ふくにゃんのフォト日記

旅行、趣味、食べ歩きなどの日々の出来事を書いているブログです。

開創1200年の高野山へ

2015年09月21日 | 日記
開創千二百年記念大法要で賑わう高野山へ。
次の100年後にはは間違いなくこの世の時代にはいないので、是非に行っとかなけばと思いつつ、行ってきた人の話しやニュースを見ると今年の高野山はすごく人出が多いと聞いており躊躇してましたが、実家に帰ったついでに行くことに。

結果的には、比較的観光客など多かったですが、早めに行動したことで無事に駐車場に車を止めることができました。

まずは、大師教会へ。
こちらは隣の大講堂。




大講堂の中へお邪魔しました。かなりの広さ。



ここをぐるっと回って奥にある授戒堂にて阿闍梨さまより菩薩十善戒を授かるために修行を受けました。
時間は30分程度ですが、儀式が始まると授戒堂内は真っ暗ろうそくの光しか見えず、儀式が始まるとお堂から出ることができません。
また、代表者が菩薩十善戒を授かるのですが、階段を3段ほど登る必要があるのですが、その階段が見えないっ
当然住職の顔も全く見えません

ちなみに菩薩十善戒とは、「不殺生(ふせっしょう)、不偸盗(ふちゅうとう)、不邪淫(ふじゃいん)、不妄語(ふもうご)、不綺語(ふきご)、不悪口(ふあっく)、不両舌(ふりょうぜつ)、不慳貪(ふけんどん)、不瞋恚(ふしんに)、不邪見(ふじゃけん)」。
この意味などを聞いた最後に「(すみません)、(どうぞ)、(ありがとうございます)」この3つを、いつも心にせよ。
とのありがたい説法を受けました

外に出て、散策していると早くも秋の気配が

これは、すいれん?ひつじぐさ?でしょうか綺麗に咲いてました。





金剛峰寺。
山門。過去には、この門を正面から出入りできるのは天皇・皇族、高野山の住職だけだったそうです。

紅葉はまだですが、紅葉の季節はとても見ごたえがあります。

続々と訪れる参拝者。

大玄関。


四国の満願のお礼参りでしょうか?



ここから、奥ノ院へ徒歩で向かいます。3kmほど
途中の寺院。何の花か分かりませんが綺麗に咲き誇ってたので


ここは連花院。



門には、徳川家の紋である三葉葵。徳川家とのゆかりがあるようです。本尊は阿弥陀如来。


大圓院。戦争に関する法要が開催されているのか旭日旗が掲げられてました。


どちらのお寺か分かりません、門から”こうやくん”が覗いてます


ぼちぼちお腹も減ったということで何を食べようかと考えてたところ、光海珈琲(こーみコーヒー)さんの前を通でカレーの匂いに誘われ思わずここで昼食タイムに。

メニュー。

私が注文した「スパイシー赤カレー」。

相方注文の「ひねキングカレー」。

高野山にきたら精進料理かそば、うどん等の和食系と考えますが、何故かカレーに


奥ノ院参道手前には、既に萩の花が咲いておりここも秋の気配。

もみじも紅葉しかかりという感じかな。


奥ノ院への参道入り口の紅葉も先っぽが紅葉。



ここから奥ノ院までの参道ですが、名だたる武将のお墓をみることができます。
あまり、お墓全体を撮るのも如何なものかと感じたので極力案内板を撮影。

時代劇ドラマの暴れん坊将軍で有名な八代将軍徳川吉宗公


武田信玄公


伊達正宗公


石田光成公


豊臣秀吉公


織田信長公


武将の他では松尾芭蕉
芭蕉の父親33回忌の翌年に訪れた時に詠まれた句「父母の しきりに恋し 雉子の声」が刻まれてます。


徳川家康公は別の場所に立派な御廟があります。
他にもたくさんの名だたる武将等のお墓があります。
さすが高野山。


しばし歩き奥ノ院に到着。
御廟橋から向こう側は「弘法大師御廟」への霊域のため脱帽、服装を正すとともに一礼して渡らないといけません。また一切撮影NG。
身が引き締まる思いがします。
御廟橋の前で団体客のガイドさんが言ってたのを聞いたのですが、御廟橋の橋板は37枚あり、金剛界曼荼羅の37尊に因んだものだそうです。へー。そういえば、一枚一枚踏みしめて渡っている方もおられました。
大師様の懐へ、お邪魔させていただきます


奥ノ院へのお参りも終え、元来た参道の帰りに僧侶の列に遭遇。




高野山開創1200年グッズも、有難くGETです


こちらは相方愛用の参拝グッズ



最初に言ってました。。。
昨年以前に撮影した、高野山の紅葉です
これから紅葉シーズンを迎えますが、この撮影時もすごい賑わいで、車にいたっては長蛇の渋滞でした
夕方遅くになった止められた車もあったのではと思うほど。














今年の紅葉は、開創1200年という年でもあるので、
とてつもないような賑わいになるのではと思います。

では最後に

南無大師遍照金剛...南無大師遍照金剛...南無大師遍照金剛


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