公序良俗(コウジョリョウゾク)今どきこんな言葉は時代遅れで、
バカにされるぞ、と言われながらも新聞、雑誌などで
時たまお目にかかる。舌を噛みそうで発音もままならぬが、
それでも年輩者の口から出てくるところを見れば、
古くて新しい道徳のモノサシと言ってもいいだろう・・・
公序は公共の秩序、良俗は善良な風俗とでもいおうか、
人々が守らなければいけない公共のルール・・・・
乱してはいけない公共の秩序・・・
善良なしきたりや、風俗などいわゆる「良風美俗」これが社会の
基盤であるという立場から暮らしに重きをなしてきた。
世の中が様変わりして価値観が多様化し、人々の暮らし振りも、
多様化してきたためこれまでのルールやしきたりが、
崩れつつあり「何でもありの世の中に」なってしまった。
昨今のユーチュブの投函画像にはあきれるばかりのお粗末で、
表現の自由を盾に取って投函者はせせら笑うばかりである。
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