歩かない旅人

牛乳を毎日飲む人よりも、牛乳を毎日配達している人の方が健康である。

 北朝鮮を喜ばせた日本の騒ぎ。

2012-04-13 10:54:15 | 月刊雑誌。週刊雑誌を読んで
 テレビによる断片的なニュースによると、北朝鮮のわけ解らないロケットの玩具みたいなものの打ち上げが失敗したと、報道していましたが、詳しく知ろうと思って、あちこちチャンネルを変えてみましたが、いつもの8チャンネルのワイドショウでは、まるでそれに触れていません。機能の騒ぎが嘘のようです。これが成功していたら、日本のテレビ局はきっと大騒ぎしているかもしれません。
 如何なっているのでしょう。このならず者国家に、いや国家とさえいえないような国とも呼べないような、金一家の独裁的集団に、いい様にあしらわれています。今の世界は一寸狂ってきたのでしょうか、日本だけでなく、アメリカも一緒になってこの北朝鮮の機嫌を取っています、狂犬みたいな存在ですが、如何手を付けていいか解らないと言うのが正直なところでしょう。アメリカも随分、国力が堕ちてきたと言えるでしょう。
 資本主義の悪い部分が、急にクローズアップされ始めました。会社は株主のものだという、このいかがわしい主張が、のさばり出してきたからです。かっての日本では会社は、ある意味、公の意味合いを含んでいました。その会社の経営者の持ち物だという考えを超えて、そこに含まれる関係者全体のものでした。しかし株式の売買というものが有って。会社は単なる商品になり下がってしまいました。資本主義の堕落です。
 北朝鮮の失敗でどんな動きになるか、今後の動きに注目しつつ、昨日の話の続きを書き写します。
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 《雑誌『正論』5月号より》
 [「南京大虐殺」という大虚構]    三回目
 【わが畏友、河村たかし市長に続け】
  ●中国共産党の大騒ぎを喜んで受けて立とう
   嘘を真実にする「力の信奉者」の正当性を砕け。
       前衆議院議員       西村眞悟
 ・・・・この暴政に対する人民の記憶が、やはり多くの自国民を人民解放軍が殺戮した天安門事件(1989年)をキッカケに甦り、人民の恨みが中国共産党に向かうことを避けるために、中共は、こともあろうにわが国を、人民の蒙った二十世紀の惨害の加害者に仕立てて、恨みの対象にする壮大な虚構(嘘)を、躍起になって構築し続けてきた。その結果、今や、支那のネットの世界では、わが国と日本人の抹殺を願う人民の怨嗟が渦巻いている。
 (※感想・・・・これらを操作しているのは支那共産党のネットを管理している工作人です。都合の悪いネットは即時削除され、その人物を探し隔離されます。日本の悪口はいくら虚構でも大手を振ってまかり通ります。元々虚構ですから、狂気じみた行動も、愛国無罪の元、許されてしまいます、この反対の事を日本がやったらどうなるでしょうか。馬鹿馬鹿しくなって考える気にもなりません)
 しかも、中共は、この日本を悪とするプロパガンダを、世界に発信し続けている。中でもわが国の無辜の民を原子爆弾で殺戮したアメリカを、そのプロパガンダの主要なターゲットとしている。アメリカ人としては、日本が悪いと思い込めば思い込むほど、日本に原爆を落としたことは正当だと思い込めるからである。即ち、中共のプロパガンダは、日米分断を狙っているのである。
 従って、わが国家の存立という観点から見れば、中共とわが国は、「共に天を戴くこと」は出来ない。つまり不倶戴天の敵である。そして、戦後の克服とは、この中共のプロパガンダ即ち「嘘」を一掃することによってはじめて可能となる国家の再興そのものである。そのために何が必要か。それは「わが文明の自覚」即ちアイデンティティーの確立と「武力」である。「国家の存立」に関わると言ったのは、まさにこの事である。
[河村発言に続け]
 わが国と支那との交流の歴史を概観すると、わが国は、「日出国(ひいずるくに)」の自覚を国書で鮮明にした聖徳太子の昔から、支那を知れば知るほど自らのアイデンティティーを自覚してきた。例えば、江戸初期の山鹿素行は儒者であったが、孔子の教えが現実化しているのは、易姓革命の支那ではなく、万世一系の天皇を戴く日本であると得心し、「五十年の夢、一挙に覚め申し候」と書いた。
 そして今も、同じことを深く確認しなければならない。既に書いたが、支那は嘘をつく方より騙されるほうが悪いという文明で、わが国は嘘をつくのは悪いという文明だ。その上で問う。歴史とは何か。わが国では歴史はヒストリーである。しかし、支那では、歴史はプロパガンダだ。また、朝鮮では、歴史はファンタジーなのだ。
 我々は、この文明の違いを堅持して、「南京事件はない」というヒストリーを守り微動だにしてはならない。この一点を突破することが、中共対策に限らず、朝鮮の「従軍慰安婦問題」に象徴される、反日歴史捏造というか被害妄想(ファンタジー)を止め、ひいては東アジアの歴史(ヒストリー)回復に繋がってゆく。
 さて、支那は「嘘」を真実にするために力を行使する「力の信奉者」だと書いた。しかも、彼らの「嘘」には共産党の正当性がかかっているだけでなく、彼らと一族が自国民から殺されないという身の安全がかかっている。従って、中共は思想、宣伝、経済的利害、そして武力のあらゆる影響力を動員して「南京大虐殺の嘘」を通そうとしてくる。そのうち、経済的利害として支那人の日本観光禁止と日本滞在禁止は、大歓迎である。また、わが国経済は中共がなくとも大丈夫だ。
 ポイントは、最後の一点、つまり武力だ。中共は、わが国に「南京大虐殺」をみとめさせる為、東シナ海の海と空で、わが国の船舶を拿捕し、戦闘機を飛ばして領空侵犯を繰り返すこともありうる。わが国はこれを受けて立って断じて引いてはならない。民主党の菅内閣が中国人船長を釈放して国民に屈辱を与えたことを、断じて繰り返してはならない。その為の、救国内閣を造る覚悟を固める時だ。
 まさに、「南京大虐殺はなかった」を確定する為には、「力の信奉者」である中共の持つ武力をわが方も保有することが必要なのだ。中共が「嘘」を武力で押し通すことを出来なくすることこそ、わが国の名誉と領土と国民を守ることにつながる。これが即ち、わが国家の存続を確保する道だ。この度の、河村市長の発言と中共の反発は、わが国家の存続のための変革即ち戦後体制からの脱却を強く即している。
 河村市長、南京事件はないと、よくぞ言った。これを切っ掛けに、わが国を国家の再興そして存続への路線に乗せよう。お互いに縁のある春日一幸は、「君と僕とは、信長、秀吉、家康が生まれた、尾張三河の仲間ぞ」とよく色紙に書いていた。君はまさに尾張の仲間ではないか。
 その尾張の秀吉は、支那の明の国使が「汝を日本王とす」と書かれた国書を面前で読んだとき、憤然と立ってその国書を使者から奪い取り引き裂いた。即ち「怒烈明冊書」(怒りて明の冊書を裂く、頼山陽著『日本楽府』)。われらの世代こそ、改めて信長、秀吉の気概を取り戻し、断じて、我らの父祖の歴史の真実、ヒストリーを貫き、支那のプロパガンダに負けてはならない。
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 聞けば聞くほど情けない、今までの日本政府でした。敗戦を機に、愛国的精神が悪いことだという刷り込みがなされて、すっかり意気地なしに為っていた事が、身をもって反省しています。誤魔化して安穏をむさぼって来た日本国民の一員として、猛省するものです。しかし今午後2時のテレビ、「ミヤネ屋」を見て驚きました。
 何と読売新聞が号外を出しているのです。この大騒ぎは一体どういう意味を持つのでしょう。ミヤネ屋ではいいことを言っていました。司会の宮根誠司が失敗どころか話にならないほどの大失敗だと言っていましたが、それほど北朝鮮の国威を貶めたものはないでしょう。従って読売新聞社は何の目的で号外を出したのでしょう。そんなに日本国民はこの打ち上げごっこに。関心を示していたと言いたいのでしょうか。
 まだまだ、日本の再興はなされていません。細かいところから少しずつ引かないでブレナイで、特亜の国に踊らされないように毅然としなければならないでしょう。