本とモータースポーツと…

趣味のモータースポーツと読書等の徒然日記

パラレルワールド・ラブストーリー

2007年02月25日 | 
東野圭吾氏の小説。
自分の記憶が間違っていると感じたら…、ちょっと怖ですよね。
忘れるというのは、たまに(?)ありますが、信じている記憶が実は間違っていると…。
そんな主人公が自分の記憶を取り戻すお話なのですが、はまってしまい、読み終わるまで寝られずに、困りました~


グーグル・アマゾン化する社会

2007年02月24日 | 

ジャーナリスト、森健氏の著作。
インターネットを使いこなしている著者が、その功罪について書いています。

グーグル、アマゾンそしてmixiという、Web2.0といわれるサービスの凄さと危うさ、
凄いと感心したり、怖くなったりしながら読みました。
結局ネットの世界も現実社会と同じ、ただ、その便利さゆえに、
極端な方向へ行くのも速度が速いのかもしれませんね。

グーグル・アマゾン等、Web2.0の影響力や、凄さを知るには、いい本でした。


ひともうけ

2007年02月19日 | 

副題は、「イラストエッセイで読む 宇宙一カンタンな株式投資入門」で、イラストレーターの池田暁子氏の著作です。
シンクタンク・ソフィア副代表の藤沢久美氏が監修しています。

宇宙一カンタンとは思いませんが、株式投資って楽しそう!と思える本です。
必ずしも簡単に儲かる訳では無い事も分かった上で、お金に働いてもらい、
そして自分の性格を客観的に知ることが出来るようで…。

東京証券取引所の見学も楽しそうで、一度行きたいなあ


名医はご近所にいる

2007年02月15日 | 

永田宏氏の著作で、副題は「ありふれた病気」は「ありふれた病院」で診てもらおう」とあります。

ずっとかかっている、かかりつけ医がいる人はいいのですが、引っ越しをしたりして、近所の病院を知らない場合、
いざかかろうとすると、どこにかかっていいか分からないですよね。
そんな際に選ぶ考え方が書かれています。
でも、結局は相性ですよね…。行ってみないと分からない気がします。
でも、体の事だけに、いいお医者さんにかかりたい、と思いますよね…。難しい…。


新薬スタチンの発見

2007年02月14日 | 
副題は「コレステロールに挑む」とあり、コレステロール低下剤、スタチンの発見者、遠藤章氏の著作です。
淡々と書かれていますが、大変だった事が推測されます。
有名な坑生剤、ペニシリンの発見の話を聞いて新薬開発の道に進んだそうですが、同じ話を聞いても、凄いなあとしか思わない人も…(笑)
何かを成し遂げる人はやはり、凄い!


暖簾

2007年02月10日 | 

山崎豊子氏の著作。親子2代の大阪の昆布商人のお話です。処女作だそうです。
丁稚から叩き上げてて暖簾分けしてもらった1代目。戦争で店を失った状態から復活させた2代目。
老舗の大阪商人の心意気を見事に描いていて、引き込まれました。
会社やお店は、2代目の出来で良くも悪くもなる気がします。
この2代目は、しっかりしていました。柔軟さの中にも1代目の丁稚根性と大阪商人の心意気を忘れずに、しっかりと生きている姿が見事に書かれていました。


バイ菌だって役に立つ

2007年02月10日 | 

東京医科歯科大学大学院教授、藤田紘一郎氏の本です。
アトピーやアレルギーは、行き過ぎた清潔志向から出てきたそうです。
だから、私は花粉症にはならないのかー
それにしても、寄生虫学の教科書のようで、懐かしかった…。


統計数字を疑う

2007年02月10日 | 

F1は開幕まで後1ヶ月。待ち遠しいですが、本のお話。

エコノミスト門倉貴史氏の本。副題は、「なぜ実感とズレるのか?」です。
冬ソナの経済効果等を例に、いかに曖昧な数値から計算しているか、
その背景を知らずに出てきた数値だけを見る危険性が書かれていて、勉強になります。
やたらとマスコミ受けする発表をしているシンクタンクは信用出来ないそうで…、
覚えておきましょう!