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安い税金と小さな政府を切望するふきあえずのブログ

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農林中金と関税問題

2025-04-12 11:10:42 | 政治

金融界隈では、日本の農林中央金庫、いわゆる農林中金が、トランプ関税の発動を阻止したのではないか?

などという噂が、まことしやかにささやかれていると言います

私自身は、その見方は間違っていると思っていますが、一体どういうことなのか?面白いので分かりやすく解説します

 

まず最初に申し上げておきますが、この結論に当たる部分はあくまで私の推測の域を出ません

なのでそのことをお含みおきの上、当日記をご覧いただければ幸いです

農林中金、この厄介な日本の農村民の味方は、いま、とんでもない赤字に苦しんでいます

まあ、この農村民の銀行は、海外投資に失敗して、とんでもない含み損(一説によると2兆円以上)をだしているわけです

そして今回、私が得ていた情報によると

どこかのヘッジファンドが「ベーシストレード(先物取引と現物取引の利ザヤによる利益を狙う取り引き)」に失敗し

マージンコール(追証(おいしょう)を要求されること)を受けたらしいのですが

マージンコールとは、要するに、損失額が大きすぎるために、追加担保を要求されたわけです

マージンコールに応じて追加の担保を入れなければ、ベーシストレードの取引はそこで強制的に終了となり

多額の負債が確定してしまうわけです

そこで困ったそのヘッジファンドが、アメリカ国債を損失覚悟で大量に投げ売りした。。。という事らしいのですが

そのヘッジファンドというのが、どうやら件の農林中金だった。。。というのが、フォックスニュースの報道で見えてきました

米国債の一気売りの売却損も大変な損失になったことでしょうが、それでも穴埋めせざるを得ないという危機的状況だったのでしょう

 

 

通常、今回のように株価が暴落した場合、安全資産と言われる米国債が買われ、長期金利が下がるものなのですが

今回は株価の暴落にもかかわらず、米国債の長期金利が急激に上がったため、金融業界に衝撃が走りました

「何が起きたのか?」と世界中が固唾をのむ中、その原因は、ヘッジファンドの米国債投げ売りだったことが明らかになりました

そして、そのヘッジファンドの正体が、どうやら農林中金だったというわけです

これは。。。。前回同様、農林中金はアメリカ政府から監視対象団体として規制を受ける可能性があるでしょうね

トランプ政権からは確実に睨まれたでしょう

ただ、闇のくまさんなどは、「農林中金がトランプの野望をぶち壊した」として、手放しで大喜びしていますが

私は、色々な情報とトランプ大統領の性格分析による推測ではありますが、トランプ大統領の関税90日間停止措置は

おそらく最初からそうするつもりで、交渉カードとしての、「高い関税の発表」を最初に行ったのではないかと思います

交渉術としては、最初に高いハードルをぶつけて相手にショックを与え、その後に懐柔していく、というやり方はあり得ます

 

そして。。。これはもしかして。。。の話ですが、今回、株価の暴落を受け、安全資産の金価格が上がるかと思いきや

金も一日で600円以上の下落を記録しました

この金の一時下落の背景にあるのも、おそらくはこうした株取引の失敗の穴埋めだったに違いありません

マージンコールに対する穴埋めのために金を大量売却して損失補填をした。。。というのが、おそらく真相でしょう

というのも。。。金はいま上昇圧力が強く、一時的な下落があったものの、すぐに価格が回復しています

ということは、金をパニック売りをせざるを得ない状況に、どこかのファンドが陥った、ということでしょうね

 

最後に、中国について、いま現在の私の見解ですが

トランプ政権は、明らかに中国を狙い撃ちにして孤立化させる戦略に出ていて、いまのところそれは上手くいっています

中国は、アメリカに対し先陣を切って強硬姿勢に出れば、どこかの国がアメリカに反発し、自陣営に引き入れる事ができると

そう考えていたと思われますが、その目論見は、とりあえず完全に外れました

そのへんは、トランプ政権の戦略が非常に上手くいっていて、上手に懐柔策を仕掛けています

そこで、中国に近づきつつあったイギリスと日本も、釘を刺された形になりました

これはアメリカの経済戦略ではありますが、おそらくは、EUとイギリスとフランスに釘を刺すことによって

ウクライナ戦争にも影響を及ぼすことになるでしょう

当然のことながら、EUやイギリスの貿易関税とウクライナへの干渉はセットになって交渉されることになります

そういうことで、EUやイギリス・フランスのウクライナ戦争推進派も、関税交渉を絡められて敗北する可能性は高いですね

トランプは、交渉の達人です

これでウクライナ戦争終結に道筋が見えれば、今度はアメリカとロシアの国交正常化へ向けて事態が好転することになり

結果、ロシアと中国が離反することになり、中国の世界的影響力、戦狼外交は終焉。。。という事になるでしょう

まだまだ予断を許さない状況ですが、ウクライナ交渉でアメリカが敗北した、という見方は間違っています

アメリカを率いているのは、交渉の達人トランプです

世界は米露による世界秩序構築に向け、確実に動いている。。。そんな予感がします

 

それでは今日はこれまでです

 


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