アラ卒寿のメモ帳

国民に役立つ、行政を改革するマイナンバー制度を考える。
今年は令和6年 平成36年 昭和99年 明治157年  

今朝の新聞、”診療・入院料引き上げへ”に驚くも

2017-12-04 00:57:15 | 日記
今朝の新聞、”診療・入院料引き上げへ”の見出しをみて驚くも、よく読めば、病院・診療所向けの診療報酬のことで、個人のの料金が上がるのではないことがわかり安心する。

見出しだけでは、また個人の医療費が上がるのかと思ったが、病院等の収入があがる話である。それで次の”薬価下げが財源”という見出しの意味がわかる。

これはまだ記事を読めばわかるので問題はないが、社会保障費の自然増抑制策で、年金の場合、年金保険の個人負担分・会社負担分がありながら、給付額全部を社会保障費とされていることが大いに疑問である。

障害年金は、特に若い時に始まった場合は、税金と他人の保険料の部分が殆どで、文字通り社会保障費だが、健常者の老齢年金は、長生きするかしないかで変わってくるが、約半分は、個人と会社の負担分が財源であると思う。

それを、全部を国が財源を担い給付しているかのような説明で終始するのはおかしいので、やむを得ない面もあるが、正しくないと思う。

それが、将来は年金財政が破綻するなど、無責任なことは言わないでほしい。毎月天引きされたお金はどこへ行ったと言いたい。政府は積立方式ではなく賦課方式だからそうなるというが、個人は賦課方式など頼んだ覚えがなく、そもそも、現役時代は誰も将来の年金ことなど会社に任せてひたすら仕事に夢中になっていたわけで、もらう段階になって、政府の一方的な論理で言われてもしょうがないと言いたい。誰かがユートピアなど箱ものに無駄遣いされて無くしたのではないですかと言いたい。近年では、GPIFの運用で逆に損失を重ねていないかの疑義がある。

国の予算が複式簿記ではなく、単年度決算である限り、その年の社会保険料収入も税収もごっちゃにして、対象者の年金を支給したり、GPIFで運用に使い、現金を一切残さない今のやりかた、年金資金が足らなくなったら、補正予算を組んで、国債発行で何とか切り抜けようとするやり方を変えない限り、問題は残るだろう。