mariemonの健康日記

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活性酸素が出来るメカニズム

2024-02-17 08:41:03 | 健康

「活性酸素」と言えば体の酸化が気になりますよね😞 
体が酸化する事で真っ先に思うのが「老化」で老化は活性酸素よって体が酸化する事で起こる錆びが原因です。





「活性酸素」とは、呼吸によって取り込んだ酸素の一部が通常よりも活性化した状態のことです。人は呼吸しているだけでも活性酸素が発生し、細胞膜の脂質が酸化したり細胞の核の遺伝子が傷つく事によって変質したり死滅したりします。




■さらに活性酸素は、切った林檎が変色するのと同じように人の細胞自体を錆びさせていき(体の酸化現象)私達は活性酸素の害避けて通る事は出来ないのです。




「白血球」から作られる活性酸素は「細胞伝達物質」「免疫機能」としての働きがあり、私たちの身体の働きを正常に保つうえでも不可欠な役割を担っています。さらに活性酸素には「強い酸化作用」があり、酸化作用から身体を守る抗酸化防御機能が備わっており適度な活性酸素は体内に入ってくる細菌やウイルス食品添加物などの有害物質を無毒化する体制防御の働きをします。





活性酸素から身を守る仕組みとして、体内で発生した活性酸素を消滅させるために働く、酵素SOD(スーパーオキシドディスムターゼ)カタラーゼグルタチオンなどの活性酸素除去酵素(スカベンジャー)があります。

■このSODが細胞の中で作られるためにはタンパク質亜鉛マンガンなどのミネラルが必要です。特に毎日の食生活で不足になりがちの「亜鉛」を補い、タンパク質と亜鉛を同時に摂取することで、SODが増加し活性化できます。


 

■ただしこの活性酸素除去酵素の生成20歳頃がピークだといわれています。それ以降どんどんと生成量が減って40代になるとなんとピークの半分にまで減少してしまいます。

■年齢による活性酸素除去酵素の減少を補うなら、同じように活性酸素を除去する働きがある栄養素「ビタミンC、E」「β-カロテン」「ポリフェノール」を食品から摂取することが大切です。



「ビタミンC、E」

ビタミンE過酸化脂質が出来ないよう制御する働きがありそこに抗酸化作用のあるビタミンCがある事で機能が高まります。

「β-カロテン」

β-カロテンは体内でビタミンAに変わり変換しないものには抗酸化作用があり、活性酸素の発生を抑え取り除く働きがあります。




「ポリフェノール」

ポリフェノールとは光合成によって作られる植物の色素や苦味成分です。ポリフェノールの抗酸化作用は強力で、ビタミンCは細胞の水溶性部分で、β-カロテン・ビタミンEは細胞の脂溶性部分でしか抗酸化作用を発揮しません。



♠しかしポリフェノールは細胞間の水溶性成分を守りながら細胞内の脂溶性成分でも働き、細胞膜上でも力を発揮する優れた抗酸化物です。色の濃い赤ワインに強い抗酸化作用があります。だからといって摂り過ぎても逆に体を酸化させてしまうので注意が必要です。😲 💦



 <活性酸素を促進させる因子は>
  • タバコの煙
  • 紫外線
  • 薬物
  • 食品添加物(腸内細菌を殺す)
  • 農薬
  • ストレス

■特にストレスは体に大量の活性酸素を発生させて常に自らを傷つけ体を蝕んでいる事になります。😱 




💛樹齢何百年という樹が存在するのは、動物よりも植物の方が抗酸化作用によって長寿だからです。私達も抗酸化作用のある果物や生野菜を意図的に食べて、なるべく酸化の害を受けないよう生きる術を身に付けて、せめて心だけでもいつまでもキラキラ輝いていたいですね✨




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