トウモロコシは、世界三大穀物の一つで、茹でたり、焼いたり、サラダやラーメンのトッピングなどいろいろな食べ方が出来て美味しくて便利ですね。
トウモロコシは、食物繊維が豊富で腸の健康に良い「リノール酸」も多く含まれている為、心血管疾患を予防し、消化がゆっくりで満腹感が長持ちします。しかも脂肪が少なくカロリーが低いので、ダイエット食品としても良いのですが食べてはいけない食べ方と食べてはいけない人がいます。😰
<トウモロコシの危険な食べ方>
✖トウモロコシだけで食べる事(危険)
え~普通にみんなそのようにして食べているのでは???と思いますよね😅
トウモロコシは「炭水化物」・「タンパク質」・「カリウム」・「ビタミン」・「ミネラル」などの栄養が豊富で一見、それだけ食べてもしっかり栄養のバランスが取れていそうですが、トウモロコシには「ナイアシン」と「トリプトファン」が不足していて、ナイアシンは、ビタミンB3で栄養素からエネルギーを作り出す化学作用を補助する役割があります。
トウモロコシは「炭水化物」・「タンパク質」・「カリウム」・「ビタミン」・「ミネラル」などの栄養が豊富で一見、それだけ食べてもしっかり栄養のバランスが取れていそうですが、トウモロコシには「ナイアシン」と「トリプトファン」が不足していて、ナイアシンは、ビタミンB3で栄養素からエネルギーを作り出す化学作用を補助する役割があります。
その為、トウモロコシだけを食べると必須アミノ酸が不足して「ペラグラ」と言う日光に当たると強い痒みを伴う皮膚病が発生する可能性があり、紅斑、発熱、消化器官に炎症など致命的な症状が表れる事があります。したがってこれらを補う為に、他の食品と一緒に食べる必要があるのです。さらにトウモロコシは、カロリーは低くても血糖値指数GI値75と非常に高く、糖尿病の人は食べてはいけない危険な食品です。しかも炭水化物の含有量が30%と高く、血糖に大きな負担をかけるからです。😰
✖トウモロコシのヒゲ茶(危険)
トウモロコシの「ヒゲ茶」には、イノシトール・グルコースと言う体内の水分を排出してむくみを取る成分が含まれています。しかもヒゲには、抗酸化成分であるフラボノイドやクロロゲン酸、メイシンという体内の活性酸素を除去し、細胞の変性を防いで老化防止に良く、さらにトウモロコシのヒゲに含まれる「ルテオリン成分」が脂肪分解を助け、体内の慢性炎や毒素を排出してくれる効果があります。しかも利尿作用に優れていています。
しかし腎臓の弱い人や高齢者、腎臓に問題を抱えている人は、トウモロコシのヒゲ茶は絶対飲んではいけません。健康な人でもヒゲ茶の過剰な摂取はむくみの除去を超えて、腎臓に大きな負担をかけて慢性腎不全や心臓発作に繋がる危険性があります。😱
✖トウモロコシとバター
トウモロコシとバターを炒めて食べると、美味しくて和食や洋食、お酒のおつまみなど何にでも合う1品ですね。トウモロコシの胚芽には、「トコフェノール」と言う抗酸化作用のあるビタミンEの一種が含まれていて、しかもトウモロコシに含まれるカリウムは血圧や血糖の調整も助けます。さらにトウモロコシには必須脂肪酸である「リノール酸」が含まれていて、血液中の悪玉コレステロールを下げ、心血管疾患を予防します。
しかしトウモロコシとバターを一緒に食べると、これらの良い効能を全く享受できなくなります。動物性脂肪であるバターは、飽和脂肪酸の含有量が非常に高い為、たくさん摂取するとコレステロールを上げてしまい、結局何の意味もなくなります。しかもトウモロコシは、炭水化物なのでバターと一緒に食べるとカロリーが急激に上がり、体にとってリスクの方が大きくなります。😩
トウモロコシだけを食べるのは体に良くないので、それでは一緒に食べると効果的な組み合わせを紹介しますね😊
<トウモロコシと相性の良い食品>
〇トウモロコシと牛乳
トウモロコシは、ナイアシンやトリプトファンといった「必須アミノ酸」が不足している為、ナイアシンが豊富な肉や魚などの動物性タンパク質と一緒に食べる必要があります。しかしもっと簡単で手軽に摂り入れられる最高の組み合わせが「牛乳」です。
牛乳にはナイアシンが含まれていていませんが、トリプトファンが含まれているからです。牛乳に含まれるトリプトファンは、肝臓でナイアシンに変換され、牛乳を飲む事でトウモロコシに不足している必須アミノ酸であるナイアシンだけでなく、不眠症やうつ病の解消に良いトリプトファンもたっぷり補う事が出来ます。
また牛乳に含まれる「乳清」と「カゼイン」は、一緒に食べる食品の血糖値を調整してくれる為、トウモロコシの高い血糖値を下げる効果もあります。さらにトウモロコシに含まれる「リジン」は、牛乳に含まれるカルシウムの体内吸収を助けるので絶妙な組み合わせになります。😊
〇トウモロコシとキャベツ
キャベツは胃を保護し、消化を助けるだけでなく抗癌効果が高い「ビタミンU」が豊富でキャベツは、カリウムの含有量が低い代わりにビタミンCとビタミンKが豊富で腎臓を保護します。またキャベツに豊富に含まれるフィトケミカルとスルフォラファンは抗炎症作用と抗癌作用を持ち、トウモロコシの炎症解消効果と驚異的な相乗効果を発揮します。
さらにキャベツは、ポリフェノールが豊富で、血圧を下げ、血小板の蓄積を防ぎ、心血管疾患にも良いだけでなく、高品質なカルシウム、マグネシウム、ビタミンKが豊富で、骨粗鬆症の予防にも最適です。この時、トウモロコシを一緒に食べる事で、カルシウムの体内吸収率を最大限に引き上げる事が出来ます。
また、キャベツは脳の健康に良く、目の健康にも非常に良いです。トウモロコシのビタミンA、ルテイン、ゼアキサンチン成分と一緒に摂取する事で、黄斑変性、ドライアイ、夜盲症などの様々な目の病気を予防し、勿論、白内障や緑内障のリスクを大幅に低減します。目に問題を抱えている人は是非、この組み合わせを日々の献立に役立てるといいです。😊
〇とうもろこしとアボカド
アボカドは甘くないので野菜だと思っていましたか?
熱帯果実であるアボカドは、ビタミンやミネラルなど健康に良い栄養素が非常に豊富な果実です。特にカリウムが多く、高血圧は勿論、免疫を強化し、体内の炎症を抑えるビタミンB6がたっぷり含まれています。
さらにアボカドの食物繊維は、腸内で乳酸菌の餌になるので腸内の乳酸菌の増殖に非常に効果的で、腸内環境を良くします。またアボカドは、心血管を強くし、悪玉コレステロール値を大幅に下げてくれるので、この時、トウモロコシと一緒に食べると驚異的な相乗効果を発揮し、トウモロコシだけで食べるよりも胃にも負担がかからず消化も良くなります。😊
💛トウモロコシの芯には、「βーシトステロール」という歯茎を強くし、歯周炎のような病気を予防してくれる成分が含まれているので、トウモロコシの芯を煮てお茶として飲むのも良いです。またトウモロコシご飯を作る時、芯を一緒に入れて炊いて、トウモロコシご飯にしてもいいかも知れませんね😉