本とモータースポーツと…

趣味のモータースポーツと読書等の徒然日記

死因不明社会

2008年12月31日 | 

今年も残すところ後1日。最後の話題が明るくなくて申し訳ないのですが…。

先日、元タレントの飯島愛さんがお亡くなりになりました。ご冥福をお祈りいたします。
そして、そのニュースで、行政解剖を行ったという話が有ったと思うのですが、これが東京23区での事だから、スムーズに解剖が行われた可能性があるなあと、この本を読んでいて思いました。
という事で本のお話です。

『チーム・バチスタの栄光』の作者として知られる、海堂尊氏の著作で、副題は、「Aiが拓く新しい医療」とあります。
人が死ぬと、死亡診断書が書かれます。そこには死因がかかれます。
この死因、解剖されて調べられているのは2%ほどだそうです。
そして、東京23区ほか5都市には監察医制度があるが、監察医制度が無い都市では、行政解剖はほとんど行われていないそうです。
死因が曖昧なままで済まされることが多いという現実、これが今起きている医療崩壊の一因でもあると書かれ、それを解決する方法として、Aiという方法を提示しています。
ブルーバックスという事もあり、一般の人にも読みやすくしようと、小説の中の人物を登場させ、会話形式で説明している部分と、普通に説明している部分があります。
小説を読んでいないと(私もまだ読んでいません!)人物像などがわからなかったりするので、まず小説を読んでからの方が良かったようです。
そして、医学の基礎知識が無いと、ちょっと読みづらいかもしれません。
でも、死因がわからないというのが社会にどう影響するのか、なかなか興味深い本でした。

最後になりましたが、今年も大変お世話になりました。
いつもお越し頂き、有難うございます
良いお年を…
P.S. 琢磨選手のシートが早く決まりますように


Honda Motorsports Thanks Fair 2008

2008年12月27日 | モータースポーツ

もう1週間前のことになりましたが、今年最後のモータースポーツイベントに行ってきました!
整理券が10時からの配布だったのですが、10時過ぎてからも、まだ配っていましたね…。
早めに行ったお陰で、いい席で見ることが出来たのですが、来年はもう少し後でもいいかなと思いました。(立ち見の人も居ましたが…)
でも、整理券と一緒に、記念品として、キャップとクリアファイルを頂きました

イベントは2時からなので、お茶を飲んだり、ゆっくりお昼を食べたりして時間をつぶし、少し前に会場に戻り、会場内に展示されている車を眺めたり、ピンズコレクションを眺めたりしていました。

武藤選手の乗ったINDYCARです。


スーパーGTに参戦している、伊沢選手の乗ったARTA NSX


同じくスーパーGTに参戦したTAKATA 童夢 NSX


バイクはまとめてみました…


先日撤退を発表したF1。声援しましたっけ…?

この車、2006年モデル(RA106)に2008年のカラーリングをしているそうで…、混乱するからちゃんと2008年モデル(RA108)を展示して欲しいのですが…

ふらふらしているうちに、イベントの時間になりました。
イベントは、3人のライダーと2人のドライバーによるトークショー、質問コーナーの後、体力測定のゲーム、プレゼント抽選会、握手会と行われました。
トークショーや質問コーナーでは、話していない選手同士がおしゃべりをして話を聞いていなかったり、2輪、4輪の違いをお互いに質問したり、自慢しあったり…。
楽屋の様な楽しい雰囲気と司会の方に言われていました。

体力測定のゲームでは、伊沢選手が大活躍。伊沢選手に負けた武藤選手は、時差ぼけを強調していました(爆)。
動体視力では、2輪より4輪の選手の方があきらかに良く、スピードの差なのでしょうか…。
ゲームは2チームに分けて行われ、最後の競技で逆転する点数設定。逆転して私が座っていた方のチームが勝ったので、マグカップを頂きました。

トークショーやゲームでの雰囲気や会話を見ていたら、5人の選手、みんないな~と思ってしまいました。



握手会の後、握手が終わったら、こっそり(?)選手を控え室に案内していました。
普通は有り難うございました!と拍手で見送って終わる気がするのですが、何だか変な幕切れでした。
イベントの様子はこちら→公式サイト

とはいえ、とても楽しい一日を過ごすことが出来ました。
お付き合いいただいた方、選手のみなさん、有り難うございました

さあ、冬眠しよう…


探偵倶楽部

2008年12月24日 | 

Merry Christmas

サンタさんが、早く素敵なプレゼントを届けてくれることを祈りつつ、クリスマスにも関係のない、本のお話です(笑)。

東野圭吾氏の短編小説集です。
探偵倶楽部というVIP専用の調査機関、そこに依頼された事件というのが5つの短編の共通のお話です。
気軽に読めるミステリー小説でした。


鈴木亜久里の挫折

2008年12月16日 | 

F1は今週もテストが行われているようです。でも、トロ・ロッソは不参加。
よって佐藤琢磨選手が呼ばれることもないので、本のお話です(笑)。



と言っても、F1に関する本で、副題は「F1チーム破綻の真実」とあり、赤井邦彦氏の著作になります。先日のトークショーで購入、サインを頂いた本です。
そして、「鈴木亜久里の冒険」を改題し、大幅に加筆、修正したものだそうです。
この為、2007年までの事は、ほぼ、読んだ記憶のあるお話でした。
加筆したお陰で、チームの立ち上げから撤退までの事が書かれています。
中には、そうだったのか…と思うことも。

出版社が変わったり、加筆、修正をしたから題も変えなければいけなかったのでしょうか…。
副題はともかく、「冒険」のままでも、いいのにとちょっと思ってしまいました。

この本、ファンとして、チームが出来てから、撤退までを見守っていた私には、所々涙が出そうになる箇所がありました。(家で読んでいたら、危なかったですね…)
でも、読んで良かったです。

赤井邦彦さん、良い本を有り難うございます。 そして、これからも真実を届けてください!
よろしくお願いいたします。
そして、出来れば、サインを頂いた時に、冗談として言われた題名の本、出して欲しいのですが…(爆)


へレステスト

2008年12月14日 | モータースポーツ

もう先週の事になってしまいましたが、スペインのへレスで、F1のテストが行われ、佐藤琢磨選手も参加しました。

TCMの時に聞いた、「トラック上では誰にも負けなかった」という状況をもう一度見たいと勝手に思ってしまったので、トップタイム、出ないかな~と思いながら、海外のサイトで、眺めていました。
http://www.f1today.nl/(オランダのサイト)
http://www.sportlifepress.com/(スペインのサイト)

でも、テストしている内容は、チーム・ドライバーにより様々。
マシンも2008年仕様のものから、2009年仕様まで様々。
なので、タイムがどういう意味を表すのか、私には良く分かりません。
それでも、2番タイムは凄いですよね!

結果はこちら→佐藤琢磨2番タイム、ブエミ3日間トップ: ヘレステスト 2008年12月11日(F1通信さん)

そして、何よりも、琢磨選手が走ることを楽しんだと思われるコメントが聞けたことが嬉しかったです。
佐藤琢磨、トロロッソのテストを成功裏に終える(佐藤琢磨選手公式HP)

あとは、一日も早く、クリスマスプレゼントとしての吉報が琢磨選手に、そして、琢磨選手のファンに届くことを、待ちたいと思います。

琢磨選手、テストお疲れ様でした


女性の品格

2008年12月11日 | 

佐藤琢磨選手が、3回目のトロ・ロッソでのテストに、スペインのへレスで参加中です。
きっと楽しんでいる事でしょう。
早く、良い知らせが聞けるように祈りつつ、本のお話です。


板東眞理子氏の著作です。
随分前に図書館に予約した本ですが、やっと読めました。

書かれていることは、こういう人が品のいい人なのだろうと普通に思う事でした。
特に、目新しくも無く、だからと言って、私には実践できないのですが…。
そう、諦めてしまって努力しないから、品のいい人にはなれないのでしょうね。(爆)
そして、品格より、へレスの方が気になっています…


情報は1冊のノートにまとめなさい

2008年12月09日 | 

HONDA撤退で暗いニュースが飛び交う中、先週、ドバイでGP2アジアシリーズの第2戦が行われました。
そこで、小林可夢偉選手が、優勝しました!
レース1:可夢偉が優勝、チャンピオンシップトップに(GPUpdate.net さん)
そして、山本左近選手が8位、第2レースがリバースグリットで、ポール!と思ったら、レースが中止になってしまったようです。
ドバイGP第2レースは雨で中止(GPUpdate.net さん)
次のレースに期待しつつ、本のお話です。


奧野宣之氏の著作で、副題は、「100円でつくる万能「情報整理ノート」」です。
情報は1冊のノートにというのは共感出来るのですが、PCで索引を作るなんて面倒なこと、私にはとても出来そうも無いですね~
私の場合、特に読んだ本のメモは、このブログになっています…。
でも、これ、読んだかどうかを調べるには、結構楽なのです!
お陰で、2度目を借りること、減りました(爆)
という訳で、私には役に立たない本でした…


F1 PIT STOP CAFE

2008年12月06日 | モータースポーツ

赤い車に呼ばれて、行ってきました!F1 PIT STOP CAFE(→公式HP
(これ、ブリジストンTODAYで見たのと同じかも…)

というのは半分で、赤井邦彦さんのトークショーがあるというので行ってきました。
張り切って?ちょっと早めに着いてしまいました…

ちょっとお腹空いたので、何か食べようと思ったら、ついケーキセットに目が行って…、食べてしまいました。美味しかったです。

店内は、昔のF1レースがモニタに映っていました。
奥にはちょっとですが、ショップも有り…、ミニカーやチームシャツ、そして、サイン入りグッズなどもあり、私には見るだけでも楽しかったです。

他にも、写真やシャンパンの瓶などが飾ってありました。
そして、F1 SCENEやスーパーアグリF1チームオフィシャルイヤーブックが置いてあり、本を眺めて楽しいんでいました。
そうしていたら、トークショーが始まりました

ソニーマガジンの方が司会で、写真をスクリーンに映しつつのお話でした。
佐藤琢磨選手は3度目のテストに呼ばれたので、だいぶ契約に近いのではとの事。
HONDAは、やはりジャーナリストの方にも突然だったそうですが、ブラジルGPの時から兆候は有ったとか。
TOYOTAは来年は参加する、成績は綺麗に上がってきているので、TOYOTA方式がF1で通用するようになり、勝ちだしたら手強いとヨーロッパのチームにも思われているとか。
その他にもいろいろ言っていたのですが、赤井さん、好き嫌いが強い方のようで、かなり…の話も有り、書くのは控えておきます(笑)。って実は、忘れているだけなのですが
でも、かなり楽しいトークショーでした。

最後に「鈴木亜久里の挫折」の本の販売&サイン会がありました。
文庫本なので、つい買ってしまいました。ずっと買おうか迷っていたので…。
本の内容は、読んでから書く、と思います、たぶん。

そして、帰り際にこういうお店も見ました。→LE GARAGE

正確には、行きにも見ていたのですが、行きは辿り着くのに必死であんまり店内を見られなかったので、帰りに寄ったら閉まっていたのですが、この表示が面白くて写真撮ってしまいました。
六本木って、苦手だったのですが、ここにはまた行きたい!と思いました。


HONDA F1撤退!

2008年12月06日 | モータースポーツ

本日、HONDAからF1撤退が発表されました。
HONDA公式HP

どうでもいいか、と言っていたチームなのに、ショックを受けている私。
その事にまたショックを受けたりして。(爆)

まず思ったのは、HONDAの若手ドライバーの事。
F3のカテゴリーで頑張っている、塚越広大選手や、山本尚貴選手、HONDAのF1に乗るのを目標に頑張っているような事をどこかで言っていたような…。
もちろん、F1に乗るという目標は変わらないのでしょうが、さらにハードルが高くなりますよね…。
彼らがショックを受けているのではとちょっと心配しました。

そして、あまりに突然な発表にも驚きました。
先月のテストには、しっかり参加していましたよね…。
中本氏の2輪への発表時も、来年はロス・ブラウン氏の効果が出だすというような事を言っていたような気がします。
来年は鈴鹿で日本GPが開催される為、サーキットを改修中。
鈴鹿で行う事は変わらないようで、HONDAが走らない鈴鹿での日本GPって…微妙ですね。

現場は、来年頑張るぞ!という雰囲気だったのだと思うのですが。
この撤退の判断は、遅いのか、早いのか…。
ほとんど来期のシートが確定した時期での発表は、ドライバーもスタッフも大変ですよね。

撤退の理由も不況で宣伝効果も薄いとか…。
あの成績だと、宣伝という意味では、逆効果だったかもしれませんね。
でも、HONDAは宣伝効果を狙ってのF1参戦ではなかったのでは?
何だか、最後までのこのチームにはちぐはぐな印象が残ります…。

また、HONDAは撤退するが、チームは売却の方向でという事で、聞きたくない人の噂も出ています。
ニック・フライ、ホンダF1チームの予定を説明 (F1通信さん)
何だか、HONDAが利用されたような気もしてくるのですが…。

そして、いろいろあったのですが、やはり佐藤琢磨選手もショックを受けているようです。
ホンダF1撤退のニュースに触れて(佐藤琢磨選手の公式HP)
唯一の救いは、琢磨選手が復帰を目指しているチームが、HONDAで無かったことでしょうか。
この先、F1はどうなってしまうのでしょうか。

まあ、琢磨選手がF1のグリッドに帰ってきてくれれば、問題ないかなあ。


スタバではグランデを買え!

2008年12月05日 | 

佐藤琢磨選手が、3度目のトロ・ロッソのテストに参加することが決まりました!
公式HP
早く正式に決定して、数値の細かい部分も共有して、テストに臨んだ方がいいと思うのですが…。
トロ・ロッソの状況など、いろいろ考えてしまうこともあるのですが、何はともあれ、思いっきりテストを楽しんで欲しいと思います
良いテストになることを祈りつつ、本のお話です!

経済学者、吉本佳夫氏の著作で、副題は「価格と生活の経済学」です。
価格の話を身近な例をあげて解説しています。
そして、コストに対する考え方もかかれています。
何故、スタバでは、グランデがお得かも解説されています。
なかなか読み応えがあり、為になる本でした。
でも、読み応えが有りすぎて、図書館で借りて読むのではなく、もう少しじっくりと読みたい気もしました。
しかも、何故か予約していた本が一気に届き、他の本が読み切れるのか…
予約が多い本なので、延長も無理でしょうし…、ちょっと困っています。