安い税金と小さな政府を切望するふきあえずのブログ

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都民の皆さん、共産主義者の山本太郎に騙されないで

2020-06-27 00:42:17 | 政治
山本太郎氏を共産主義者だと言うと、とにかくいろんな反応が来るようです
「勘違いしている」とか、「勉強不足。。。もっと勉強してください」などです
では、私が言っていることは本当に勘違いなのでしょうか?
正直、本質が見えている人には、彼がどのように美辞麗句を使おうとも
山本太郎氏のやっていることは共産主義の政策だとわかります

過去の日記を見ていただければ、少なくとも私がMMTを真剣に研究してきた人間であることは
お分かりいただけると思います
その上で、私はMMTを推進している方々の、最近の主張をつぶさに拝見するにつれ
「MMTには足りない何かがある」そのように感じるようになり、その感覚は日に日に強くなりました
本能で感じ取っていたというべきでしょうか?
私自身、他の方にMMTを紹介し、もしかするとMMTを最高の経済理論だと
他の方に勘違いさせてしまったかもしれないと、今は深く反省するところがあります

貨幣の事実をあらわすものとしては、MMTは最高の教科書になるものです
しかし、所詮、理論は理論、机の上の学問でしかない、このことは
山本太郎氏が出てきたことで、私にも深く実感することができました
昔、マルクス経済学がインテリの学問として、インテリの象徴として考えられた事があります
今まさにMMTが理論武装してインテリのための学問化しつつあるように感じます

MMTには根本的に欠けているものがあります
貨幣、とくに紙幣とは、MMT的に言えば借用証書そのものです
そして通貨が使われるための裏付けは、政府が税金をその通貨で受け取ることによって
誰もがその通貨を使うようになる。信用する。ということかと思います
通貨の信用の裏付けは経済力であると言われます
しかし、通貨の信用の裏付けには、経済力の根底となるべきものとして、もっと必要なものがあります
それが「国民の精神性」です
実は、山本太郎氏が一番理解していないことがココです
山本氏はきっと、「国民を救うのは政治の仕事だ」と思っていることでしょう
しかし、それは反面真実でもありますが、反面間違いです
答えとしては全然足りないものがあります
山本氏に足りないもの、それは「国民を救うのは国民自身の自助の精神である」
ということなんです
通貨の信用は、実はこの「国民の精神性に裏付けがある」ということを、
山本氏はまったく理解していないように見えます
「お金などいくらでも印刷すればいいんだ、インフレになるまでは。。。」
この考え方が、既に通貨の信用を落とす考え方であることに、彼は全く気がついていないようです

※ジョブ・ギャランティー・プログラム
これは失業者を公務員にする考え方です
政府が失業者を雇えば、給料は一律になる。。。これは共産主義の考え方です
努力しても努力しなくても給料は同じ。。。これが共産主義が破綻した一番の理由です
※ベーシック・インカム
これは事実上の配給です
国家社会主義型の政治がこういうことをします
国が国民の生活の面倒を一律に見るということは、基本的に国家社会主義、共産主義です

横文字で見栄えはいいが、基本、言っていることは同じなんです
MMTは、こうした社会主義、共産主義思想を、それとは気がつかせない形で理論武装させます

やはり国を富ますのは一人一人の精神性、勤勉の精神、資本主義の精神です
実体経済を強くするという考え方があってこそ、通貨の流通量を、経済成長相応に増やすことができるのです

ここを忘れたマネーゲームには、おそらくインフレやスタグフレーションという
恐ろしい国家的な病が襲いかかってくることになるでしょう
みなさん、山本太郎さんに一票入れることをお考えでしたら、一歩立ち止まってください
一度思いとどまって、彼の政策が本当におかしくないかと、一度心に問うてみてください

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