ドラマのとびら

即興の劇や身体表現で学ぶ、教える、浮き沈みの日々とその後

ダニラー心に火がついて~?

2015-12-13 20:40:37 | 日記・エッセイ・コラム
ダニ博士、島野さんから突然のメール。
「今、京都行き新幹線の中」
なら晩御飯をご一緒にという話になり。

「今回はどういう用事で?」
「いきもにあで講演することになって」
いきもにあって?
http://equimonia.jimdo.com/

ということで、今日、行ってきました。
生物好きがごちゃっと集まった楽しい場所。

人気はカエル、ペンギン、ミジンコといったところ。
ダニのブースはやはりひとつだけ。

粘菌、ミドリムシといったものもあり、ほんと!興味尽きない。
でも、生物好きの人、自分の好きは生物を擬人化して「この子」という人、多いんです。
これには、ついて行けない。
キノコもホコリカビも、「この子」なんです。

私は到底ダニを「この子」なんて言えない。
でも、久しぶりにダニ魂に火が付きました。

島野さんが「チーズダニを送る」と言います。
よし!飼育するぞ!
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アクティブ・ラーニングをめぐってーふたつの研究会

2015-12-09 09:24:57 | 研究会報告
この土・日、二つの研究会にどちらも主催者として参加。

土曜日は、第一回立命館大学理科教育研究会。

立命館大学ゆかりの理科教育関係者があつまりました。
立命館大学で理科の教職教育に携わる教員5名
卒業生の現職教員7名
附属校の現職教員6名
学生・院生9名

画期的!
これまで附属校の先生方とあまり交流が持てていなかったのですが、卒業生が附属校の教員として採用されたことをきっかけにこの研究会と結びつきました。

最初にひとり1分の自己紹介。
続いて、アクティブ・ラーニングについてのパネルディスカッション。

パネラーの一人は、4回生。教育実習での体験をもとに、「生徒の脳が揺れ動くこと、思考の連鎖がおこること」と自分の言葉で自分の考えるアクティブ・ラーニングを語ってくれました。
理論編は、同志社女子大学の大黒先生。アクティブ・ラーニングの今日の流れと協同学習の理論を紹介し、「自分にとっては協同学習こそがアクティブ・ラーニング」という話をしてくださいました。
実践編は、立命館守山高校の倉本先生。とても多彩な実践をちょっとしたアクティビティを取り入れながらコンパクトに報告してくださいました。私の「先生にとってアクティブ・ラーニングが成功したかどうかは、何が基準ですか?」という問いに「いつも失敗ばかり。それでも、生徒を受け身にさせないためにあらゆることを試みてみる」とご自身のアクティブ・ラーニング観を語ってくださいました。

この三人三様の面白さ。
これが十分に伝わらなかったとしたら、コーディネーターの私の責任です。

次に、グループディスカッション。
ここでは、「文科省のいうアクティブ・ラーニングはうさんくさい」という話。
本気でやるなら、教師の裁量権を増やす必要があるし、1クラスの人数を減らすべき、云々。
ほんまや~。

また、「アクティブ・ラーニングって横文字が嫌。日本にだって、すぐれた教育はある。外国から持ってきて、それでうまくいくはずがない」。
なるほど~。
目の前の子どもに合わせて変わるのが教育。

などなど。

メンバーを変えながら、3回のグループディスカッション。疲れた~!
疲れたけれど、私にとってはとても充実した研究会でした。

アクティブ・ラーニングのこの多様性が面白い。

ただ、メンバー全員が満足とはいかなかったようです。
アクティブになれた人となれなかった人で、満足度は分かれたようでした。
次回への課題です。


日曜日は、「できそうにないことをやってみる会」
これまた、第一回。

発端は、私とゆりさんでひこさんの大学へ授業を見に行ったこと。
そのあと、授業をふりかえりながらおしゃべりをしていたら、ひこさんがふと「学生と即興で物語をつくることはできるんだけれど、即興で音楽はむずかしいんだよね」と。

「じゃあ、実験しようよ」ということで、研究会が立ち上がりました。

集まったメンバーは、約20人。職種も年齢も様々。学生がこれまた三分の一ぐらい。
ひこさんの進行で、好きな楽器を手に取って鳴らすことから始まり、間にゲームを挟みながら、音や音楽を楽しみ、最後には4グループに分かれて即興音楽を披露。

来てみて最初は「なんじゃ!こりゃ~!」と思った学生も、最後は楽しんでいました。

とにかく楽しく、元気になれるワークショップでした。
ワークショップのあとのお茶会も、話がはずみました。
すでに、「次は私ができそうにないことにチャレンジしたい」という人も現れています。

それぞれが自由だけれど、場が壊れない。
何か取りこぼしても、誰かが受けとめてくれる。
表現する自由と楽しさ。ワクワク。

アクティブ・ラーニングの基礎はこれではないかと思いました。
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ムトウです

2015-12-04 21:39:38 | 日記・エッセイ・コラム
帰路。

自転車で走っていたら、向かいから来たバイクが私の目の前で車体を斜めにして止まりました。
仕方なく私も停車。

暗闇の中で、バイクのお兄さん(40代?)がにこやかに「こんばんは、ムトウです」
私は激しく頭を巡らせ、ムトウという目の前の顔の知り合いがいたかを検索するも覚え無し。
すると「ランプつきますか?」
ああ、
自転車をみるとランプはオフ。

「つきますよ。ありがとう」
私はにこやかに返事をし、ランプをオンにして、バイクのお兄さんと別れました。

私、無灯でpoliceに呼び止められたんや。
と、やっと気づいた次第。
さすが、今どきのpoliceは礼儀正しいね。
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変人 大好き!

2015-12-03 10:30:55 | 日記・エッセイ・コラム
うちの夫、かなりの変人です。

私が夫と結婚すると言ったとき、友人が
「やめといたほうがいいと思うよ。哲学者ってかなり変人だから」
と言ったのですが、
世間知らずの私は
「普通の人やで~」
と言って結婚したのでした。

でも、友人は正しかった。

私は、学生に順番に授業記録を書いてもらっています。
最初は日に日に記憶力が衰え、自分がやった授業を思い出せないことがあり、
この対策として始めたのですが、
記録に自己紹介や感想を書いてもらうことで、お互いを知るツールにもなっています。

授業でも、かなりの変人がいつでも存在します。
先日、授業記録で
「この授業を通して最近自分の感性は変なんじゃないかと思いだしました」
と書いた学生がいました。

絶対、変!
いままでそう思わなかったの?
ディスカッションの多い授業の中で、自分は他の人と違うことに気付いたのでしょう。

そういう変な学生が大好きです。
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