暮らしのなかで

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もし・100歳迄生きたら?

2024-05-15 04:21:38 | 暮らしの中で


100歳迄生きたら、60歳から繰り上げor75歳迄繰り下げで、老齢基礎年金の受給額にいくら差がでるか?
国民年金の老齢のための給付である老齢基礎年金は、受給資格期間「保険料納付済期間と保険料免除期間を合わせた期間」が10年以上ある方が、
原則65歳から受給できます…国民年金は居住する20歳から60歳未満のすべての人が加入しなければならない日本の公的年金で、原則40年(480ケ月)
国民年金保険料を支払うことで満額受給することができるのです・・・
老齢基礎年金は65歳から受給額は減額されますが最短60歳から月単位で繰り上げ受給を選択することが出来、希望すれば75歳まで繰り下げ受給が出来ます。

今回は100歳迄生きた方が、75歳から老齢基礎年金を繰り下げ受給した場合と、60歳から繰り上げ受給した場合、どれくらいの年金受給に差がつくか?
老齢基礎年金は希望すれば60歳から65歳になるまでの間に繰り上げ受給が出来ますが、請求時点に応じて年金が減額され、減額率は一生変わりません。
老齢基礎年金の繰り上げ受給した場合の受給額についての計算式は以下になります・・
減額=0.4%(昭和37年4月1日以前生まれは0.5%)×繰り上げ請求月から65歳に達する日の前月までの月数・繰り上げ老齢基礎年金=(基礎年金額×減額率)

60歳から老齢基礎年金を繰り上げ受給の場合、昭和37年4月1日以降生まれで65歳から受給すれば老齢基礎年金を満額受給できる方が、
60歳から老齢年金を、繰り上げした場合の受給額は以下の金額です・・
         0.4%×60ケ月=24%…(減額率)79万5.000円(令和5年度満額)―79万5.000円×24%=60万4200円(年額)
この先老齢基礎年金の満額が変わらない前提で、100歳の誕生日まで生きた場合の生涯の受給額は‥60万4200円×40年=2.416万8000円です。

75歳から老齢基礎年金を繰り下受給した場合・・・・・0.7%×120ケ月=84%(増額率)・・79万5.000円×84%=146万2800円(年額)・・・・
この先老齢基礎年金の満額が変わらない前提で、100歳の誕生日まで生きた場合の生涯の老齢基礎年金の受給額は、146万2.88円×25年=3.657万円

生涯年金受給額の差は75歳から老齢基礎年金を繰り下げ受給をした場合と、60歳から繰り上げ受給した場合の生涯年金受給額の差は,以下になります。
                  3657万円-2416万8.000円=1.240万2.000円・・・
このケ-スでは繰り下げ受給した方が、1200万円以上老齢基礎年金を多く受給できますが、60歳から75歳まで年金は1円も受給できません・
健康状態や年金以外の収入などを考慮して、いつから年金を受給するかを決めるとよいでしょう・・・・マネーの達人より・・



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