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ドラマのとびら

即興の劇や身体表現で学ぶ、教える、浮き沈みの日々とその後

障害物競走

2020-04-08 16:58:16 | 子どもと学ぶ

工作は一段落

先日はアイデアを持ち寄った障害物競走。

 家の前の路地を「ヨーイ、ドン」でスタートし
 玄関前の敷石をケンケンで飛び(Tちゃん)
 再び路地を走り
 途中で縄を持ち縄跳びしながら前進(Sちゃん)
 電信柱のところで縄を置き靴を脱いでつっかけに履き替えて折り返し(Kちゃん)
 途中でカードを引きリンゴかレモンか同じカードを持った人におんぶされて(Aちゃん)
 スタート地点にもどってゴール

というコースに。それぞれ( )内の人のアイデア。
Kちゃんはとりわけ身体能力が高く、これではいつもKちゃんが一番になるのではと思い、
私は「途中で私とジャンケンして負けた人はそこでジャンプする」というのを提案したけれど
却下された。

「それでは運しだいになってしまう」と子どもたち。
「でも、いつも同じ人が一番ではおもしろくないやんか」と私。
「おんぶのところで、誰が誰をおんぶするか分からないし同じ人が一番になるとは限らない」と子どもたち。
つまり組み合わせにある程度運も絡むけれど、運だけでなく実力でおんぶして運ぶという要素があるので、良いということらしい。

ふたりずつで競争する。

実際やってみると子どもたちの言う通りで、
Kちゃんが、必ず一番になるわけではない。
意外だったのは、ケンケンのときKちゃんは石から外れることが多く、はずれるとひとつ前に戻るルールがあるので、ここで遅れて互角になったりする。

最後のおんぶは、2年生の子が他の子をおんぶすることなると数歩で止まってしまう。
なので最後まで、勝敗は分からない。

おもしろすぎて
笑い転げた。

ところがスリッパで走るところでSちゃんがお腹から転倒。
路面がザラザラで擦り傷ができ、強く打ったのかそうとう痛そう。
泣き止まず、競技は中止。

大事にならずに済んで良かったけれど。
ママの顔を見たら安心したみたいで、
「今日はテントを張って、お昼ごはんはハンバーグ作って、外で食べたらおいしかった」
とおしゃべりしていたそうです。

コロナ休校から春休みへ

2020-04-03 09:26:24 | 子どもと学ぶ


春休みになると、
それぞれおうちに予定があるのか子どもたちはあまり来なくなりました。
ときどき我が家に来るときは、あいかわらずお昼代500円もらってくるのですが
工作の材料費はもう十分あるので、
それぞれに自分のお金を管理してもらうことにしました。
それでそれぞれのお金入れをつくってもらいました。

左からAちゃん、Kちゃん、Tちゃん。
一番右は私が紙コップで作ったけれど、今は臨時でSちゃんが使用。
子どもたちは貯金箱と言っていますが、おかねは貯まらず、使う分減っていきます。

お金が足らなくなったら、マイナスの計算になるのですが、
まだマイナスを習っていない子どもたちは、そのときどう反応するか。
あるいはマイナスになる前に、ママからお金をもらって足すということができるでしょうか。
楽しみです。

これまでにつくった昼食は
ハヤシライス、オムライス、チャーハン、焼きそば、サンドイッチ、とんかつ、ギョーザ、スパゲティ、そしてポテトサラダなどのサラダ類です。

安い時は140円ぐらい、高くても250円ぐらい。
とんかつが一番高くて、ひとり340円ぐらい。
お総菜売り場でそれぐらいで売ってはいるけれど、
自分たちで作った揚げたてのとんかつは最高!
オムライスはチキンライスを冷凍のチン、スパゲティカルボナーラはソースをレトルト使用しましたが、基本、手作りをめざしています。

このまえは、ひもで前の道の長さを測るということをやってみましたが、ひもにつけた印が見にくくてうまくいきませんでした。
が、前の道で障害物競争をすることになって、それぞれが障害になるものを考えることに。
紐をくぐったり飛び越えたりするというのと、くつをつっかけに履き替えて走るという二つのアイデアが出て、続きは次回ということになりました。

次にどんなアイデアが出てくるのか。
楽しみです。

子どもたちは、折り紙も工作もしたいし、ダンスも時には劇もするし、おまけに持ってきたドリルもするので、忙しくてあっという間に時間が過ぎます。
隠れん坊なんて、「もう隠れるところがないやろ」というほどやりつくしているのですが、まだやっています。
遊べる環境があれば、テレビゲームやyoutubeの視聴で時間をつぶすということも、のべつお菓子を食べるということもありません。

子どもたちを見ていると、次の展開がいつも楽しみです。

うちに帰りたくないとき

2020-04-02 08:50:51 | 子どもと学ぶ


この本を監修したのはカズさんの友人。
子どもたちに読んでみようと借りてきました。

この日は、Aちゃん、Sちゃん、Kちゃん、Tちゃんの4人。
さりげなく置いておくと早速興味を示してくれたので
「うちに帰りたくないときってある?」
と尋ねると、即
「ない!」

「学校に行きたくない」
「うちがいい」

学校で何か特にいやなことがあるでもないけれど
窮屈で
楽しくないらしい。
ただ友達とあえるのがいいところだそうです。

そんな話で読む機会を失ってしまったけど、
「こんなときはだれかにそうだんしよう」とという話は
また今度にしよう。

コロナで休校の日々 その2

2020-03-20 09:41:45 | 子どもと学ぶ


小学生5人のある1日。

Sちゃん(小2)、Kちゃん(小3)、Tちゃん(小4)が8時過ぎにママの車で到着。
今までは9時半ごろ来ていたので、8時に来るのは初めて。
まずお掃除をしてもらう。

モップでホコリを払う人と、掃除機をかける人の分かれて、1階すべて。
その間に私は2階の掃除やら、洗濯やら。
夫は子どもの掃除を見守りつつ工作の準備。

終わったら、草抜き。
9時半ごろ、AちゃんとRちゃんがママの車で到着。
お茶を飲んで、小休止。

午前中は学習。
この日は、厚紙で三角定規を自作するところから始まって、それぞれ三角定規をつかった図を描いて出題。他の人はどの定規をどう並べたかを考えた。
定規を2枚使った問題が5つ。偶然、同じ問題を出した子がいたので、実質4題。
定規を3枚使った問題が5題。ここまでで1時間半近く。
けっこう集中して取り組んでいた。

11時になるとお買い物。
この日は焼きそばに決定。
まず焼きそばをつくるのに必要なものを書きだす。
それをもって近くのスーパーへ。

帰ってきて手分けして料理をつくる。
AちゃんとTちゃんはテーブルの電気フライパンで肉と玉ねぎ、にんじんを炒める。
SちゃんとKちゃんはキャベツを切って、ガスコンロのフライパンで炒める。
包丁や火が苦手なRちゃんは、野菜を洗ったり、そばの封を開けたり、お箸をだしたりと細々したこと。

私が、何をしなければならないかを提示すると、だれが何をするかは自分たちで決めている。この日は肉、玉ねぎ、にんじんは私が切った。
慣れてきたら、すべて自分たちでやってほしいな?

下準備が整ったところで、焼きそばを焼く手順を教えるために私が一人分をつくってみせる。
油を少しいれて、まずそばを炒める。そこへ肉、玉ねぎ、キャベツ、モヤシを入れて、さらに炒める。ほどよく混ざったところで、焼きそばソースをかけて混ぜて出来上がり。

電気フライパンで、AちゃんとTちゃんが。気がついたら夫がやっていた。
見ているより、自分でやったほうが早いものね。
コンロではSちゃんとKちゃんが。ふたりで協力してやっているが、案外混ぜるのが難しそうで、少し手伝う。

出来たものは大皿に盛り付け、各自食べたいだけよそって鰹節、青のり、紅しょうがをトッピング。紅しょうがを使うのはTちゃんとSちゃんだけだったけど。

Rちゃんはモヤシが苦手というので、一人前だけモヤシなしでつくる。
食の細いRちゃんに一人前は多すぎると思い、「食べたいだけ食べて、あとは残していいよ」というのだが、自分たちで作ったのはおいしいのか、ぺろりと食べてしまう。
あとでお腹が痛いといっていたが、それもしばらくして収まったらしく、すぐにみんなと遊んでいた。

焼きそば一人前214円。
残りの材料(玉ねぎ1個、キャベツ1/4個、焼きそばソースの残り)は我が家で使用。
子どもはそれぞれ500円ずつもってくるので、おつりは工作の材料費としてストックするということになった。

1時過ぎ、食後は好きにして遊んでいる。
隠れん坊は毎回。
この日は天気が良かったので、近くの公園で「だるまさんがころんだ」や鬼ごっこ。
その間、私はソファでごろごろして休憩。
夫は、Aちゃんや他の子の注文に応じて黙々と工作。
写真はその一部。
出来上がったちゃぶ台にボタンをお皿やお菓子に見立てて、子どもたちは遊んでいた。
5人が仲良しで助かる。

4時過ぎにママが迎えに来て、あわてて帰っていった。

こんな感じで、あっという間に時間が過ぎていきます。
子どもたちは、工作は少し休憩。
またそのうちやる気になるでしょう。

ママたちが私たちに気を使って、子どもにお菓子をどっさり持たせるのですが、毎回余るのでうちにはお菓子たっぷり。
夫婦でおやつタイムをするようになって、私たち、太りそうです。
糖質摂りすぎやわ。

コロナで休校の日々

2020-03-14 18:54:39 | 子どもと学ぶ


孫のAちゃん(小2)、学校がお休みなので、ママが仕事の時に私と夫で見ています。
Aちゃんの従姉妹のSちゃん(小2)、Kちゃん(小3)、Tちゃん(小4)、Aちゃんの友達のRちゃん(小2)を含めて、多い時は5名。女の子ばかりです。

初日は、Aちゃんの家で。
午前中に、以前朝日新聞に載っていた中学入試の問題をやってみました。

人が生きていくのに、体に入れるものと体から出すものがあること。
昔のトイレ、今のトイレ、他の国のトイレなど、いろいろなトイレがあること。
その欠点と利点などを話しながら、未来のトイレを考えてもらいました。

この日は、Aちゃん、Kちゃん、Tちゃんの3人でしたが、3人とも絵を描いて、自分の考えたトイレを説明してくれました。

Kちゃんは、うんちとしっこを分けてくれるトイレの案。
しっこはきれいな水になり、うんちは肥料になって大根をそだてるそう。
その大根を人が食べるのには抵抗があるらしく、象に食べさせるそうです。
象ならたくさん食べるだろうとのこと。

Aちゃんは、うんちを食べたり、蜜のかわりにしっこを吸う昆虫に処理してもらうとのこと。
「そんな虫がいるのか!」とつっこみたくなりますが、そういう常識にとらわれない。

Tちゃんは、工程が6つもあって、詳細は忘れましたが、熱したり、こねたり、いろいろして最後は燃料になるそうです。

子どもたちの発想は、おもしろい!
子どもたち自身も面白かったらしく、その日来れなかったSちゃんにいろいろ話して、
Sちゃんは一緒にできなかったことを残念がっていたとか。

最近は、わが家に来てもらっています。
今熱中しているのは、人形の家具作り。
写真は、奥の青いのが食器棚、手前がベッドとソファー。
バービーちゃんとリカちゃんがソファーに座っています。
ダイニングテーブルとイス。クローゼットなども作るそうです。

鍋や皿、お椀。
洋服。
いろいろ発展しそう。

夫は木工細工の手伝い。
私はお布団を縫ったりするお手伝い。

時には1日、時には半日。
子どもたちが楽しんでいるので、うれしいのですが、
子どもたちが帰ると「疲れた~!」

夜も含めて、1日中家で子どもを見ている人たちは大変でしょうね。