DR.BRAIN~脳から読み説く~You are what you ate~自然流健康ダイエット教室~since1979

・ダイエットとは「生き方を改める」こと
・新著「脳が元気になる生き方」(瀬野文宏著/表現社刊、全国書店で好評発売中

糖尿病になるダイエット法~[脳&食育]DIET講座(185)

2010年08月23日 | 食育とダイエット
 
代用食品類や単品食品の使用、炭水化物の摂取制限、
厳しい食事制限などによるダイエット法による
「糖分の供給停止や制限」によって「糖尿病」になっている人が増えているという。

「やせて、糖尿病を予防!」が、逆に糖尿病の誘因になっているのである。
なんとも皮肉な現象である。
脳の存在を無視した「体の医学」「体のダイエット」の結果である。

糖尿病になる誘因は、糖分や炭水化物などの制限や停止によって、
脳の必須エネルギー源の供給が止まるからである。
脳は必要なブドウ糖を確保するために、
体内各組織の細胞でインスリンを使えないようにして同化作用を抑制するのである。
この脳の作用によって血糖値が高まり、糖尿病が発症するのである。

それらの現象は、脳の機能維持のための合目的的な作用である。
脳へのブドウ糖の供給がたった数分間止まるだけで、脳死するからである。

このように、糖の摂取制限するダイエット法によって高血糖値になり
糖尿病になるという摩訶不思議な現象が生じているのである。

医師は糖尿病患者に糖分の摂取制限を指導しているが、
反対に糖分の摂取不足によって、
脳が他の組織でブドウ糖を使えないようにしている場合があり、
最近このタイプの糖尿患者が増えていると言われている。

「炭水化物制限」のダイエット法を唱える医師もいるが、
体だけでなく脳のこともよく考えてもらいたいものだ。
糖分・炭水化物の摂取制限のあるダイエット法をされている方は、
この事実を肝に銘じるべきである。


◇◇◇◆[食の安全対策]◆◇◇◇「安全に食べる知恵」(8)◇◇◇

◆ 「豆腐」~遺伝子組み換え食品対策

◎豆腐は添加物の不安はないが、「原料」が問題である。原料の大豆の
自給率は約5パーセント。残りの多くは米国からの輸入で、ほとんどが
遺伝子組み換え大豆。

◎「国産大豆100パーセント使用」、「遺伝子組み換え大豆不使用」と表示の
豆腐以外は遺伝子組み換え大豆が使用されている。

◎「国産大豆使用」の表記に注意。何パーセント国産大豆が使われているか不明。
5パーセントは国産、95パーセントは遺伝子組み換え大豆かもしれない。

[豆腐の価格と品質と添加物]

○最良の豆腐は、150円前後で、大豆使用量は「約150g以上」、添加物は「にがり」。

○「50円前後」の価格の安い豆腐は、大豆使用量は「30g前後」であり、
添加物は「凝固剤(硫酸マグネシウムなど)」「消泡剤(グリセリン脂肪酸エステル)。
大豆から豆乳を作る時に泡が立つ。この泡を捨てると量が減るので、消泡剤で泡が
立たないようにして豆腐として固める。コスト減と大量生産が可能になる。
普通の豆腐の3分の1の安い豆腐を一丁食べても、5分の1の栄養価しかない。

○買ってきたら、すぐにパックから出して水につけること。保存する場合は、
 タッパー(ポリエチレン、ポリプロピレン製のもの)、ガラス、陶器の容器などに
 移し替えて冷蔵庫に。凝固剤、凝固剤が水に溶けて臭みが消える。

★男性の方は、奥様など料理を作られている人にプリントを渡してください。

DR.BRAIN_DIET=自然流健康ダイエット教室