暮らしのなかで

ポメラニアンと共につぶやいています。

安部政権と財務省の戦い?

2023-02-23 17:22:44 | 暮らしの中で


2月8日に発売されいた【安部晋三回録】(中央公論新社社)読み進めていくと,故安部氏は財務省の方針に
真っ向こうから立ち向かっていたことが分かる、そこで岸田政権との大きな違いだ・・・

岸田文雄の本質とは、安部氏とは正反対の道を進んでいるという事であり、防衛費倍増の財源問題では、
岸田は、宮沢洋一ほか自民党内の財源再健派の振り付けで所得税・法人税・タバコ税・異次元の少子化対策は、
中身の議論をする前に消費税増税論が先行した・・安部氏のように増税を迫る財務省と戦うことが出来なく逆に
取り込まれれている‥・今の岸田文雄は財務省に寄り添った政策で防衛財源を名目に少子化対策問題の社会保障を
名分に消費税をやろうとしている。経済政策にまったく疎い岸田文雄を財務省は上手くコントロ-ルしている。

安部ブレ-ンの一人財務官僚出身の高橋洋一嘉悦大学教授は、岸田と安部氏の【戦う姿勢】の違いを指摘している。
安部内閣と菅内閣はコロナ対策で100兆円規模の予算を組みましたが、増税は一切しなかった財務省に対して・・
増税は一切認めないとの姿勢を貫いて黙らせた、しかし岸田政権は43兆円の防衛費増額くらいで増税を叫んでいる。
官僚OBの人事でも、安部氏は官僚の天下り規制に取り組んだのとは対照的に、岸田文雄は政府系の国際協力銀行の
総裁に林信光・元国税庁長官を就任させ、同省大物OB の天下り指定席を復活させている・・・
増税で得た国民の血税を、各省庁バラマキ予算の増額でホクホク顔の官僚が結論的にはムダ使に過ぎないだろう。

安部氏回顧録で、増税を食い止めるため政治生命を懸けて財務省と戦ってきた、だが、【安倍総理の思いを受け継ぐ】と、
語った岸田政権にその思いは伝わってはいない岸田の【聞く力】は増税を求める財務官僚の言葉だけに向けられ、
増税に苦しむ国民の声は聞こえないのだ・・安倍氏の権力行使に私も批判もしたが、官僚と戦っていたことには評価したい。


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