡大されたので、木次線駅巡りを中心に据えて備後落合の手前まで行くことにしました。
 前置きはこれくらいにして、そろそろ出発しましょう。


2018年3月16日(金)。自転車で新津駅に行き、信越線453M(E129系B33編成+A9編成)で新潟駅へ。新潟空港に向かうバスは、国道113号の渋滞で38分ほどかかりました。



JL2250便(JA241J)は、出発準備に時間を要した関係で、9分ほど遅れて新潟空港5番スポットを出発。隣には誰も座ってなかったので、鮎正宗で一杯やりました。小松上空を廻るルートをとりましたが、14分遅れの20時38分に伊丹空港44番スポットに到着。



20時55分に頃に手荷物を受け取り、21時5分発のバス(大阪200か26-82)でなんば駅前へ。



南海なんば駅から歩いて10分ほどかからずに、なんばOCATに到着。イルミネーションがまだ残ってました。22時50分発の山陰特急バス(なにわ200か18-34)で一晩を過ごします。



開放休憩は加西SAの1回だけ。4時38分に米子駅に到着。



5時の開店を待ってセブンイレブンに行き、お握りなどで朝食。31分発の121K(キハ121-6+キハ121-3)で山陰本線駅巡りを再開。



夜が白んできた5時55分に東松江駅に到着。2面3線の構内です。



それでは駅舎撮影。開業当時からと思われる木造駅舎が健在ですが、「JR西日本出雲鉄道部 松江工務支部」の建物が増築されています。トイレは手前側に。



旅客が入れるのは右手の4分の1の区画だけ。簡易ICOCA改札と長椅子があるだけです。



39分の滞在時間を利用して周辺散策。駅前は数軒の民家がありますが、そこを抜けると一面の田んぼ。しかし、静寂を突き破るかのように、美保基地に向かうブルーインパルスが。



ふと歩いていると道標が。「左 武内神社 右 馬関港」。



道端のつくしが早春を感じさせます



駅に戻って駅裏を。左手にはヤンマーがありますが、右手にはJA貨物のオフレールステーションが。東松江駅は嘗ては普通駅だったのです!


つづく

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山陰本線全駅下車への道・第6回(その12)

2018-09-01 08:06:47 | 山陰線

山陰本線駅巡りの前にニュースをお伝えします。東急電鉄は一昨日、池上線の全15駅でイベントを催す、「池上線全線祭り」なるものを、11月23、24日に実施すると発表しました。これはただの地域還元イベントではありません。24日には「7700系さよならイベント」を実施するものです。これ以降、7700系は養老鉄道に送り込まれ、養老鉄道の620系は終末を迎えることでしょう。



さて、本題に。13時36分に湯玉駅に到着。東口の撮影を終え、地下道をくぐって西口へ。2007年10月28日竣工の「湯玉駅前薬局」です。薬局併設の駅舎は、私の駅巡り人生で初めてです。今回の駅巡りで最も印象に残りました



自転車置き場を挟んで向かいには「じょうのクリニック」が。



駅前の様子。旧駅舎があったということで、古い住宅地となっています。



ノンアルで一休みしてホームへ。申し遅れましたが、湯玉駅は交換可能駅で、対面式ホーム2面2線+保線用側線1本の構内です。



14時2分発の823D(キハ40 2045)で帰路に就きます。次はいつ来れるか分からないので、響灘の絶景を目に焼き付けて



15時6分に幡生駅に到着。山陽本線3333M(115系L18編成)で下関駅に出た後、5181M(415系Fo-107編成)に乗り継いで九州へ。



確認番号を忘れたため、自由席特急券を購入して「ソニック38号」(左の883系Ao-5編成)で博多駅に急ぎます。



博多駅到着後、福岡市営地下鉄空港線642C(305系W5編成)で福岡空港へ。



福岡空港到着後、全日空のカウンターに申し出ましたが、すんなりとNH1283の搭乗券を発券。時間に余裕が出来たので、ラーメン滑走路に行き、ラーメン海鳴にてとんこつラーメンの夕食



18時25分発のNH1283便(JA305K)で新潟へ。意外にも極めて順調なフライトで、19時44分に新潟空港6番スポットに到着。



降機前にB737-500の機内を。黒系のリネンで、グレー系の座席でした。



新潟市内は奇跡的にも雪が少なく、新潟駅までのバスも極めて順調で、20時42分発の馬下行きの2244D(キハ47 1514+キハ47 511+キハ47 1521+キハ47 522)で新津に帰還しました。


 「山陰本線全駅下車への道・第6回」は以上です。折からの大雪で実行するかしまいか悩んでましたが、このように成功裡に終わり、私って何て悪運強いんだなと思いました。
  今回は、本数の少ないとされる小串以北の駅を中心に巡ってきました。「○○のはなし」を2回も捕獲できたのは大収穫でした。ただ、優等列車が「○○のはなし」しかなくなり、昨年になって長門粟野駅の交換設備が廃止されたのが気になります。
 ところで、最後に乗ったNH1283便ですが、現在はFW83便となり、機材もCRJ700と大幅に小型化されています。ANAは、B737-500について来年までに完全退役させることを目指してます。今回の処置もその一環でしょう。
 日本列島は猛暑が出口に近づき、秋雨や台風の季節になってきました。次は、「山陰本線全駅下車への道・第7回」をお伝えします。


最後までお読みいただきありがとうございます


参考サイト   さいきの駅舎訪問

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