DR.BRAIN~脳から読み説く~You are what you ate~自然流健康ダイエット教室~since1979

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(号外)人間の無限の「創造性と破壊性」~脳神経系統の仕組み(1)

2010年08月13日 | 脳の話
8月15日は敗戦から65年。終戦ではなく敗戦である。
多くの人命が失われる戦争という行為は、無限の破壊性、破滅性がある。
その象徴が原子爆弾である。
国家間の戦争、部族間や宗教観の争い、自爆テロ、特攻隊、殺人事件。
それら言葉の違いはあるが、人が人を殺す行為であることに間違いはない。

日中戦争が始まった1937年に生まれて、65年前は国民小学校1年生。
朝礼後に校庭で竹槍を持たされて走り、
ワラ人形を刺す訓練を受けていた。
何のためにこのような練習をするのか、当時は理解できていなかった。
ただ、先生の号令によって動かされていたのである。
今に思えば「人を殺す訓練」であった。

一方で人間社会における創造性のシンボルである科学の進歩は、
限りなく続いている。
小惑星を探査し帰還した「はやぶさ」がその象徴といえるだろう。

「原爆」も「はやぶさ」も、科学の力の結晶である。
いや、人間の脳のなせる技(作用)である。

65年後の72歳の今年、未経験の素人だがHPを初めて制作、
ブログを複数運営し1年余り。PV数はすでに15万を超えている。
昨年末からTwitterを始めて1500のフォローを頂いている。
今月からmixiに挑戦中である。
65年前に竹槍を持っていた手が、今はPCのキーをたたいている。
不思議な感慨である。
これも脳のなせる技である。

無限の創造性と破壊性を生み出しているのは、
脳の「快感神経」と呼ばれている神経系統である。
この神経系統の伝達物質は、快感物質であるドーパミンである。
ドーパミンは、チロシンというアミノ酸で生成されている。
タケノコの白い粉がチロシンである。

無限の創造性と破壊性を生み出す脳の仕組みは?
今日、明日、明後日の三回シリーズで述べる。(続)

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