日本を含む多くの国では、65歳以上の人を高齢者としている、人口全体を占める
高齢者の割合を高齢化率と呼び、高齢化社会(14%--21%)超高齢社会(21%-以上)に区分。
日本の高齢者人口は1950年以降一貫して増加、2020年には3602万人となっている。
高齢化率も1950年の(4.9%)が、1970年の(7%)を超えて、1994年に(14%)を超え、
そして2007年には(21%)となり、驚くべことに世界で初めてのことである。
2020年の高齢化率は28.6%で、国民の約3.5人に1人が65歳以上となっている。
男女別に見ると、男性25.6%。女性31.5%となり男は4人に1人女性は3.2人に1人が
高齢者となっており、2042年の3935万人でピークに達し、その後減少に転じるとされている。
日本の高齢者は世界の中でも突出しており,前人未倒の経験を続けると予想されている。
少子化、高齢化とともに考えなければならないのが長寿化です【人生100年時代に入った】と、
言われ始めて久しいが100歳を超えた人が1世紀を生きた人を【センテナリアン】といい、
1963年には153人で、1981年に1000人を超え、1998年は1万人を2020年は8万人で
2040年にらは30.9万人と現在の4倍近くまで増加すると予想されている・・・
厚労省の試算では、2019年までに生まれた75歳まで生きる割合は女性が88.2%男75.8%で、
90歳迄の割合は女性51.1%。男性27.2%となっている女性の半分は90歳と予想・・
長寿は喜ばしいことだが、同時に様々な課題が突き付けられる・・例えば老後の生活資金だ・・
どう賄うのか個人にとって重要な課題とされる公的年金以外に2000万円と波紋を呼んだこともあり、
生活確保のためには働く期間を長くする必要もありで、高齢者に当てはまる問題ではなく、
【個人がどのように人生を設計していくのか❔】若い世代にも突き付けられた問題でもあろう。