暮らしのなかで

ポメラニアンと共につぶやいています。

三月・弥生です

2022-03-01 05:00:20 | 暮らしの中で


雛の間に 春風道をつくる 三月です。
二十四節気のうちの啓蟄(ケイチツ)は、三月六日頃、このころになると地中の虫たちが
冬眠から目覚めて地上に這い出してきます、都会ではなかなか気づかない春の足音、
小さな生命は,寒暖を繰り返す中で懸命に春を告げているのです。

【筆の花】は、土筆の別名、野原や土手に【筆】を思わせる風情で生えていることから、
古くこの名がつけられたもので、明るい春の陽ざしのなかに、新しい土の匂いをのせて
柔らかな風が吹くころ、冬の名残を一気にふるい落とすようにすくすくと伸びる土筆。
その小さな姿は建気な虫たちと同様・・・・
       春を待ちかねている私たちの気持ちを、軽やかに弾ませてくれます。

春の色濃く淡く 花の絵の具が描きます・・・・
タンポポ、スミレを皮切りに、菜の花、さくらと、春の花たちは南から北へと
咲き進んでゆきます・・それは、あたかも日本の白地図に、色とりどりの
花の絵の具で色を塗ってゆくかのように思え、次から次へといろいろな
花が咲き競う・・そんな春がたのしめるのは・・・・
             私たち日本人だけの贅沢かもしれません・・・


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