安い税金と小さな政府を切望するふきあえずのブログ

安全で暮らしやすい日本をつくりたい
そんな想いを綴っていくブログにしたいと思います

いま必要なのは政府の財政出動よりも国民の勤勉の精神

2021-02-15 02:46:27 | 政治
私は一時期、サミュエル・スマイルズの自助論(セルフ・ヘルプ)にはまっていた時期があります
これは、中村正直さんという方が翻訳し、日本でも大ベストセラーになった本です
18世紀からのイギリスの産業革命の成功の秘訣を探ろうとした中村氏が
当時イギリスでベストセラーになった原書を発見し、「これがイギリスの繁栄を作ったのだ」と確信し
日本に持ち帰って翻訳・出版したのが本書です
当時のものを竹内均さんや渡部昇一先生が現代語に直していますので、一度読まれるといいと思います

それで本題なんですが
私は過去何度もMMT(現代貨幣理論)について批判的なことを書いてきました
世に出まわるMMTの批判は、私にはどれも的はずれなものに見えており
MMT批判のキモは「日本が財政破綻をするか?しないか?」という、そんなところにはない
と主張しています
私の言いたいことを要約すればですね
「勤勉の精神の議論を外した経済学は意味をなさない」と言っているのですよ

政府がお金を発行して財政出動すれば国民の資産が増えるから、それが経済対策なんだ
と主張する気持ちはわかりますよ、事実、お金の量は増えますものね
ですが、”おかね”を印刷することで増やすという考え方は、本来、資本主義精神に反しているのですよ
その言っている意味が分かりますかね?
お金を増やす方法というものは、本来逆に考えるべきなんです
産業が成長していくに伴って増えていくのが貨幣の流通量なのであって
貨幣を増やすから産業が成長していくんではないんです
逆はイコールじゃないんですよ
このことがわからない人が技術論を先行させていくわけです

人間の意欲や、勤勉の精神を無視したお金の増刷は、産業を成長させるわけじゃない
それはハイパーインフレが起こっている発展途上国を見ればわかります
いま現状において、円に信用があるから大丈夫だと思うのは早計で
貨幣の信用を担保しているのは、「国民の精神性」なのであるということを忘れないことです

アメリカはバイデン政権になって、産業にブレーキをかけ、社会保障を増やそうとしています
これは間違いなくアメリカの没落につながります。。。私は断言してもいい
アメリカンドリームの形が変わり
「アメリカに来た人(移民)が、もれなくアメリカのお金(税金)で生活保護を受けられる」
ということにしようとしている。。。これがバイデン政権なのですよ
誰かにぶら下がる人をたくさん作る。。。そのぶら下がった人々を選挙で勝つための票にしようと目論んでいる
これ、どこかで見たことがありませんか?
そうです。。。日本の与党、自民党や公明党です
こういうのを衆愚性。。。。と言うんじゃありませんか?

日本人も、パンデミックを利用して、飼い慣らされようとしていますよ
私に言わせれば、食える人は飯ぐらい自分のお金で食いなさいよ
自分のお金で旅行に行ける人は、自分で金出して旅行に行きなさいって
努力して、政府のお金に頼らない会社を作りましょうよ。。。努力は必要ですよ
デジタル庁を作られて、お金を政府に管理してもらうことがそれほどありがたいですか?
デジタル庁なんていらない、余計なお世話だって。。。言いましょうよ
税金を安くし、規制を撤廃して、自由を取り戻しましょうよ

MMT推進も財政破綻論撃破もいいですが。。。日本人の勤勉の精神の向上に役立ちますか?
「誰かに何とかしてもらいたい」という依存心が、大きな政府を呼び込んでいるんですよ
「政府に何とかして欲しい」という気持ちが、政府の過剰な干渉を生んでいるのです
これは心理学でいうところの「政府に頼りたい、何とかして欲しい」
という国民の集合想念の集積が、政府による過剰な保護政策を呼び込んでいる、ということなんですよ
つまり、国民の考え方を変えない限り、政府による過剰な干渉主義は無くならないのです
いま、政府は「国民を管理したい」と思っているのですよ
これを変えるには、国民の側が「政府の援助などいらないから自由をよこせ」と言わないとダメなんです

人間の心理や精神性の重要性を理解しない経済学などそもそも無意味です

それではまた、With Savior !!

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