あるフォトジャーナリストのブログ

ハイチや他国での経験、日々の雑感を書きたくなりました。不定期、いつまで続くかも分かりません。

女川原子力発電所(2011年10月)

2011年11月10日 | 日記

10月、女川原子力発電所(宮城県女川町、石巻市)の周辺地域を訪れた。東北電力によれば、3月11日の地震及び津波発生によって、発電所の第1号機、第2号機、第3号機のすべての原子炉は自動停止し、現在、修理・定期検査中とのことである。

地震と津波で大きな被害を受けた女川町の中心部から41号線で原子力発電所へと向かう。道路上には地震で生じた亀裂を記した白いペイントが、どこまでも続いていた。

 

女川原子力発電所脇の集落、小屋取。漁港には津波で押し流された地元消防団の消防自動車が放置されていた

 

 

小屋取の多くの住民は近所の仮設住宅に移りすんでいた。人気のない港では、津波を逃れた野良猫が岸辺に打ち上げられたお菓子を漁っていた。

 

小屋取から見た女川原子力発電所

 

小屋取の漁師、「今後、漁業を続けていけるかどうかは分からない」。ホヤの養殖に使っていた船と道具を津波で失った。種付けをしても、ホヤの収穫には3年かかる。種も流されてしまった。


11月9日(水)のつぶやき

2011年11月10日 | 日記
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RT @bonlamafa: 関東では吉祥寺の武蔵野美術館で来年4月より、宮崎では、今月29日から宮崎県立美術館で行います。 RT @supervisor0901: @bonlamafa 美術館となると、芸術としての写真を期待して来られている方が... それは、関東で行わ ...
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福島の子供達を救うキャンペーン、署名完了ナウ!
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RT @GenYamaguchi: 嘘つきは入管の始まり。
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先ほど某週刊紙の編集部から、ある読者から4月に載せた「浪江町の通り」の写真を譲ってくれとの連絡。美しい写真ではない。写真上の地震で倒壊した印刷所の近所に住んでいたそうだ。今は他県に避難している。「もう戻れないだろうから思い出に」と。もちろん快諾した。原発さえなければ…。
by fumisatoh on Twitter