本とモータースポーツと…

趣味のモータースポーツと読書等の徒然日記

世界一やさしい問題の授業

2008年07月30日 | 

スーパーアグリの固定資産の売却先が決まったようです。→フォームテック、スーパーアグリF1の英国資産を獲得(F1通信さん)
スーパーアグリのスタッフの雇用の予定もあるようで、良い主でありますようにと祈りつつ、本のお話です。


渡辺健介氏の著作で、副題に「problem solving kids」です。
はい、子供向けに書かれています。
この為、すごくわかりやすいです。まあ、わかりやすいと身に付くは別なのですが…IMG height=1 alt="" src="http://www16.a8.net/0.gif?a8mat=1BT5SO+FUDAB6+10UY+HUSFL" width=1 border=0>
内容は、良くあるビジネス書(問題解決系)の内容を子供向けに書いたという感じでしょうか。
中学生バンドのコンサートを成功させる話や、パソコンを手に入れる話が書かれています。
こういう本を読む度に、実践しないとねえ…、と思いつつ実践しない私。
いつまでも身に付きませんね…
私には、ビジネス書(?)も小説も同じなようです…(爆)


いちばんやさしいオブジェクト指向の本

2008年07月29日 | 

なんと、「全チームFIAに反旗! 来季エントリー皆無(FMotorsports F1さんより)」だそうです。
まあ、最終的には全チームエントリーで決着が付くとは思うのですが、エントリー無しだと大変なことになりそうですよね…。
良い決着が付くように祈りつつ、本のお話です。


井上樹氏の本です。
題名に騙されて図書館で借りてみたのですが…、この本を読んでもよく分からなかった私、一生理解は無理なのでしょうか…。
著者の謙遜かも知れませんが、後書きに「よくわからないところもあるかと思います。」って書くなら、題名を考えて欲しかった。(爆)
オブジェクト指向、そういう難しい言葉は、避けるに限りますね…

それにしても、この本を電車で開くと、良く眠れました…


宿命

2008年07月26日 | 

スーパーアグリの資産がオークションにかけられるそうです。
→http://www.saf1-auction.com/
お金があったら欲しいかな…。
でも、それは無理なので、大事にしてくれる方に、良いお金で落札される事を祈りつつ、本のお話です。

東野圭吾氏の小説です。
警察官の主人公が捜査に当たった事件は、学生時代のライバル、そして初恋の人で…。そして、ラストには凄い宿命が待っています。
面白くて引き込まれてしまいました。
本当にこの方の小説は引き込まれます。
ちょっと古い本ですが、もし、お時間がありましたら、是非!


電車男

2008年07月26日 | 

今年も「MOTORSPORT JAPAN 2008 Festival in Odaiba」が行われるそうです。
せっかく近くでF1が走るのだから、今年も頑張って行こうかな…と思いつつ、本のお話です。


著者は中野独人氏。「インターネットの掲示板に集う独身の人たち」という意味の架空の名前だそうです。
本の発行は2004年なので、もう4年ぐらい前になるんですね…。
話題になっていたので、存在は知っていたし、ドラマをちょこっとは見た気がします。
でも、本は読んでいなかったので、連休中日のあまりの暑さに緊急避難した図書館で(笑)借りて読んでみました。
読んでいて、この本を作った編集者に感心してしまいました。
かなり読みづらいのです、本としては。
2ちゃんねる独特の書き方もかなりありますし、掲示板独特の書き方も紙の上で見ると…。(リンク貼られても、見に行けないし(爆)、独特の書き方等は注釈が欲しかった(笑))
著作権の問題もちょっと難しそうですし。
詳しい事(?)はこちら(→Wikipedia)を見て下さい

そして、ストーリーへの感想は、男の人って大変ですね…、と思ってしまいました。
デートの為に服を買ったり、お店を探したり…。
あ、普通女の人もそうなのかな…、だから私は…(自爆)

ネットの世界、良いことも多いですよ~と思った本でした。


ホワイトリボン・キルト展

2008年07月23日 | その他

珍しく、本でもF1でも無いお話です。と言いつつ、若干F1が絡んでいるのですが…(笑)
先週の金曜日、佐藤琢磨選手のカートイベントに落選したことが判明
いじけた勢いで、今宮純氏のクロストーク・ミーティングに申し込んでしまいました。
そして、いつもの悪い癖(出不精)が出て京都を断念したので、せめて新宿までは行こうと思い、連休初日に行ってきました。

目的地は都庁。


都庁の展望台で行われていた、「ホワイトリボン・キルト展」(JOICEPのHP)です。

何故行ったのかは、上記JOICEPのHPを見て貰えば分かる、かな?(笑)

飾ってあるキルトは、素敵な作りです。でも描かれている内容はとても悲しい物でした。
無知等により、必要な医療を受けない、受けられない為に、今の医療であれば普通に助かるはずの命が失われているという現実です。それも、出産という、普通であれば嬉しい出来事となる場面で。

この展示会が都庁の展望台で行われたというのは、ちょっとありがたかったです。
というのは、辛くなると、外を見て気分を入れ替えることが出来たからです。

このビル、ちょっと面白いと思いませんか?初めて見た気がするのですが、最近出来たのでしょうか…。

これを見ていて、今の日本でも起こりえる事だと思ってしまいました。
お産難民って言葉を聞くように、産婦人科の減少が問題になっています。
もちろんキルトに書かれているような国とは事情が異なるのですが…。
少子化に思いっきり貢献してしまっている私、世界中で、せめて産まれて来ようとしている命が母子ともに安心して出産出来るようになって欲しいと思いました。

会場で、パンフレットと、ピンを頂いてしまいました。
パンフレットの一式が挟まっている物を渡してくれる際、封筒に入れようとして、入らないですねと言われ、封筒はいいです!とパンフレット一式のみ頂いたのですが…、私行ったの、最終日の午後なのに、その時に気がついたのかしら…。ちょっと後で考えてびっくりしました。




その後はせっかく新宿まで来たのだからとショッピング。
でも、まずは…、と向かったのがヨドバシカメラって、私やっぱり性別間違えているような…
あ、一応、商品券があったので、百貨店のバーゲンにもその後行ったのですけどね(笑)

都庁からヨドバシカメラに向かう途中、路上で生活されている方がちらほらと。
この暑さでちょっと心配になってしまいました。

いろいろと考えさせられた展示会だったのですが、残念ながら、日本での展示は終わってしまいました。
世界を廻っているようで、次はニューヨークだったと思います。
機会がありましたら!って遠いですね…。


ドイツGP

2008年07月21日 | モータースポーツ

ドイツGPが終わりました。
月曜日もお休みの為、今回は、しっかり地上波を最後まで見てしまいました。
以下、ネタバレありますので、録画の方はご注意下さい。

微妙に複雑な思いはありますが…、ルノーの、ネルソン・ピケJr選手、2位表彰台、おめでとうございます!同じブラジル人の先輩、マッサ選手が祝福していたのが印象的でした。
1ストップ作戦に、良いタイミングでのセーフティーカー出動が重なり、運が良かったのもありますが、運も実力のうちですからね。
チームメイトのアロンソ選手もまだ今年は表彰台無しという事を考えると、凄いですね。これでシート喪失の噂も消えちゃうかな…。
結果はこちら→F1 第10戦ドイツGP 決勝結果(FMotorsports F1GPさん)

ピケJr選手に幸運をもたらしたセーフティーカーの原因となったのは、トヨタのティモ・グロック選手のクラッシュでした。その後、車を降りても辛そうでしたが、無事なようで良かったです。→グロッグの無事をトヨタが発表 (F1キンダーガーテンさん)
そして、セーフティーカー中、他のドライバーが続々とピットストップした中ピットに入らなかったハミルトン選手、これで優勝はなくなったかと思ったのに、最後にオーバーテイクして優勝、勢いありますね。でもそのオーバーテイクが、相手をはじき出していて、ちょっと強引な気がしたのですが…。
オーバーテイクが多く見られたレースでした!

次は1週お休みして、ハンガリーGPです。


食い逃げされてもバイトは雇うな 上下

2008年07月20日 | 

ドイツGPが始まりましたね。予選の結果はこちら→F1 第10戦ドイツGP 公式予選(FMotorsports F1GP)
そして、サポートレースとして行われているGP2にルノーのテストドライバー、山本左近選手が今回から参加しています。→GP2:山本左近のART加入が正式発表(FMotorsports Kaigai)
今年はF1ではなくてGP2ですが、この方の途中でシートを獲得する術って凄いなあと感心してしまいました。頑張って欲しいと思いつつ、本のお話です。



タイトル、実は微妙に間違いがあります。申し訳ありません。
上巻は、『食い逃げされてもバイトは雇うな 禁じられた数字(上)』で、下巻は、『「食い逃げされてもバイトは雇うな」なんで大間違い 禁じられた数字(下)』となり、公認会計士の山田真哉氏の著作です。
この方の「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」も読んだはずなのですが…、ブログに書き忘れてしまったようで見つかりませんね…
この本、読みやすいです。一応、上下別々に読んでも大丈夫なように書かれています。でも、上下巻読んだ方が、著者の言いたいことが分かると思います。
ただ、図書館で借りると、上巻を読んだ後、忘れた頃にやっと下巻を借りられるという事態に…
上巻の感想で覚えているのは、数字の価値は変わらない!というような事が書かれていたのですが、変わるよね?と思ったことぐらいです…。(昔の1万円と今の1万円の価値は違う!という事です。)まあ、揚げ足取りのような感想なのですが…。

この本の面白いのはタイトルにからんだ文章です。上巻で、「食い逃げされてもバイトは雇うな」という事を会計的に説明し、それを後半で経営的に検証していきます。
そして、副題になっている「禁じられた数字」、私も良く見ます。というか、使っています…
気をつけよう…。


C#の絵本

2008年07月15日 | 

もう1週間以上前の事ですが、イギリスGPの前に、こんな事があったそうです。
英国来てます (K-GamiGami!!(仮))
イギリスGP PART1 (フロム・ザ・パドックWEB)
2008 イギリスGP (西山平夫のF1GP日誌)
佐藤琢磨選手のカート大会です。日本でも同様のイベントが行われるそうです、→「Virgin Atlantic Takuma Club Karting」募集のお知らせ (佐藤琢磨公式HP)
ファンクラブ限定(?)、お申し込みは今日までだそうですが…、参加できるといいなと思いつつ、本のお話です。


(株)アンクの著作で、副題は「C#が楽しくなる9つの扉」です。
前回図書館で借りた本(→Visual C#でカンタンはじめて学ぶプログラミング)があまりにも簡単過ぎたので、別の本を図書館で借りてみました!って、「絵本」です…。
やっぱり仕事で使うレベルにはほど遠いようで。
しかも、この「絵本」、絵はかわいいのですが、内容は、私には難しい…
良く眠れたので、延長して借りたのですが、こういう本は図書館で借りただけでは、理解出来ないですね…。
と言いつつ、買う気にはならないなあ…。(実はこのシリーズの別の本は家に有ったりするのですが…

やっぱりこういうのを使う仕事からは、逃げるに限るというのが感想です…(爆)


医療が悲鳴をあげている

2008年07月14日 | 

昨日、フォーミュラ・ニッポンの第5戦が鈴鹿サーキットで行われました。と言っても、チケットが当たらなかったので(笑)ニュースで見ただけですが…。
第1レースは、5戦連続ポールポジションの松田次生選手の圧勝、そして、GP2と同じく8位までがリバースグリッドで行われた第2戦、昨年は中嶋一貴選手とGP2で戦っていた、ルーキーの平手晃平選手が初優勝だったそうです。
リバースグリットというのもあったのでしょうが、平手選手、今後も注目です!(格好いいですし…
結果はこちら→Formula NIPPON Official Website
またチケット当たらないかなあ…と思いつつ、本のお話です。


北海道大学名誉教授、近藤喜代太郎先生の著作で、副題は、「あなたの命はどうなるか」です。
医療崩壊と言われ、産科や小児科が少なくなり、お金が払えず保険証を持たない人がいる等、いろいろな問題が毎日のようにニュースに上がります。
この本は医師の目線で医療の現場で何が起こっているかが書かれています。
若干、医師目線を感じましたが、医師としての主張をされているのだと思いました。

医療は「不可抗力」の多い世界。そして、教科書通りの症状は稀。その中で精一杯の医療を現場の医療関係者は行っているのが大多数だと思います。
どうしても予知できなかった「不可抗力」。それを医療事故ではないかと裁判になり、後から揚げ足を取るような所で有罪になっては、確かに医療関係者はやっていられないでしょうね。それで現場を去る人が多いとの事。
患者・遺族側からすれば、やりきれずに医療事故を疑うというのもあるでしょう。情報も氾濫していますし。
そこをどう埋めるか、その提案も書かれています。
その方法が日本社会に浸透してうまく行くか、私には分かりませんが、今きちんと検討しないと、もっと大変なことになりそうですね。
そんな警鐘を鳴らす本です。ただ、残念なのはちょっと難しくて読むのに時間がかかること。
なので、本をお勧め!するには気が引けますが、すこしでも医療現場が良くなりましょうに!と思いました。


さまよう刃

2008年07月12日 | 

TRTのお仲間のブログを見ていたら、この本の事が書かれていました。(→東野圭吾 『さまよう刃』
これは読まなければ!と思い、早速図書館に予約しました。


東野圭吾氏の小説です。少年に大事な娘を殺された父親を中心に書かれています。
読むきっかけになった方も書いている、加害者の家族を描いた「手紙」を読んだ時も思ったのですが、犯罪って関わった周りの人を不幸にしますよね…。

実は母の知り合いに、犯罪被害者の遺族の方がいます。ちょうど本を読む数日前に、その方のドキュメントのTV番組の録画を見ました。録画の理由は深夜の放送だった為です。深夜で見る人いるのかな…、ゴールデンタイムでもう少し見る人が多ければ、もしかしたら犯人につながる情報が得られたかも知れないのに…と見ながら思ってしまいました。
そして、犯罪被害者、当事者でないとその気持ちはわからないのでしょう。犯罪被害者の会で知り合ったという、息子さんを暴行の上殺されたという方が、TVの中で、「犯人は息子と同じ方法で殺して欲しい。」というような事を言っていました。一瞬、過激な、と思いましたが、きっと同じ立場なら、同じ事を、いや、「自分の手で」、ともっと過激なことを言うかも知れません…。
法治国家ですから、仇討ちでも、殺せば罪に問われます。でも、今の刑法で被害者遺族が納得出来るでしょうか…。
まして少年法に守られていた場合…。
きっとどんな法律も、被害者の遺族の気持ちを救うことは出来ないでしょう。
犯罪の無い世の中。これが一番の理想ですよね…。そんな世の中になりますように…

重いテーマで、ちょっと厚い本ですが、読みやすくて引き込まれ、いろいろ考えさせられます。お時間があったら、是非!