「ポイントカードお持ちですか」・・・コンビ二や書店やス-パのレジで・・
店員が客に声をかける・・・それに応じて客がカードを差し出す日常の光景だ。
会員した客はカードにポイントをためお得な買い物ができその履歴が記録される。
誰がいつどこで何を購入したかのデータは、客に合わせた仕入れや商品開発に活用でき、
会社が売り上げを伸ばす鍵になる・・客と会社の双方のメリットをもたらす、
システムの裏で、プライバシ-に関する重大な問題が発生している・・・
ポイントカード最大の大手「Tカード」の会員情報について、捜査当局が裁判所の令状を
とらずに運営会社に提供を要請し、会社はそれに応じているというのだ。
客の氏名や住所、ポイント履歴など個人情報が外部のチェックを経ずに捜査当局に渡っていた。
会員規約に記載されず会員は何も知らずに客にとってみては・・・
「自分の行動、趣味嗜好が国家権力に筒抜け」になるかも知れないということだ。
それがこっそり行われていた事には不信感を抱くほかない・・
Tカードの会員は、6700万人を超えるという・・それほど大量の個人情報が、
捜査機関の意のままに収集されうるとしたら空恐ろしい社会になったと震えが来る。
現金を持たないカード社会の裏事情、お互い十分気をつけましょう。