FUJISUZUKO

藤鈴呼

歪み雪

2023-02-11 12:08:07 | Weblog






我等の行く道はこちらですと
案内するかのように
地を示す 雪粒の塊

中臣鎌足を
なかとみのかたまりと
表現して笑っていた頃を思い出しては

薄く笑う暇も無い程に
人々は歩く事に必死だ

向かう先が何処なのかなどは気にせずに
唯だ歩を進める必要があるのだ

制限された時間の中で

例えば列車の扉にしがみつくために
例えばお局の顔色を 窺うために


踏みしめた道は 我だけのもの
昔 どんな風にはしゃいでいたのかだけは忘れた

アノラックとスノーブーツ
いや違う そんな洒落た名前じゃあなかったべ?

スノトレ、そうだよ、お前、もう少し
脳トレに励んだ方が良い、なんて声が響く

脳内幻想を抱きしめる手前で
雪中景色に埋もれているんだ


もう少し逸れても良いんじゃない?
真っ直ぐじゃあ なくったってサ

地を示す塊たちは笑っている
ほらまだ落ちないから大丈夫だよ

きっと重たいんだろうけど
皆で支えているから平気なんだよ

欄干の冷たさとは真逆の熱が我を包み
空を見上げた

久々のぼたん雪を 確かめるかのように
鳥たちのハミングが響いたからだ

雪粒の形が 一体何に見えるだなんて

空を見上げた頃を 思い出しながら
雲を見つめた瞳を 抱きしめながら

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大雪 着雪 そんな表示を
懐かしく眺めた相模原
昨日の昼過ぎは こんな状態でした。

ナナカマド、か どうかは 
何となく 赤い実があれば
南天か ナナカマドやろ? と 思うのが
難点では ありますが

紅い実と 深い緑の葉に添えた雪粒も いとをかし

紫の傘から 振り払う手前の結晶も 然りかな

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この冬は朝の最低気温が氷点下の予報になることが
当たり前のようになって来ました。

水道管が破裂しているアパートもあって、
大変そうです。

いつかの昼間に散歩中 何や路面が濡れちょる? と思ったら
階段から道路まで水浸しになっている

・・いや、もっとだ。
駐車場から歩道や道路まで水に覆われているので

見上げたら 二階の窓から 噴水状態なのね
逆側の玄関から 階段を伝って 水が降りて来ている

一体 部屋の中は どうなっているのかと
心配になりました。

一度、台所下の蛇腹菅を破裂させた時のことを
思い出しました。

晴れの日はまだ良いですが
雨かな、と思ったら 路面が濡れて凍結、なんて朝もあるかも知れません

今朝の凍結は どうだったでしょうか。

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