「脂肪」と言えば、体に貯め込むエネルギーとして、何となく太るというイメージがありますね~😱
■でも体の中では「細胞膜」や「血液の成分」となったり、病気を治す為の「ステロイドホルモン」を作ったりする大切な成分です。😉
「脂肪酸」には
冷蔵庫に入れると固まる「飽和脂肪酸」と
冷蔵庫で固まらない「不飽和脂肪酸」があります。
<飽和脂肪酸>
「飽和脂肪酸」は肉、牛乳、バター、卵黄、チョコレート、ココアバター、ココナッツ、パーム油など、美味しい物に多く含まれています。
■脂質は1gにつき9Calのエネルギーを作り、血液や生体膜を作る成分になるなど、体内で重要な働きをしています。しかし「飽和脂肪酸」は、体内では、「コレステロール」や「中性脂肪」を増やし、血小板を凝縮させ血液の粘度を増やし、血液を流れ難くし、「動脈硬化」や「脳卒中」、「心筋梗塞」の原因を作ります。
■「コレステロール」は本来、細胞膜や身体の働きを微調整するホルモン、あるいは胆汁酸(脂肪を消化・吸収するもの)を形成するための物質として必要なものです。
さらに肌や髪をなめらかにしたり、各組織の細胞膜やステロイドホルモンの消化吸収を助けます。しかし多すぎると、悪玉コレステロールになり、動脈硬化を招き脳卒中や心筋梗塞の原因になります。
■「中性脂肪」は、糖質の不足を補い、身体を動かすエネルギー源となります。また皮下脂肪になって体温を保持したり、内臓を衝撃から守る働きもあります。しかし増えすぎると、動脈硬化の原因になります。
■肉やバター、ラードなど動物性の脂に多く含まれる「飽和脂肪酸」の摂り過ぎは、肝臓を刺激し、体の除去能力を超えた「悪玉コレステロール」を作り、動脈壁を損傷して心臓血管系を損ない「冠動脈疾患」のリスクを高め、血流の減少により治癒力を低下させます。
<不飽和脂肪酸>
■不飽和脂肪酸は植物や魚の脂に多く含まれ、常温では液状で血中コレステロールを下げるなど良い面もありますが酸化されやすく、多すぎるとアレルギーや癌など免疫を弱くして病気に罹りやすくなります。
■「トランス脂肪酸」は、植物油など液体状の油脂をマーガリンやショートニング、ファストスプレッドなどを固体化するために水素添加する事で植物油を高温にして脱臭する工程でトランス脂肪酸になり、トランス脂肪酸は、善玉コレステロールを減らし、悪玉コレステロールを増やすため、心臓疾患などのリスクが高くこれが「トランス脂肪酸が体に悪い」と言われる理由です。😲
<調理で油を少なくする方法>
- 揚げる・炒めるよりも、蒸す・煮る
- 油を使わず網焼きにする
- 調理にはオリーブ油や菜種油(キャノーラ油)を使う
- 肉類は下ゆでや湯通しをする
- 肉は赤身や皮なしの鶏肉など、脂肪の少ないものを選び、調理前に脂身や皮を取り除く
📌揚げ物やケーキ、ドーナツ、アイスにチョコなど、脂肪の多い物はみんな美味しい物ばかりですね~食べ過ぎると良くないと分かっていても・・・😅
特に「トランス脂肪酸」は、
大人が食べると老化を早めてしまうみたいです。💦
なるべく遠ざけた方が「身の為」かも知れませんね😉
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