mariemonの健康日記

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老化のメカニズム

2024-02-20 08:30:28 | 健康
「活性酸素」と言えば「老化」が心配になりますね😱 
「老化」とは一般的に、成熟期以降に起こる生理機能の衰退を意味し、遺伝的な要因や外界からのストレスに対し、適応力が低下することで起こる変化です。

しかも時の流れるスピードはすべての人に共通のものであり、同じ日に生まれた人は同じスピードで暦年齢を重ねていきますが、成長のスピードに個人差があるのと同様に、老化のスピードにも個人差があります。












■また、体の中の「組織」「細胞」によってもそのスピードが変わってきます。一部の組織の老化が進んでも、他の組織は実年齢よりも若いということもあり老化の最大の原因は、活性酸素によって起こる体の錆びです。



■また、老化のスピードは40歳代ぐらいから加速していきます。その理由は、40歳を過ぎると活性酸素を取り除いてきた「抗酸化作用」の能力が急速に減少してしまい、個々の細胞のレベルで見てみると老化は生まれた直後から始まり、ヒトの胎児から採取した細胞はおよそ50回の分裂が限界なのです。そして限界まで分裂した細胞が「老化細胞」です。



「老化細胞」とは持続的に増殖を停止した細胞の事で、老化細胞では、増殖能力がもとに戻れないように制御されており、老化細胞に増殖を促す処理を施しても、残念ながら再度増殖が始まることはありません。😰

💛でも大丈夫です!
老化細胞は元に戻らなくても体の機能は近隣の機能が助けてくれるよう体は上手く出来ているからです。免疫細胞は互いに連携プレーをしながら弱った細胞を助け体の機能を円滑にしているからです。😉 

=老化細胞による体への影響=

<脳神経系>

老化すると「脳」ではどのような現象がおきるのかと言いうと個人差により「大脳萎縮」「脳細胞の減少」神経伝達物質の活性低下などから、認知機能の低下が見られます。(脳細胞は良く考える事で機能の低下をある程度防ぐ事が出来ます)



<心血管系>

心臓は血圧が高いと全身へ血液を送り出すのに心臓に過度な負担がかかり心筋が厚くなり心肥大を引き起こします。 また老化によって 左室の肥大冠動脈硬化運動時の最大心拍出量が低下します高血圧は心筋梗塞心肥大心不全の引き金になりやすいのです。(ストレスを緩和する事である程度の心機能の低下を防ぐ事が出来ます)




<呼吸器系>

肺胞そのものの数の減少肺の弾性力の低下などにより、呼吸機能が全般的に低下します。息を長く吐く呼吸法で肺胞の減少を抑える事が出来ます)


<消化器系>

咀嚼や嚥下能力の低下による「誤嚥性肺炎」、消化管運動が低下することによる便秘や便通異常、胃内容物の食道への逆流などによる逆流性食道炎が見られます。(バランスの良い規則正しい食事で良く噛む事で嚥下障害や消化能力の低下を抑える事が出来ます)



<腎泌尿器系>

糸球体の喪失腎血流量の低下ろ過率の低下により尿を濃縮するホルモンの分泌量が減少したり、膀胱が硬くなってしまったりするので、頻尿になります。 尿を濃縮できなくなると、必然的に尿の量が増えてしまいます。 また、膀胱が硬くなってしまうと、尿を溜める量が少なくなってしまいます。(自律神経を鍛える事で機能の改善を期待できます)



<骨格系>

骨量やによる骨粗鬆症骨折関節液減少滑膜の弾力低下による関節炎
を引き起こしやすくなります。(軽い運動と骨量を増やす事で改善出来ます)







若い頃は機能の低下した細胞は取り除かれ、新しい細胞が補充されることで、組織としての機能を保ち、老化を防ぐことができますしかし、年齢と共に細胞が入れ替わるスピードは遅くなり、取り替えること自体ができなくなると、組織の機能が低下し、徐々に老化が進行していきます。やがて、細胞分裂の限界にまで達した細胞で生きていかなければならなくなります。つまり機能が不自由なまま生きていかなければならないのです。😱 






それが老化の現実とは言え、何だか身も蓋もない話になってきましたねー
でも悪い事ばかりじゃありません。😁 
年を取ると若い頃には感じられなかった新な感性という宝物を得る事が出来るからです。✨😉 


💛酸いも甘いも・・・という諺があるように人生の経験を積んで、世の中の裏表や人情の機微が分かるようになっていろいろな事にも目が開けるようになると、人の心が手に取るように解るようになるので老化に対する苦しみを超えた感覚を得る事が出来るからです。😲 

若い時の苦しみは、それがないから心を無駄に労する事になり、仏教で言う開眼(かいがん)とは広義的には悟りを開く事ですが年を重ねた醍醐味は、自ずと人生の眼が開ける事かも知れませんね。😌 




コメント (6)
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