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中国共産党の長老派、アンチ習近平派の思惑は何か

2019-08-18 09:19:57 | 政治
中国共産党内部では、香港に対して強硬な姿勢を示すべきだとの強硬派が多数工作をやっているようです
その思惑の全てが推察できるわけではありませんが、おそらくはその多くが反習近平派による、”習近平引きずり下ろし”であるのでしょう
どうやら共産党内部でも、習近平は最終皇帝としての地位を固めつつあるようで、
権力者たちの中には、いつ自分が粛清されるかわからない立場にいる人が沢山いる、ということなのでしょうね

そうした反習近平派の人たちは、香港問題がこじれて、習近平氏が世界から非難され、窮地に立たされることが好ましいわけです
そうした構図が、香港問題をより複雑にしているといっていいでしょう

イギリスなどは香港市民に対する国籍の付与も具体化させつつあるようですし、台湾なども香港市民の受け入れを具体的に検討しています

世界は今、明らかに中国包囲網を築き、圧力を強めている状態です

ところで、我が日本はどうなのでしょうか?

相変わらず、中国を刺激しない、という姿勢が”基本的に”変わっていないようです
ヘタをすれば、追い込まれた中国に助け舟を出す可能性もあるんじゃないでしょうか?

私は今の日本政府に巣食う、”中国との貿易による利益第一主義”の考え方は、世界情勢を見誤っていると考えます
アメリカもイギリスも、いま間違いないことは、中国よりも香港民主化運動の側についているということです

いい加減、自国の経済を他国、特に中国のような一党独裁の共産主義国に依存することはやめるべきでしょう


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