mariemonの健康日記

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血栓の出来るメカニズム

2024-02-11 19:44:11 | 健康
「血栓」と言えば、血管の健康が気になりますね😌 

「血栓」とは、血管の中にできる血液の塊の事で血液が固まりやすかったり、血管壁に傷がついたり血流が悪くなる事で血栓ができやすくなります。


<血栓の出来るメカニズム>

血栓ができるメカニズムはさまざまですが、主に脂質や糖の異常脱水不整脈弁膜症血管炎血管内皮細胞の損傷から血小板の活性化などをきっかけにして血栓が起こります。

「血栓」は、汚れた血液を浄化しようとする体の自然現象ですが、老廃物余った脂肪コレステロール尿酸などで血液がドロドロになってくると、血液の汚れを血管の内側に沈着させて血液を浄化しようとする反応が起こり、その結果血管が細くなります。

■すると心臓は力を入れて血液を送り出そうとして血圧が上がります。そこでもうこれ以上血管を細く出来なくなると血液の塊を作り血液をサラサラにしようとします。それが「血栓」です。
(血栓が出来ると発疹や炎症が起きます)



<血栓の出来やすい人>

高血圧の人内蔵型肥満の人タバコを吸う人運動不足の人さらに食生活が偏った人やり座りっぱなしの人ピルを飲む人などの生活習慣病の人は血栓が出来やすくなります。 



<血栓が出来る場所>

 血栓の大部分は、下肢から骨盤内にかけてで、静脈内の血栓が次第に大きくなると、静脈の壁からはがれ、血液の流れに沿って移動します。その時、血管内に血の塊があると血管が詰まってしまいます。血栓は、できる場所によってさまざまな病気を引き起こします。


<血栓症>

 血流、血液、血管のいずれかに異常が起こって血液が流れなくなると、その先の細胞に栄養が届かなくなるため、細胞が壊死して機能障害が起こります。それぞれ単独の原因で血栓症が起こる場合もありますが、基本的に相互に関係して血栓症を引き起こします

<血栓の予防>

(1)運動をする
  運動をすれば、血圧値・血糖値が下がり、善玉のHDLコレステロールが増えます。



(2)コレステロールを管理する

  コレステロールの異常は狭心症や心筋梗塞などの「心臓病」や、脳出血や脳梗塞などの「脳卒中」の原因になります。 運動を習慣化し、赤身肉などの動物性の食品を控え低脂肪の乳製品や植物油を選び、食生活を改善すれば、コレステロール値を改善できます。



3)健康的な食事

 健康的な食事が、体重や血圧値、血糖値、コレステロール値を改善します。低カロリーであれば体に良いと思い込んでいる人が多くいますが、必要な栄養素はしっかり摂ることが大切です。😀 



4)血圧を管理する

 40歳以上の男性の6割以上が高血圧で、血圧を上げる最大の原因は「ストレス」です。食生活やストレスを管理し血圧を上げない事を心がけます。



(5)標準体重を維持する

肥満脂質異常や、高血圧高血糖などが重なると、心臓の負担は増えます。体重を落としただけでも、これらは改善します。

6)血糖値を下げる

「糖尿病」は食事や運動の影響を受けやすい病気です。食事や運動によって血糖値をコントロールすれば血栓を予防する事が出来ます。


(7)タバコを吸わない

愛煙家には耳の痛い話ですが、タバコを吸うと血管が収縮して血圧を上げるからです。しかもタバコを吸うと大量の活性酸素を発生させて、血管を傷つけるだけでなく体内の酸化や炎症を引き起こし、周りにいる人にまで同じような作用を齎すほどタバコは恐ろしい物質ですが急にやめろ何て無理なので愛煙家は普段から抗酸化力のあるビタミンC を多めに摂るといいですね😉 

<血液をサラサラにする食品>

納豆や青魚

納豆には血圧を下げ末梢の血流を良くする効果があり、脂肪が多い青魚には血管を拡張し血圧を下げ、血栓を溶かす働きがあります。


クエン酸・食物繊維

♦果実などのクエン酸は血液の酸化を抑えて血流を良くし、さらにポリフェノールの効果によりコレステロールの酸化を防ぎます。

♦また海草に含まれるアルギン酸はコレステロールの吸収を妨げて、体外へ排出させる働きを持つ食物繊維です。

♦海藻類は血糖値の上昇を抑える働きのほか、新陳代謝を活発にして血流を促す働きがありビタミン類の中でも高い抗酸化作用を持ち、動脈硬化予防にも効果的とされているのが、ビタミンEとCです。

♦しかしビタミンEは酸化しやすいため、ビタミンCと併せて摂るといいです。



運動が面倒で苦手な人は、なるべく体を動かしたり毎日少しでも歩く事を習慣にすると良いかも知れませんね😉 

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