あるフォトジャーナリストのブログ

ハイチや他国での経験、日々の雑感を書きたくなりました。不定期、いつまで続くかも分かりません。

1月28日(土)のつぶやき

2012年01月29日 | 日記
00:42 RT from TwitBird iPad
吉沢正己さんは、チェルノブイリとなった警戒区域のことはみんなの問題なんだ、一緒に考えてほしいと呼びかける。福島を差別し、犠牲にすることも受け入れられないと叫ぶ。ブログ記事はこちらに→asama888.cocolog-nifty.com/blog/2011/12/p…
山本宗補さんのツイート

11:27 from Tweet Button
震災関連10会議、議事録なし 3会議は議事概要もなし t.asahi.com/5dbc 嘘か本当の話か分からないが、本当ならば危機管理に欠けている。これだけでも、原発なんてムリムリ!

21:42 RT from TwitBird iPad
今日の「サラバ原発・変えよう暮らし方」大会宣言の一部:「誰かを必ず犠牲にしなくては産み出し得ない原発の電力に頼る生活は、もうやめましょう。すべての停止し廃炉にすること、外国への原発輸出の計画を直ちにやめることを、政府に強く求めます」
山本宗補さんのツイート

21:43 RT from TwitBird iPad
松本市での「サラバ原発・変えよう暮らし方」県民集会での講演を無事終えて、御代田町の暗室小屋に戻った。ネット苦手世代の主催者予想が300人のところ、700人の有料入場者で大盛況だった。30分の講演だったが自己評価では及第点。肩の荷が下りた。
山本宗補さんのツイート

by fumisatoh on Twitter

ハイチ:スヴェナンス村(5)-携帯電話

2012年01月27日 | 日記

村の裏庭の畑で育つピチミ(ひえ)。その裏手には真新しい電波塔が建っていた。

 

2010年1月12日の大地震後、ハイチを訪れるたびに驚くのは携帯の普及率が急速に広がっていることだ。地震前から、一般の人々が携帯を所持することは、すでにめずらしいことではなかったが、地震後の普及率には目覚しいものがある。地震で、携帯電話など、通信の重要性を改めて実感した人々も多いだろうが、復興と相まって、携帯会社は、ここぞとばかりに、普及とインフラ整備に力を注いでいる。

復興が後押ししているのも確かだ。ポルトープランス市内や、スヴェナンス村への国道沿いで最も目立ったのは、たくさんの真新しい電波塔の姿だった。

 

私がハイチで初めて携帯電話を買ったのは、2006年。確か、安い機種でも60~70ドルぐらいだったと思う。それまでは、空港で貸し出しをする携帯を使っていた。プリペイド式の携帯で、道端やスーパーマーケットで100グールド(約40グールドが米1ドル)や200グールドのカードを買い、それを登録する。通話料金の安さに驚いたが、それでもまだ一般の人々には高額な物だったかもしれない。これまでに、何度か現地で携帯電話を買い、帰国間際に友人たちに与えてきた。だが、今ではそんな必要もないくらい普及している。安いものであれば、約40ドルでシムカード付きの携帯電話を購入できる。また、買い替え時に携帯電を話家族や友人から譲り受けたり、また道端で中古の機種やシムを安く購入することができる。私は携帯電話のことはよく分からないが、ダブル・シムカード対応の、一つの携帯電話に2つの異なる携帯会社のシムを入れて、電波状況に応じて使い分けられる機種(中国製で、途上国ならでは)もあるそうだ。

 

水道・ガス・電気もないスヴェナンスだが、文明の利器はこの村にも浸透している。村人の多くが、携帯電話を所持している。それだけではない、村の裏庭の畑には、新携帯会社Natcomの新しい電波塔が建っていた。これには驚いた。これまで、裏庭を見渡すと、最初に目にするのは村のシンボルとも言える、巨大聖木マプゥだった。だが、電波塔はそれよりも高い。人造物が支配する景観に変わってしまった。NatComの旧名はTeleco。汚職や効率の悪さ、ハイチの悪名高き国営電話会社だった。2011年、ベトナムの通信会社Viettelが6割を出資し、合弁会社として生まれ変わった。経済成長が著しいベトナム、途上国での携帯普及のノウハウを知る彼らが、ハイチでの事業に参戦するのは、理解できる。また、Viettelは同じカリブ海の国キューバでも携帯事業を行っている。社会主義国同士の繋がりか…。村人の生活は携帯電話の普及で、かなり変わったのではないだろうか。先ずは、遠く離れた家族や親戚などへの連絡が容易になった。ごく最近まで、電話が必要な時は、1時間ほどかけて、近隣の市ゴナイヴの電話局に行く以外、他に方法がなかった。

 

過疎化と都市部集中化が進むハイチでは、家族や親戚はハイチ全土や外国に拡散して住んでいる。スヴェナンス村も同じだ。家族の一員が外国、特に米国やカナダに住んでいたり、隣国のドミニカ共和国に出稼ぎに行った者は多い。また、子どもたちは、小学校を卒業する年齢になると、進学のために、ゴナイブやポルトープランスに移り住んでいく。将来、村に残って農民として暮らすには、十分な畑が残されていないからだ。村を離れることが、大人への一歩となる。しかし、村人が携帯電話で話している姿は、あまり見たことがない。電話を持つことは容易になったが、彼らにとって通話料はやはり高い。もっぱら受信時のみで使っているのが実情だ。電気がない村での携帯電話の充電はどうしているのかと思ったが、近所の家で車のバッテリーを利用したものを使い、25グールドで充電してくれるそうだ。

 

携帯の普及は私にとっては嬉しい限りだ。いつでも、友人たちに連絡することができる。だが、同時に困ったこともある。お金の無心が増えたことだ。

今では、ハイチからの電話が鳴ると、ドキリとする(笑い)。

 

 


1月26日(木)のつぶやき

2012年01月27日 | 日記
10:36 RT from web
日本。国境なき記者団による報道の自由度ランキングで、ジャマイカに抜かれた。「東日本大震災と福島第一原発の事故の際に過剰に報道が規制されたとして11位から22位に順位を落とし」 bit.ly/z8jbJQ bit.ly/x9GxGO
石田昌隆さんのツイート

11:28 from web  [ 1 RT ]
ハイチ:ブラジル政府、ハイチ人に労働ヴィザの支給へ。アマゾンでの労働。google.com/hostednews/ap/…

11:28 RT from web
【新刊案内】さっきのツイートは日本語になっていなかったので訂正。→『新訂増補版 封印されたヒロシマ・ナガサキ』の増補は、①放射線「安全神話」と福島第一原発事故―〈検証〉放影研の「平和目的」、②原爆投下一分後―消された残留放射線の影響、③「3 ・11フクシマ以後」を考えるの50頁。
凱風社さんのツイート

12:51 from web  [ 1 RT ]
ハイチ:最近読み始めたヴードゥーの歴史本。ヴードゥーが公的に認められたのはつい最近のことだ。冗談のようだが、1835年~1987年の間、ブードゥーは刑法上において、呪いや迷信として禁じられていた。

12:55 RT from web
「第2次世界大戦は67年前に終わったのに、なぜまだ海兵隊が沖縄に駐留しているのか」RT @ryukyushimpo [琉球新報] 「在沖海兵隊は不要」 米与党議員、大統領進言へ bit.ly/zcoWiR
OAM(沖縄オルタナティブメディア)さんのツイート

23:07 RT from web
爆発地点から約160㌔離れていた第五福竜丸を突然襲った「死の灰」を降らせた「ブラボー」水爆は、広島に投下された原爆の約1000倍の破壊力。無線長の久保山愛吉さんが半年後に死亡。2012年1月26日 山本宗補撮影 twitpic.com/8bw4e0
山本宗補さんのツイート

23:44 RT from web
夕刻のRT、警戒区域立ち入りで「拘束」、カメラマン2人の偽造有印私文書行使の疑いで「送検」なんだね。原発作業員用の通行許可証の複製に自分の車のナンバーを記載し、検問を通過していたと。
渡邊 千歳さんのツイート

23:47 RT from web
第五福竜丸元乗組員の大石又七さん(78歳)。肝臓がんで3分の2を切除している。大江健三郎さんとの船での対談番組が昨年放送された。米国と日本政府によってビキニ事件が隠ぺいされたと証言活動をする。2012年1月26日 山本宗補撮影 twitpic.com/8bwd3p
山本宗補さんのツイート

23:53 RT from web
先週から一度も電車も乗ってない。部屋の前のパソコンと、こたつの上の紙と、ファミレスでのノートパソコン作業の繰り返しだったが、ようやく映画「311」docs311.jp 関連の長い原稿を編集者に送っていったん一息。2月8日(水)の座・高円寺D祭上映もよろしくです
WATAI Takeharuさんのツイート

by fumisatoh on Twitter