アラ卒寿のメモ帳

国民に役立つ、行政を改革するマイナンバー制度を考える。
今年は令和6年 平成36年 昭和99年 明治157年  

小選挙区制は政権交代をしやすくするためなのに

2017-10-30 01:21:14 | 政治・経済
元首相の細川護熙氏が、朝日新聞10/25号のオピニオン欄に投稿している。

”小池さんが1年前の東京都議選に大勝できたのは、自民党に排除されたことを見て、有権者が味方になってくれたからです。今回自分が排除する側になって回ってしまって、これではうまくいくわけがない。おごりがもたらした結果でしょう。
日本新党を立ち上げた当時の状況を小池さんは、そばにいて見てたはずなのに生かされませんでした。

唯一の救いは枝野さんの立憲民主党が野党第一党の地位を得たことでしょう。この機に飛躍してもらいたい。

今回の自民党の勝利は、細川内閣で導入した小選挙区制によるもの。政権交代が実現するように小選挙区があってもいいが、比例区との比率は現在62%対38%。当初案は50%ずつだった。多様な民意を反映させるためにはやはりイーブンが適当で、できるだけ早く改正すべきです。”

政策、マニフェストがまったく語られなかった今回の選挙。
大宅映子氏は、”今回勝者はいません。未来の日本が敗者として刻まれた選挙です”と言っている。

小選挙区はおよそ2~30万票の得票数(有権者はその倍)なるように、行政地区を区分けしていて、一人を選出し、敗者復活のような仕組みの比例区がプラスされる制度である。

勝者の党の主要な人物は、”党のために選挙戦を戦っただけなのに、2位と大きな差をつけてるのに対し、敗者の党は、党の選挙に力を出し切り、地元の選挙に行けなかったと嘆くもののよう。今回の選挙はそれがはっきり出てしまった。
はたして短い選挙戦は誰のため何のためにやるものなのでしょうか。

ポスターなどの印刷代、選挙公報、政権放送の費用、また、棄権をなくすためのしかけを、行っても、低い投票率のままという、選挙管理委員会の費用などは税金の無駄遣いではないか。






横浜DeNAまさかのセリーグ優勝、3位から日本シリーズへ

2017-10-25 00:45:54 | プロ野球
横浜DeNA今日、広島との第5戦に勝利し、2敗のあと4連勝し、まさかのセリーグ優勝、3位から日本シリーズへと勝ち上がった。

かって、パリーグでは、ロッテが3位からの下克上を成し遂げたことがあったが、セリーグでは初めてである。
監督は元大リーガーでラミレス、横浜DeNAの選手から監督就任初年度3位、2年目おして、早くも優勝という立派な成績を挙げた。

横浜DeNAは以前、元巨人の中畑監督だけが目立つチームだった。去年今年は、ラミレス監督と4番の筒香選手が知られるチームではあるが、勉強不足で残念ながら他の選手は言われないと、知らない。そんなチームがシーズンで14.5ゲーム離れていた広島に4連勝して勝てるものでない。

投攻打揃った広島にそう勝てるものでない。それなのに勝ったのは、奇跡ともいえる。
今年は、あと日本シリーズを残すのみとなったが、今年はプロ野球だけでなく、学生野球、甲子園も、ホームランがよくでた、それも逆転やサヨナラなど、効果的な本塁打が目立ったとしであった。また記録も更新された。ボールが飛ぶようになったともいわれる。投手には気の毒だがこのほうが良い。

大リーグでは、田中将大の所属するヤンキースが昨日、アメリカンリーグ決定戦で第3勝4敗で惜しくも負けてしまった。しばらく、リーグ優勝の機会が訪れないと思うので、今年は残念である。


多摩大学のシンポジュウムが藤沢駅前みなパークで開催

2017-10-23 00:13:06 | 日記
10月20日、藤沢駅北口前、商工会館みなパーク6階ホールで、多摩大学グローバルスタディズ学部(湘南台駅)のシンポジュウムが開かれ、寺島実郎氏の講演があって聴講した。

寺島氏は今朝も6Chのサンデーモーニングに出演していたが、”時代認識と提言”で知られている。
示唆する話は多岐にわたり興味深かったが、注目すべきことをあげてみると、

・世界は今同時好況である。ブラジル、ロシアまでGDP前年比がプラスに転じた。

・米国は今、シリコンバレーの西海岸とトランプ氏率いるホワイトハウスの東海岸の対立となっている。

・アジア圏の経済規模は10年後に今の2倍になる。

・現金を使わない買い物が世界的に広がっている。

・休むことがいらないAIが人間の仕事を奪う。

・監視カメラ普及の社会には光と影がある。

分厚い資料集も併せて会費無料であり、昨年も参加したが、資料は差し替えられていた。



大型台風17号、衆議院選挙期日前投票の異変

2017-10-22 00:32:09 | 政治・経済
台風17号は925㍱の超大型にまで成長して、本土に迫っている。そのため明日22日に控えた衆議院議員選挙の期日前投票が、異例の政府の呼びかけもあって、異変を起こしている。
藤沢市役所前に長蛇の列、待ち時間が並んでから投票終了まで、夕方8時ごろでは50分かかって、締め切りの8時を超えても投票が済まない人が大勢いるとのこと。
選挙管理委員会の受け入れ態勢が読み間違いとなっている。明日の本投票はいつも空いているのに、期日前投票でさらに少なく成るであろう。

衆議院選挙はいつからか小選挙区制になって、比例区と選挙区の両立で行われる。
全国を北海道、東北、東京、北関東、南関東、北陸信越、東海、近畿、中国、四国、九州の11ブロックに分けられ、ブロックのなかに県ごとに決められた選挙区がある。藤沢市は寒川市と一緒で、神奈川県18選挙区の中の12区である。それぞれ1名の議員が選出される。

たった1名だから、大変である。従来の中選挙区制に比べて、苦労が報われるか、水の泡になるかがはっきり分かれるのだから厳しい。
そのため、比例区を設け、ブロックで党として得票数から算出して名簿の順位の上位から復活できる制度があって、惜敗率の高いひとが上にくるようになって、ややこしいことになっている。

選挙の動向も心配だが、プロ野球も大変、大リーグア・リーグの優勝決定シリーズは、ヤンキースが王手をかけたが、敗れたため最終の第7戦までもつれ、今日の試合で決まる。
一方、ナショナルリーグでは、第5戦に前田健太投手の力投で優勝が決まった。前日の第4戦ではダルビッシュが好投して王手をかけていた。
日本は、クライマックス、ファイナルSで、セパとも2勝2敗となり、実際の第4戦はパは内川の活躍で勝利王手をかけ、セは雨で流れて、今夜に持ち越された。

期日前投票は以前は不在者投票であったが、特別な理由がなくても、受けられるようになっていまでは選挙毎に利用者が増えている。


プロ野球CS、ファイナルS両チーム、監督の経歴は

2017-10-20 01:46:27 | プロ野球

プロ野球クライマックスシリーズ、ファイナルステージのセパ4チームの監督をおさらいしてみた。

先ずセリーグ首位の広島、緒方孝市(49)、高校を出て入団し広島一筋23年の外野手、広島の監督就任、昨年と今年リーグ2連覇の経歴

3位横浜、ラミレス(43)、大リーグ-ヤクルト-巨人-横浜の4番打者、2016年横浜の監督就任、1年目で3位CS進出、2年目の今年、同じ3位だったが、2位阪神を倒し、ファイナルステージ進出は出来すぎ。

パリーグ首位の福岡、工藤公康(54)、高校を出て、西武-ダイエー-巨人-横浜-西武、11度の日本一を経験、2015年監督就任の年にリーグ優勝に導く。

2位の東北楽天、梨田昌孝(64)、高校を出て、近鉄一筋、捕手として活躍、監督就任、日本ハムの監督就任2年目でリーグ優勝に導く。2016年東北の監督就任、2年目でリーグ優勝に導いた。

こうしてみると、4人とも監督就任後の年数が短いのに結果をだしておられる。

惜しくもCSのファーストステージで敗退した阪神の金本監督も、就任2年目で、最後まで広島と戦いリーグ2位の成績を残した。